このレビューはネタバレを含みます▼
少しづつ攻めを好きになりその中で切ない思いをする受けに胸を締め付けられます。ストーリーラストは絵で表現が主になっており駆け足の印象があるので、切ない想いをした受けを思うとラブラブな二人を見たくて消化不良をおこすかもしれません。電子版と書籍通常版だと見られませんが書籍2の初回特典に攻め視点の交際1年後のラブラブな二人のssが付いていました。これを漫画化してくれとまでは望みませんが電子にもつけて頂きたい!最後ラブラブな二人を見られたらもっと読後の満足感は上がると思います。因みに他の方のレビューにもありますが小説「リバーズエンド」の他に「HOLLY MIX 」という複数の作家さんの番外で構成されている小説に「end roll」という短篇があります。「end roll 」は十亀と万が出会ってから十年後のお話しなのですが、ここまで読むとお話の完結に立ち会えますよ!十亀の過去と孤独それ故の万とのすれ違いなど切ないで埋め尽くされてるように思えますが番外などを含めればそんなことはありません。ストーリーの流れとしては「リバーズエンド」→「キャッスルマンゴー」→「good bless you(小説リバーズエンド集録)」→「end roll」という流れになっています。最後まで辿ると幸せな二人にほっこりとします。