このレビューはネタバレを含みます▼
表題作と短編2作品入り。『ファイナルチャプター』はアンソロの【背徳BL】でレビュー済なので割愛。『ルアーノート』は同じ職場の後輩(ノンケ)×先輩(ゲイ)の話。先輩はノンケの親友にずっと片想い、でもその親友が彼女と入籍したので失恋。失恋のショックで悪酔いして終電を逃し、後輩の家に行き介抱してもらう。その時後輩が付けていた香水が親友が以前使っていた物と同じだった為、匂いに流されて今まで親友に秘めていた気持ちを後輩に明かし、そのままキスしてしまい…流れ的には良くあるパターンです。最後はくっつかないまま終わりました。切なさは伝わるけど、後輩がいい奴過ぎて出来過ぎな感じもしました😔表題作の『雪解けの恋』は生徒(ノンケ)×先生(ゲイ)の話。短編2作品と比べて攻が高校生なので癒されました。男の先生に惚れちゃった!?どうしよう!!ってワンコみたいで可愛い。でも先生みたいに同性しか愛せない方の救い方は難しいなと考えさせられました。明かしてないだけでもしかしたら身近に居るかもしれないし😩何年後かは分からないけど、過去に傷付いた人は巡り巡って運命の人と出会えるんですね😃フィクションだとしてもステキじゃないですか✨エロさは少なめですが、読ませるBLが好きな方は是非お読み下さい。