ネタバレ・感想あり月影のレビュー

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さすが、シリアスも凄い
2020年9月22日
月影と冷や水、心に迫りました。惹き付けてやまない主人公と、愛ある人々、綺麗な絵、貧しく苦しい時代背景で描かれる物語。まるで長編のような読後感です。他の短編もそれぞれ違ったニュアンスで面白いです。
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月影と逃げ水、切ない愛と人生
2022年7月1日
表題の「月影」と巻末の「逃げ水」が続きになっており、1人の男性の切ない愛と生き方が切々と描かれて心が抉られました。
しかし、その間に真逆なテイストのエロギャグ短編などが3本入っていて、目が点になりました(笑)
掲載の順番が謎でしたが、私はどちらも大好きです。
幸せだったと思う
2020年8月2日
辛い生い立ちだったけれど、その時々で自分を愛してくれる人に出会え、清人の人生は幸せだったのではないかと思う。正直、そう思わないと辛い。不幸な子供達がいない世の中になって欲しいと、心から思う作品。作者に感謝。
ものすごい1冊…??
2023年2月19日
泣いた。語彙喪失?
レビューで怖気付いてしまい、買ってから読むまでに勇気と精神力の準備が必要でした。心して本日読破。表題作と連作の最終録作品はBLという枠を飛び越えています。色々えぐられました。
それでも、読めて良かった1冊となります。
同録の他短編と振り幅があり過ぎて驚きます?
月影と逃げ水は最高に良かった
2021年9月16日
巻頭の月影と巻末の逃げ水は連作でどちらもしみじみと良いです。愛があります。間の単話はガチャガチャしていて、いらん。ハマれず読みきれなかった。でも月影と逃げ水が素晴らしいので星は5つ。なぜこの2作だけで一冊にしないのか謎です。好きな作品ベスト3の一つです。
心に響く大人BL。1話と5話は繋がってます
2024年5月19日
切なさが凝縮された表題作。
生まれた境遇により辛いところもあるけれど、得られることもあった人生。
胸が熱くなります。
他3篇はサクッとです。
絵の雰囲気のせいか大人BLかな。
どれも独特なので試し読みして合う方はぜひ。

ストーリー◎
心理描写◎
画力◯
キャラ◎
エロ◯白抜き。逢瀬って良いですね。
読む順番さえ間違わなければ
2017年3月27日
月影~逃げ水で読んで下さい!その後、罪隠しは続けて読んでも大丈夫だと思います。
でも、それ以外の2話は別の日に読んで下さい!
これが、私のオススメのこの本を1冊ちゃんと堪能する読み方です。
特に月影~はゆっくりと余韻が残せるような日が良いですね。清人という人の一生が短編映画のように詰まっていますから。
短編集
ネタバレ
2021年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ トータル5話の短編集ですが、月影と月影の続編の逃げ水の2話が衝撃すぎて悲しすぎて他3話はギャグのようなので読んでません…そのうち読もうかな。2話だけで一冊にして欲しかったです。悲しいけれどとてもいいお話。愛を知っては終わり、知っては終わり…時代が時代なのでと納得はしつつも泣けるっ!!
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人の一生
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 波瀾万丈の生涯。主人公にとっては浮き沈みがあり、色んな愛や悲しみがせめぎ合っているのですが、あえて淡々と進むストーリーがとても美しかった。
途中にギャグでえっちな別のお話が入っているのに、最初はその温度差にかなりびっくりしたけれど、箸休めな感じがして今は愛おしささえ感じます。
脳裏に焼き付く
2017年2月2日
一度しか読んでいない。読めない。強烈に残る、主人公の受けが最初の恋を諦めた時に、布団に突っ伏して泣いたシーンの衝撃度。ここまで感情移入したのは初めて。この作品だけは二度と読まないだろう。読んだのは結構前なのに、そのくらい鮮烈な印象を与えてしまうSHOOWA先生は神です。
表題が面白すぎた。
2024年8月4日
表題の最初と最後が本当に面白かった。間の話はよく分からなかった(笑)人の一生ってすごいなと感じたし、色んな愛を知って強く生き抜いた清人に惚れた。出会いも別れも清人の人生に大きな意味を与えてくれていた。愛を知って受け継がれていく終わり方がすごく良いと思った。
胸が痛い?
ネタバレ
2020年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ SHOOWA先生の作品は読み終わってからが長いです。いつまでも余韻が消えません。お馬鹿なキャラが愛おしい。もちろんシリアスキャラも素敵です。清人は、不幸な生い立ちにもかかわらず、腐らずに生きる姿が美しく、とても優しい。ありがとうごさいました。
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ものすごく
ネタバレ
2017年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ せつなくて涙がでました。
清人は過酷な人生を歩むけど
いつも救いがある。
絵も美しくてストーリーも
いいのに、ギャグ回の順番が(笑)

