このレビューはネタバレを含みます▼
私はSHOOWAさんのシリアスものが大好きで、
収録されている5作品のうち「月影」と「逃げ水」に文句なく★5(以上)。
哀愁?切なさ?憂い?
なんて言葉で表現したらよいか分からないのですが、
主人公の人生に胸がきゅーんと締め付けられます。
全部読み終わった後に、もう一度「逃げ水」の冒頭
「私の愛を語ろうか」「私に残るきらめきや苦しみは全て私の思い出なのだから」
を読むとそのセリフの意味が染み込んで堪りません。
最後、最期の表情と子供の頃の表情がほほえんでいるのになんとも言えない安堵を感じます。
ホモ連戦隊は★3
罪隠しは★4
ジュグリノ・ジュグノは★3と4の間くらいです。
全部まとめると★4くらいなのですが、表題作推したいので★5で。
総195ページ。