「ミナミの帝王」と併せて読みたい





2016年7月27日
36巻まで購読済。
「ミナミの帝王」(好きです)と同じ題材だが、あちらは重く暗いテーマを気楽に読ませる「軽さ」が味になっている。
描写も大げさで、はったりが効いている。「そんなバカなー」と笑い飛ばせる点で、とてもマンガ的なマンガだ。
一方の「ウシジマくん」は重い。ひたすら重い。
「いるいる、こんな奴」ならまだいいが、エピソードによっては「自分も一歩間違えればこうなっていたかも…」と、背筋に冷たいものが走る瞬間も。
ただ、そういった面白さが、「ヤクザくん」編の前後から薄れてきてはいないか? エピソードが現実離れしてきているように思う。
闇金業者とヤクザの抗争を描かれても、「自分も一歩間違えればこうなっていたかも…」的な怖さは感じられない。
まだまだ描いていないネタ(社会の病巣)はあるはず。
ここからどう展開していくのか、楽しみに見守りたい。
「ミナミの帝王」(好きです)と同じ題材だが、あちらは重く暗いテーマを気楽に読ませる「軽さ」が味になっている。
描写も大げさで、はったりが効いている。「そんなバカなー」と笑い飛ばせる点で、とてもマンガ的なマンガだ。
一方の「ウシジマくん」は重い。ひたすら重い。
「いるいる、こんな奴」ならまだいいが、エピソードによっては「自分も一歩間違えればこうなっていたかも…」と、背筋に冷たいものが走る瞬間も。
ただ、そういった面白さが、「ヤクザくん」編の前後から薄れてきてはいないか? エピソードが現実離れしてきているように思う。
闇金業者とヤクザの抗争を描かれても、「自分も一歩間違えればこうなっていたかも…」的な怖さは感じられない。
まだまだ描いていないネタ(社会の病巣)はあるはず。
ここからどう展開していくのか、楽しみに見守りたい。

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