シリアスは余韻残りまくり
なのに、ギャグ回は余韻が一切ない
感じが好きでした(*´ω`*)
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涙なしには...
2019年1月4日
表題作と巻末の逃げ水。素晴らしいです。大切な人々との出会いと別れを経て生き抜き、人として誠実に生きた末の穏やかな晩年...涙ながらに読みました。間に落差の激しい3編があります。これも引っ括めてのSHOOWA先生ってことで。
あぁ切ない?✨
2015年9月8日
表題作はかなり切ない内容になってます?
すごく上手な作者さんなので切なさハンパないですが間の戦隊物が明るいギャグ物なので気持ちを建て直してちょうど良い感じでした?
BLだけど深い内容☘心に残ります?
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やばい切なすぎて泣く。
2021年10月19日
映画のような、ほんとに涙涙で読みながらも、途中ギャク漫画がぶちこまれてて笑わせられたり、さすがこの流れもSHOOWA先生。シリアスとアホの振り幅が異次元。好きです笑。さすが天才です。
雪の降る日に
ネタバレ
2026年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ いくつかの 短編作品をまとめたような内容になったり そこが勝てなく話があり ほろ苦いような内容があってそこは仕方ないかもしれませんが 概ね 胸がキュッとなるような雰囲気 ありとても良かったと感じられましたね。こういう感じの BL を好きなので楽しめました
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月影 逃げ水
2026年1月5日
今よりも 過酷な時代を 自分の意思ではないところで 運命に 翻弄される主人公清人があまりに悲しく 切なく 儚い…結局 彼が望む幸せは 彼を置き去りにするが 彼は愛した人たちの想い出とともに生きてゆく…涙が自然とあふれて 切なく悲しく儚い気持ちで胸が締め付けられた 名作である
ある男の一生
2021年12月19日
表題作は1人の男が生まれてから死ぬまでのお話。
戦前、戦中、戦後を生き、人を愛し愛された清人。
初めて愛した人に言われた「死んではいけない」を律儀に守る。
尻に突っ込んだらBLが定義ならBLですが、BLではない気もします。
シリアスなため読者を選ぶかもしれません。
一方、いくつかある短編はまごうことなきBLです。笑
出会いと別れのコントラストがお好きな方にお勧めします。
秀逸
ネタバレ
2021年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作品と「逃げ水」は秀逸です。間に入った三作品のうち、二つはギャグ漫画。表題作と「逃げ水」とこのギャグ漫画とのギャップは、ものすごくあります。まずは、最初と最後を読んでしみじみして、別の日に残り三作品を読むことをおすすめします。気持ち的に表題作と「逃げ水」は星5つ、残りは星3つです。ストーリを読まずに読んでください。余韻に浸れます。
短編集
ネタバレ
2023年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出来れば月影と逃げ水だけの2作品で1冊作って欲しかったです。切ないなぁ。月影では廊で身体を売り見受けされる前に最初で最後好きな人と…。逃げ水ではその後の人生、最後は女の人と⁈って思いましたが、赤子から亡くなるまでの人生を濃厚で完結に見せて頂きました。
よかった~
2016年6月5日
イベリコ豚のファンだったので、表題作にかなりびっくりw
つい購入して読んでしまった。
表題作と最後の作品はかなり泣ける!すごくいい!
他の方のレビューにもありましたが、1冊まるまる書いてほしいくらい良かった。
でも間の作品も、イベリコ豚から流れてきた私には面白く読めてコレはコレで・・・w
でも面白さはイベリコ豚には負けるかな~?w
作者さんからは地球愛を感じる?
泣いた…
2021年2月12日
お安くなってたので久しぶりに購入し読みました。やっぱり表題作は泣けます。過酷な時代背景の中、それでもたくさんの愛を知った清人、決して辛いぼかりではなかったその人生が丁寧に綴られています。SHOOWA先生の綺麗すぎない、でも雰囲気ある絵がすごく物語に合ってます。
同時収録作品はかなり笑える系ですが、私は好きでした。先生の作品の振り幅の凄さを改めて感じます。
初めて漫画で泣きました
2015年4月10日
BL初心者なので、この月影がBLとしてどうかは分かりませんが…
何度読んでも涙がこみ上げて来ます。
ずしんと心に残りました。
shoowaさんの他作品も読みましたがコメディー物と月影のギャップが凄すぎてもう何というか…こんな漫画家さん居たんだ!と感動してしまいました。
続編の逃げ水も良かったですが私は先生と清人のお話が好き過ぎました。
いろいろな愛のかたち
2021年2月12日
こんなにも泣いた短編ははじめて。BLだけに留まらない、主人公が出会ってきたいろいろな愛の形のお話。1番初めの表題作と最後の短編が繋がったお話になっています。切ないけれど決して悲しくはない、こんな愛の形もあるんだなぁと胸がギュッとして涙が出てくる、余韻の素敵なお話でした。間に別の短編も入っていますが、何よりこの2作品がとてもとても好きです。
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気軽に読めない、1度しか読んでいません
2019年8月4日
物凄い本を読んでしまったかのような、衝撃を受けました。
表題は小説のような、淡々とした、1人の人生についての作品です。
もう大人になった今だからこそ、読めてよかったです。
人間、誰にだってそれぞれのドラマがあるんでしょうね。
読み手によっては、ふーん?位なお話なのかもしれませんが。
同時収録は、180度違う明るい作品です。
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感想
ネタバレ
2017年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ SHOOWAさんの本、初めて読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
表題作がとっても好きです。一途は素敵だけど、どうしようもならない時は、新しい愛を見つけて生きていけばいいよね、初めて好きになった人と結ばれたら素敵だけど。
愛し合ってても引き裂かれる苦しさと、その次にある新しい出会い。悲しいけれど、前向きな作品でした。
振り幅のある作者さん
2021年6月13日
表題作はここ最近読んだBLの中で一番グッと来た作品です。もう表紙からエモエモでたまらん、切ない、苦しい… ハピエンよりもこういう切ないのが余韻も後の印象も強く残るんだな~。しばらく切なさに浸りたいところが、中の3つの作風の違った話を読んで一気に涙が引きます。笑 同じ作者様が書いたの?レベルにギャグが振り切ってます。
感動した!
2017年9月17日
レビューを参考にし、月影と逃げ水しかまだ読んでいませんが。
泣けましたね。
今よりも生きることが大変だった時代で、壮絶な出来事がいくつもありますが、人生の中にはたくさんの愛が溢れているんですね。

