高台家の人々
」のレビュー

高台家の人々

森本梢子

ファンタジーで終わらない

2017年2月24日
自分でもびっくりする位ウケてしまった(笑)こんなの思い付く作家さんの頭ん中、どうなってんだろ・・。
そうしてさんざん笑った後に、じんわりと温かい気持ちになってくる。見た目は冴えない木絵ちゃんの、実は強くて清らかな内面。他人の考えが読める「テレパス」が作品の重要なキーなんだけれど、それを通して『人の心の美しさ』がさりげなく・嫌みなく表現されている所に、本作の奥深さがある気がしました。
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