大人こそ読むべき





2016年10月22日
設定やストーリーは壮大なSF映画のようです。真面目に描写したら凄く残酷になりそうなシーンもありますが、そこをそうさせない作者の力量がすばらしい。
人間の性を扱った作品の場合、大抵は都合のいい空想上の設定にいかにリアルを盛り込むかという感じですが、徳弘先生は男性・女性側の枠を越えて真正面から挑んでいる気がする。
なので、読者はキャラクターの恋愛が成就するかどうかということとは別に、人を愛することや、そもそも性とは何かということを考えさせられるのでは、と思います。
人間の性を扱った作品の場合、大抵は都合のいい空想上の設定にいかにリアルを盛り込むかという感じですが、徳弘先生は男性・女性側の枠を越えて真正面から挑んでいる気がする。
なので、読者はキャラクターの恋愛が成就するかどうかということとは別に、人を愛することや、そもそも性とは何かということを考えさせられるのでは、と思います。

いいねしたユーザ3人