普段は一つのカップルが強く想い合うような話が好きなのですが、
いろいろな愛の形があるんだなぁと、新しい感覚でした。
「月影」と「逃げ水」のみ購入
2017年1月18日
「月影」のその後のお話が「逃げ水」で、主人公の不憫な身の上から時代背景等、好きだけれどどうにもならない切なさがキュンとします。最後の終わり方も良かった。読後余韻が残ります。
泣かないわけがない!
ネタバレ
2023年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 振り幅があるコミックス。表題作品の切なさと叙情的な作風に心はしっとりと。清人の人生は切ないけれども、先生や伊藤さん、山口くん、安藤さん。彼らの愛を受けて生きる事ができた。都度、新しい愛を知って生きる。逃げ水ってタイトルも、切ないけれども良く表されてます。繰り返し読みたい作品です。そのほかも独特の魅力があって、クセになる作家様です。
なぜ?
2017年11月3日
他の方のレビューにもありましたが、表題作と続編が良すぎるので、他の短編が楽しめない(ー ー;)
SHOOWA先生の作品は、短編よりのギャグが楽しくて好きですが、珍しくしっとりとした素敵な作品なので、表題作と続編をもう少し長くして、1冊にして欲しかったなー
素敵
ネタバレ
2026年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集かなりテイストに違う作品が どバ と入っているので 本当に才能の高さを感じる おバカな 楽しい 作品も しんみりした作品もどっちも本当に良い
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SHOOWA先生のシリアス
2020年8月2日
表題作「月影」「逃げ水」が同じ主人公です。ひとりの人間の人生のお話でした。SHOOWA先生はギャグも面白いですが、シリアスはもっと面白い!!
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これは凄い、、、
2023年3月2日
5作品収録されていて、初めの表題作と、最後の逃げ水が繋がっているのですが、、、
語彙力無くします。
時代背景も手伝って、BLというか清人の生涯を追うヒューマンドラマ。
先生の一言があったからこそ清人が天寿を全うするまで生きれた。色んな愛の形がありますね。
しんどかったけど名作です。深い。
欲を言うなら、もう少しページ数を増やして頂き、繋げて回収して欲しいエピソードとがありました。
嗚咽。
2021年10月11日
表題作、月影と最後の逃げ水は涙無くしては読めない。
特に月影は、読みながら嗚咽してしまった。
なんて、切ないお話。
このレビューを書きながらも思い出すと涙が出るほどに。
shoowa先生のお話はギャグの多いものでもどこか切なさがあります。
でも、この一冊は振り幅が大きすぎる。
他のお話も、エロありギャグあり。
でも、どこか胸がギュッと掴まれるような。
読んで良かった。
天才だ。
ネタバレ
2020年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品の降り幅とか、ストーリーの内容だとか、キャラクター云々とかじゃなくて。天才なんだろうなぁって思う。素晴らしい作家さんは本当にたくさんいらっしゃるし、大好きな作家さんもたくさんいらっしゃりますが、それを越えてくる作家さんの1人です。今は残念ながら、ご病気の関係で絵を描きにくい状況にありますが、少しでも先生の作品を長く読むことが出来たらと願っています。先生の作品は唯一無二です。
今さっき読み返したんだけどまじ号泣
2021年11月19日
嗚咽。涙でうまく文字読めんくなりましたがホントに苦しくて切なくて。でも確かにそこに愛はあって。清人のお話『月影』『逃げ水』ありますが涙なしには読めません。合間にギャグ全快なお話、ちょっと拗れた?関係のヤクザ家系のお話、異世界な感じのお話(密輸入?みたいな。ワタシはこの話も好きでしたよ)ありますが『月影』と『逃げ水』がとてつもなく胸にくるので合間3話で少休憩ができて良かったです。はぁ、、、泣いた、、、うう。。。鳴き
愛の形は様々
2018年12月20日
趣の異なる五つの短編はユニークな三つのお話をシリアスな二つのお話で挟み込む形。愛の形は様々だなぁと感じます。面白い要素もたっぷりですが、やはり最初と最後の短編「月影」と「逃げ水」は秀逸。過酷な運命も受け入れて前に進む主人公の姿はとても切ないけれど、彼が知ってゆく愛の形には救いがあります。心に響く素敵な表現も作中にあって、シンプルな描写と合わせて魅せられました。じんわりとあたたかい涙が浮かぶ作品です。
素晴らしい作品
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者さんです。
レビューで皆様が書かれている「月影」と「逃げ水」の順で読みました。
廓の前に捨てられ、14歳からは男娼として客を取らされるようになった清人の一生のお話。
先生との恋と別れ、大学の友人の山口との恋と別れには胸が痛みました。
切ないお話ですが愛し愛された時間がある清人は決して不幸ではなかったと思います。
最期のシーンが印象的で読後色々想像が浮かんできました。
買って損はなし
2015年8月12日
他の方のレビューとキャンペーンだったこともあり購入しました。
短編のシリーズが1冊になったような、一人の人物が軸になったストーリーでした。
映画やドラマを観たような、キレイな作品だなと思いました。
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最初と最後
2022年12月9日
全部で5話入ってます。
その内『月影』と『逃げ水』が繋がった話です。
悲しさと笑いの話が交互に入った感じです。
メインはやっぱり最初と最後ですかね。
人間て、やっぱり強い生き物ですね。
泣いた。
2019年2月15日
短編集。表題作、逃げ水は、10にしても足りない!初読みで泣いて、読み返して再度泣き、時間経過して読んでも泣ける作品。他の作品は、世界観が独特。
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表題作がえげつなく素晴らしい
2024年1月7日
BL史に残る永遠の名作と表現されてる方がいらっしゃいますが、本当にその通りだと強く思います。

