きみはぺット
」のレビュー

きみはぺット

小川彌生

ペットじゃないとダメなもの

ネタバレ
2017年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公はバリキャリ。一見すると完璧。
実際は社内でも好きな人の前でもいつも肩肘ピーンでガチガチに力が入ってる女性。
そんな女性が「癒される」のは、恋人じゃなくてペット(人間だが)……
という設定は非常に面白かったです。

まあでも、妄想だよねー。
漫画なので、イケメンペットの年下君は(夢追い人でこそあれど)人間的に良い子で、
主人公を本気で愛しく思い、だからこそ手を出さない。
現実にこんなペットいたところで、クズのヒモで夢追い人を自称しつつ努力もせず、
女と母ちゃんの金で遊び呆けてヘラヘラし、責任とる気も能力もない癖にやるこたやってるクズオブクズですよねー。
この年齢の男女が(しかも男が女に恋愛感情抱いてる状態で)ずっと同居してて何もないってのはなあ、、
リアリティはないけど現実逃避妄想として突き抜けてる訳でもないのでハマりきれませんでした。

やることやっちゃったら主人公はただの二股ビッチで、読者から盛大に嫌われちゃうから仕方ないんでしょうが、、
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