このレビューはネタバレを含みます▼
2番目に小さい文字で279ページでした。この本は作者買いでしたが、ずっと前から読みたいと思いながら後回しにしていました。武術をたしなむ姫…って、私が嫌いな“気の強い系ヒロイン”じゃないかと不安でしたが大丈夫!とてもいじらしくて可愛かったです。それに本人は気づいていないけど美少女です♡。ヒーローは寛容で人間出来ててイケメンで賢いし強い、と、文句ないスーパーマンタイプです。ですが、ヒーローもヒロインも意外にお互いの兄と姉が良すぎて劣等感を持っていたりします。昔に2人は出会っていて、ヒロインは幼かったので忘れてしまっていますがヒーローはその時からずっとヒロインに一途。読み終えると、ヒーローの純愛ストーリーっていう感じかな?。もちろんヒロインの嫌味じゃない程度のお転婆さんが功を奏して、ヒーローをちょいちょい助ける所も素敵です。ヒロイン、それでいて『出過ぎたマネをしてしまった』と、しおらしくなったり落ち込んでしまったりして結構内心はしおらしくて可憐です。政略結婚になるのか人質になるのか…最初はたった一人で嫁がされた気の毒なヒロインですが、ヒーローにすごく愛されて幸せだし、ヒーローは積年の思いを叶えられて嬉しいだろうし…お腹いっぱいご馳走様!のストーリーでした♡