一話目が表題作、短編がいくつか入って最後に一話目の続きとなってます。
短編が全て先生ワールド全開でついていけない箇所もいくつかありましたが(ごめんなさい)表題作がえげつなく素晴らしすぎて、買って良かったと心底思っています。
たった数十ページなのに、長編映画を見たくらいの読後感でした。愛の表現の幅広さが素晴らしく、どんな人が読んでも、心に染み渡る何かがあるんじゃないかと思います。切なさの中に見える愛も欲も悲しみもとても素敵でした。
引きずる…
2021年2月17日
イベリコシリーズが好きで作者様買いです。
短編5話入ってますが、皆さんのレビューを参考に最初の「月影」、途中飛ばして最後の「冷や水」をまず続けて読みました。
もう涙、涙です。過酷な時代背景のもと主人公の清人が、つらい境遇にありながらも良き人々との巡り合わせのなか、様々な愛を知り懸命に生きていく。
愛の形は1つでなく、いく通りもあるのですね。
読み終えた後、しばらく余韻に浸りました。
他の3話はまた全く色の違うお話ですが(ギャグ感強めとか)私は楽しめました。
月影と冷や水の2話だけでも☆5に感じました。
よかった
2014年12月2日
ずっと気になっていた月影・・・表題作とその続編の逃げ水を読みました。切ないけど良い読後感。幼い頃郭で拾われた男の生涯の話でした。愛した人と結ばれるんだけど結局みんな離れてく・・・最終的に穏やかな(たぶん)ハッピーエンドだと思います。
個人的には最初の先生との話が一番好きです。SHOOWAさんはこういう雰囲気のある映画みたいな話がとても合いますね。他の短編は読んでません(他サイトで評判良くなかったので汗)ポイントに余裕があれば読んでみたいです。
胸が痛くなるけどいい
2021年10月17日
フォローしてる方々が絶賛されるのも納得…。『月影』『逃げ水』続けて読みました。も〜どうすることも出来ない運命、悲しくて辛い、生きる意味を失っても、愛する人を失ってもまた新しい幸せがあって成長し大人になって、お爺ちゃんになって。清人の人生を振り返ると、これが生きるってことなのかな、人生ってこういうことなのかな…って。時代も環境も全く違えど今の時代にも通ずるものがある気がします。やっぱり人生って愛こそすべて。
素晴らしい作品に出会えて感謝です。
間の短編集は箸休めでしょうか^_^;流石です…
BLだけにとどまらない愛のお話
2021年2月7日
他の方のレビューを参考に表題作と逃げ水だけを読みました。BLというよりは文芸寄りのお話。雪の日に廓の前に捨てられ拾われ、男娼となった清人の切なくも愛に包まれた人生のお話。読んでいて辛いシーンが多いし戦時下の場面では目を逸らしたくなる絵もありましたが、BLでそこまで描き切った作者の信念のようなものを感じました。清人は愛する人々を涙で見送りながらも、最後は家族の愛を知り、幸せに旅立ったのだろうと思えるラストが救いです。他のお話はギャグらしいので、そのうちに気が向いたら読もうかな。
名作!
2016年1月4日
所々に入るギャグ短編は置いておいて、表題作関連は秀逸。人の純愛について描いており絵柄が一層切なさをひきたてている。
短編集
ネタバレ
2019年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5話入ってます。
表題作『月影』の続きが『逃げ水』です。その2話が凄く良かったです。
捨て子だった清人が女郎に拾われ、運命に翻弄されながらも愛を見つけていく、と言う感じのお話しです。
清人に、私の幸せは私を嫌うようだと感じさせる運命が悲しかった。
ラスト、求めたものが手に入らなくても幸福になれるし、愛にも色んな形があるなぁと思い、感慨深かったです。
きっと愛を知らない人生より幸せだったでしょうね。

