千年迷宮の七王子 Seven prince of the thousand years Labyrinth
」のレビュー

千年迷宮の七王子 Seven prince of the thousand years Labyrinth

花鶏ハルノ/相川有

4巻で完結

ネタバレ
2016年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ ようやく最終巻が読めたので、レビュー書きます。一応、4巻で完結ですが、あとがきに番外編が〜のようなことがチラリと書いてあっあので、もしかしたら、もう1巻でるかもしれません。

あらすじは、危険な仕掛けが張りめぐされた巨大な城に、7人の次期皇帝候補者が閉じ込められてしまいます。しかも、お城は何故か水没し始めるので、水から逃げながら謎を解き必死に出口を探していくお話です。その中で、皇帝候補の1人や、城の仕掛けに詳しい管理人が殺されているのを見つけてしまいます。犯人は候補者を全員殺して皇帝になるのではないか、それとも目的は他にあるのか、いったいこの中の誰が犯人なのか…。といった感じですが、あまり疑心暗鬼にならず、少し疑いつつも、お互い信頼しているので、意外に雰囲気が良いまま、お話が進みます。話が進むにつれ、みんなの、怪しいところも出てきたり。まさに、誰が犯人でも、おなしくない状況です。他の方のレビューにもありましたが、意外性や、どんでん返しは、最後までそんなになかったのです。キャラクターも魅力的で、全員男ですが、中性的な人が数名いるので、絵的には結構花がありました(笑)みんなそれぞれ、内に秘めているものがあり、カッコ良いですね。こういったお話は、生き残るのは誰なのかが凄く気になると思うので、ネタバレしちゃいますが。ちゃんと味方キャラは、ハッピーエンドを迎えてくれるので、安心して読んで大丈夫です。
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