このレビューはネタバレを含みます▼
この漫画は初めて読んだときは自分も一卵性双子で生まれたばかりに起きた悲劇だと思っていた。でも自分自身(二卵性でも)双子に生まれ育った経験からしてみれば今読み返すと単にクレアが子供なまま思春期を迎えてしまったことで起きた自業自得としか思えません。
エバは「命を懸けたロシアンルーレット」に負けたとはいえ、負けたことでしゅういや相手の気持ちを思いやることに気づいた。
しかしながらエバの振る舞いは自分のオモウママニならなければ気が済まないただのだだっ子だ。
初恋のレインへの失恋から起こした行動もその後招いたクレアの人格崩壊も彼女のわがままさ、傲慢さが招いた自業自得によるもの。ごうまんなクレアが自分の事をあれほど憎んでいたエバと思い込んでしまう。これは傲慢なクレアに神が与えた大きな罰なのだろう