他3話は、うって変わっておバカ系。
表題作!!
2023年8月10日
何はなくとも表題作、、、映画を観た様なとてつもない余韻が残りました。“月影”→短編いくつか→“逃げ水”(月影の続き)で入ってます。“月影”を読んで浅はかながら、医者の先生とのドラマチックな続きがあるかな、なんて思っていたんですね。そうではなく、清人を普通の人間として描ききっているからこんなに胸を打つのかな。彼を通り過ぎていったたくさんの愛情。そして彼も注いだであろう愛情。色々な愛情の形があって、込み上げる物がありました。ラストも本当に素敵。この間に入ってる短編いくつかは全部テイストが違って、作者様の振り幅にビックリ。読了後、雰囲気ある表紙を見てまた胸がギュッとしました。購入して良かったです。
BLというより文学的な人間ドラマ
ネタバレ
2023年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月影と続編の逃げ水についてのレビューです。
この作品は捨て子だった主人公の清人が廓のお姉様たちによって命を救われ、辛い経験をしながらも初恋の相手だった妻子ある先生との儚い愛、見受けしてくれた養父の包み込むような愛、医学生の同級生と育んだ束の間の愛、女中だった女性との結婚によって手に入れた家族愛などさまざまな愛の形を知り、最終的には孫にも恵まれて臨終を迎えるまでの物語です。
BLにありがちなご都合主義のハッピーエンドはありません。
特に月影の終盤での先生との一夜限りの逢瀬の場面は切なすぎて胸がえぐられる思いでした。
そんなに遠くない昔のあの時代にこの主人公と同じような人生を送った人たちが本当にいたのではないかと思わせる、リアリティのある作品なだけに切なくて切なくて読後の余韻が凄いです。
絵柄が儚げな清人の物語とマッチしており淡々と話が進むこの短編2話でこれほどまでのインパクトを残す作品を作り上げた作者様は素晴らしいと思いました。
読後はちょっとしんどいけれど少しでも多くの方に読んでもらいたい作品です。
様々な愛のカタチに支えられる人生
ネタバレ
2023年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題は、真冬の夜に廓の前に捨てられていた男の子が女郎たちに育てられ、運命に振り回されながらたくさんの愛を知っていくお話。表題二部作含む5編の短編集です。
「月影」と「逃げ水」の二部作がとにかく素晴らしいです。この時代のどうしようもない立場や切なさを背景に、運命に翻弄されるしかない生き方の中で様々な人に色々なカタチの愛をもらって諦めずに生き抜く清人の人生が本当に尊いです。
辛いことがあっても必ず愛の手を差し伸べてくれる人が現れ、清人の心の支えになっていく。でもいつも幸せな日常は長く続かず、どん底に突き落とされる。そんなことを繰り返しながら、たくさんの人の愛と生きろという願いが自分の中に積もり積もって人生を全うする。彼の生き方が、周りの人の愛が、強く切なく心に響きました。幸せな時間より若い頃の辛く苦しい時間の方が、彼の心を揺さぶり鮮明な記憶として残っているかもしれませんが、人生を終える時の笑みで全てが昇華された気がします。心に刺さり、心に響き、心に残る素敵なお話だと思いました。
間の短編3つは世界観もテンションも全く正反対のお話。箸休めとして好みは分かれると思いますが、作者様の力量の幅広さを実感できると思います。
息苦しい程辛い悲恋…でも絶対読んでほしい
2021年7月11日
またまた次の日目が腫れる程泣かされる作品を読んでしまった…。
表題作の『月影』『逃げ水』をずっと読みたくて、でもBL AWARD 2015つらいライキング1位にもなってる作品だし、内容も物凄く悲しいものだとわかっていたので、長い間手を出すのを躊躇していました。表題作の他に3作短編が収録されてます。表題作は1作目と5作目になります。
この表題作は、或る男娼の一生を描いた作品です。総じて、あまりにも悲しくて内容の詳細レビューは書けないですが(ネタバレもしたくないし)、この作品は一生忘れられないだろうな。多分読んだ方全員満場一致でそう頷くと思います。
自分の境遇と“運命”を背負い受け入れながら、死にたいほど辛くても、それでも想う誰かの為に生きる主人公。混沌とする時代や日々の中で、色々な愛の形を知っていくひとりの男の一生です。
ただただ悲しくて悲しくて悲しくていたたまれない思いだけれど、全てが美しいです。悲しいけど美しい。悲しいから美しいのかな?あ、そういえばなんかの作品で誰かがこんな事言ってたな。
読後感はかなり重く切なく息ができなくなるほどの辛さに胸が押し潰されそうになりますが、心を鷲掴みにされるくらい素晴らしい作品なので、悲恋物語大丈夫な方は是非。名作です。
カオスなサンドイッチ≒愛のお話
ネタバレ
2021年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方々もレビューされている通り、確かに読む順番を考慮した方がどっぷり『月影』の世界に浸れるなぁと思います。一読目はスマホ縦読みで、「終」となる44ページから、続きとなる『逃げ水』157ページまで一気に飛ぶのがよいかもしれません。
廓の前に捨てられ、女郎たちに育てられ、14歳からは自分も男娼として客を取らされるようになった清人の一生のお話。出生と時代に翻弄され、愛した人、愛してくれた人との別ればかりを繰り返し、それでもなお生きた清人。いかに苦しかったか…。それでも、そこに”きらめき”があったと静かに語る清人に私は涙が出ます。最初は、清人の辛くて悲しい別れにばかり涙がこぼれましたが、読み返して、きらめくような愛が清人の中に残っていること、するすると逃げてしまったかのように思えた愛を、苦しさを含みながらもきらめきとして残していけたことに胸が締め付けられました。あー…ダメだー。時々レビュー書きながらも涙出る作品があるのですが、まさにソレです。ということで、おしまい!
作品収録順についてですが、SHOOWA先生ご自身もインタビューで「カオスなサンドイッチ」と仰っています。確かにそうなのですが、他3編もSHOOWA先生の持ち味炸裂には違いないので、表題作+続編の余韻が冷めたら読んでみてほしいです(でも、苦手要素とかはあるかもしれません汗。勧めておいて申し訳ないですが…)。
禍福は糾える縄の如し
ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『月影』と『逃げ水』の読後、この言葉が浮かんだ……。

