逃げるは恥だが役に立つ
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逃げるは恥だが役に立つ

海野つなみ

人に求めること、人に求められること

ネタバレ
2017年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公みくりは、社会から必要とされたい、人に認められたい、と思い、その証しとして自分の提供出来るものには対価を求める。でも、提供される側は各々で対価に関する価値観が異なり、主人公を悩ませる。…どこからが仕事でどこからが仕事じゃないのか。恋人や友達、家族は情で繋がっているから、対価は求められないの…?日常で誰もが感じたことのある、違和感の正体を見事に暴き出した作品でとても面白い。
ただ、みくりと平匡さんがうまくいきはじめてからが、ぎこちなさすぎて、見てて痛々しく感じてしまい、星4で。
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