晩年の清人を見れば、医業を全うし、子や孫に恵まれ、満ち足りた人生だったと周りは評するだろう。不運はあったが不幸ではなかった。苦しい恋に声を押し殺し泣いた日もあった。重ねた辛い別れは、しかし必ず次の出逢いをもたらした。それらは彼を励まし、愛し、絶望の淵から自らの人生を切り拓く力となった。


物語は、橋の欄干にちょこなんと腰掛け、川面を見つめる幼い清人の姿で締めくくられている。死の間際、思い出が走馬灯のように浮かぶと聞く。この姿は清人の最期に浮かんだ思い出か。見事に生ききり、納得した人生だったに違いない。 しかし彼が生涯欲して止まず、遂に得られなかったものを『逃げ水』だったと振り返ったなら、それは何だろう。物語の中で一度も触れることのなかった『ただひとつの存在』のことだとしたら……。 微笑みの浮かぶ幼い横顔がいたいけで切なく、胸がいっぱいになる。
これ以上の短編集は今のところない
2023年2月11日
作者買い。なんとも言えぬ余韻が残る。高レビューにて名作と。5つの短編が入っており。最初の表題作「月影」と最後の「逃げ水」が繋がったお話。名作と言わしめる。たったこれだけの話数とページ数であらゆる情を表現。読み手の心理を揺さぶる。良すぎて自分にはこの思いを上手く伝える語彙力がない。レビューの皆様が語ってらっしゃる絶賛の言葉通りです。他にあると言えば個人的に。あえて最初に表題作。間に3話作者様特有のギャグよりのハチャメチャなお話を持ってきての最後に「逃げ水」で締め括る。意図的なその効果に見事にハマった。これ以上の短編は自分の中にはない。5作品あっての最高の1冊。
月影がおすすめですが半分は違う作品ですね
2022年12月9日
月影…BL作品というより一人の男の一生涯を描いた作品なのかな…
漫画の都合のいい偶然、タイミングなどはありません。ただ人はこうして何かがあっても前に進みながら人生を歩んでいくんだろうなと感じる作品でした。―――

SHOOWA先生の作品はイベリコ豚とパパズアサシンが大好きですが違った感じのこの月影を見てもやっぱりSHOOWA先生らしいなと感じますね。―――

月影と逃げ水は同じお話で本当によくて、何ともいえないようなせつなさがあります。―――

この他に短編で3作品が入ってるのですが、その中の2作品は自分の中では一回読んだだけでは内容が入ってこない癖が強い何だったんだろう?作品でしたがこちらも何かやっぱりSHOOWA先生らしいなと感じますね。…ちょっと自分には癖が強すぎましたが…―――

月影と逃げ水のお話が約半分、その他の3作品が約半分の割合だったので月影をもう少し読んでいたかったけどファンなんで月影を読めてよかったです。―――

あぁ改めて思う、自分はSHOOWA先生の漫画が本当に好きだなぁと…
いいね
0件
苦し過ぎて再読できないけど読んだ方が良い
2023年3月3日
素晴らしい作品でも、泣くほど苦しくなって読み返しができなくなる作品が何冊かありますが、これもその1冊になりました。
レビュアーの皆さんの言うように「月影」→「逃げ水」の順で読みました。ありがとうございます。この順番で読んでから残りの短編3話を読んだので、気持ちが大分落ち着きました。自分はまだまだ余韻に浸れるほどの大人じゃなかったです…表題作と最終話に気持ちを引っ張られすぎて…SHOOWA先生の文字のない絵だけで感動させる力が凄すぎます。多分この2作品のお話はよくある話と言えばよくある話だと思います。それでもやばいです。気持ち持っていかれます。
そして、短編3話もいつも「どういう頭の作りですか!?」とびっくりするとんでもストーリー面白かったです。こちらがあったから気持ち乗り越えられました!
記憶と言葉を残して去っていく
2021年8月3日
開催中のレーベルのセールで買うなら間違いなくこれ。フォローしてる方々絶賛でセール待ちしてました。皆さん仰る通り最初の「月影」と最後の「逃げ水」を続けて読みました。あと、横画面で2ページみると月影の最終ページと2話目の表紙が一度にでてきてしまって余韻ゼロになるので、1ページずつ縦画面で読めるようにするとよいとアドバイスもらって、そこも抜かりなく。
ひとりの男性の人生に訪れて記憶と言葉を残して去っていった男たち。こういう作品を読むと、世の中には語られてないお話が星のようにあって人が消えるということは記憶とその想いも消えていくのだなと。とても寂しいけどここに語られたお話を私たちはずっと覚えてる。
真ん中のコメディ系短編3本は、読む人を置き去りにしがちの自己完結系であまり肌に合わなかったです。。
不覚にも…
ネタバレ
2015年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 涙が出ました。
「月影」と「逃げ水」のみ読んだのですが、「逃げ水」のラストシーンを見た時、何故か泣けて泣けて仕方がありませんでした。
マンガを読んでこんなに泣いたのは久々です。
廓の前に捨てられていた、異国の血混じりの男の赤ちゃん、清人。彼の一生が、時代の変化と絡み合わせ、淡々と描かれている、秀逸な短篇でした。
多分彼が一番幸せだった頃の姿をラストにもってこられた日にはもう…涙涙…。彼は過酷な運命に翻弄されたけれど、でもその度に色んな人に愛も受けた。沢山涙も流したけれど、「生きろ」という、一番愛した先生の言葉を胸に、生きてそして笑って召されていった…。終わりはBLとは言えないかもしれないけど、十分です。満足です。何度も読み返したくなる作品でした。
巻頭『月影』巻末『逃げ水』は連作
2021年9月14日
好きな作家さんの作品はレビュー読まない派です。
なので順番も順序の通り読破しました。
『月影』の世界観にどっぷり浸かるのなら、是非続けて読んでみてください。

『月影』はこれでもうかなり完成度が高い作品だと思っています。(先生が『逃げ水』を描かれてなくとも)
せつない別れだけれど、清人も東京に出る、ここで生き方のリセットがあるから、
間の短編でさまざまな愛の形をみてから
清人の思い返しが読める『逃げ水』を読んだことも満足です。先生の意図とは違うのかもしれませんが。

『月影』『逃げ水』 是非読んでみてください。
読後の解釈は人それぞれですが、
どちらも涙がでる人がほとんどだと思います。名作です。
表題のお話とても好きです
2020年12月14日
初めての作家さん。前から気になっていたので還元に合わせて購入。廓で育てられた捨て子の清人。廓の担当医への恋心をずっと秘めて育ちますが14で客を取らされるようになります。清人の想い、担当医の想い、どうにもならない苦しさがひしひしと伝わって、切なくて胸が痛くなるお話でした。「逃げ水」という題名で、巻末清人のその後のお話が短編で入っています。辛い事も多かったけれど、その分心から愛され、幸せだったと言える人生だったのでは、と思いました。表題と逃げ水、どちらも40P前後でとても好きなんです。ただ、間に入ってる短編がね。特に月影でラストぐーっと胸が熱くなってるところで、見開きで隣がホモレンジャーの表紙(PCで読んでたから見開き表示)。いや、余韻。余韻ぶっ飛ぶ。一気に覚める。他になんかなかったのーーーー!!!!と叫びたくなりました。特に詳細とか見ずに購入してたから、同時収録作品のこと全くしらなかったので余計に・・。そこが残念で仕方ないけど表題のお話がとても好きだったので☆5にします・・。せめてスマホで読んでればよかった・・。お気をつけください。
ハッピーエンド好きには不向きかも
2015年8月2日
表題作の2作品をよみまして、思ったことは「よく生きた人生だ」でした。大げさな表現かもしれませんが、この2作はBLではなく、一人の人物の人生を描いたものだと思いました。わかりやすいハッピーエンドでもなく、かと言ってバッドエンドとも言い難い。人生って決してなにがかちゃんと報われるものじゃない、むしろ理不尽で整合が合わないことの方が多いですが、それが物語にしっかりと落とし入れられていたように思います。主人公は切ない恋や燃え上がる恋、狂おしい愛や慈愛を知って、確かに生まれは不幸で、決して穏やかな人生と言えないけれど、それでも彼の人生はとても良く、幸せだったのだろうなと、感じさせるものでした。続編の方のタイトルが逃げ水ですが、彼はなにを追いかけていたんだろうか、それを最期にはちゃんと手に入れられていたらいいなーとしみじみしました。それとこれは蛇足ですが、表題作とその続編の間に短編が幾つか挟まるのですけど、いつものこの作者さん節というか、温度差がすごいです。あるところ風に言えばグッピーが死ぬレベルです。しかもラブラブとか胸キュンには失礼ながら当たらないように思います。この作者さん初めてって方は世界観着いて行きづらいかもしれませんが、慣れてしまえば味です。もし不安に感じる方はレンタルとかでこの作者さんの他作品を読んでみることをお勧めします。
思い切りネタバレしてます
ネタバレ
2022年10月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと以前に購入したものの、レビューが書けずにいました。
「月影」があまりに素晴らしく、先生と幸せになって欲しかったので、続編の「逃げ水」を読んだときは「こんなお話にするんだったら続編はいらなかった」とまで思ってしまいました。
時間を置いてから再読すると「あぁ、これは先生が望んでいた通りの清人の人生だ」と思え、それから2度3度と読み返すうちに、これで良かったと心から思えるようになりました。
妻子のある先生が借金をしてまで清人を身受けしていたら、奥さんや子供をきっと悲しませることになるし、そんなことになったら清人はいたたまれなかっただろう。
別れがあったからこそ、清人は愛し愛される人生を送り、家族を持ち、穏やかに旅立つことができた。
BLに置いて女性と結婚して幸せな家庭を築くことはタブーであるが、過酷な時代背景があり、清人が女性と所帯をもつことが自然な流れで描かれていた。
絶望し、死が迫っている中で思い出された先生の言葉。そばにいられなくても、心の支えとなり、生きる指針となっているのだろう。
最後のコマが、大好きな先生が来るのを待っていた子供時代の清人なのも素晴らしい。
「月影」と「逃げ水」でこのお値段で☆5の価値あり。他の作品はタダでついてきたおまけと考えると非常にお得な1冊。
星は表題作の評価です。
ネタバレ
2021年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭『月影』と巻末『逃げ水』は連作+間に単独の短編3作の構成。個人的には連作は続けて読むことをお勧めします。レビューは連作のみ。重たいストーリーなので、読者を選びそうです。
生後間もなく廓の前で拾われた清人の、戦前から戦後の人生を描いた作品。「生きるんや。希望は捨てたらあかん」「わしの為にも生きてくれ…」初恋の医師からの言葉を支えに、時に涙を流しながら過酷な運命を生き抜いた清人の生涯が胸を刺します。廓時代、学校で学べなかった清人が書く、難しい漢字を使った丁寧な手紙。青年期、厳しい戦局の中で大切な人々を失い、生きる希望を無くしかけた時に目に入った火傷を負った少年の姿と医師としての使命感の目覚め。一コマの絵にも清人の生き方を理解するヒントがあり、痛々しさ切なさに胸を締め付けられつつ、短編という制約の中でも深い印象を残す作品となっています。
そして、様々な愛を経験した清人の人生が幸せなものであったと思わせるラストシーン。本当に良い作品でした。
ただ一冊の本としては「何故この作品構成にしたのか」と首を傾げてしまうレベルのまとまりのなさです。どの作品もSHOOWAさんらしい作品ですが、表題作の余韻を生かすには、もう少し毛色の似た作品でまとめた方が良かったような気がします。
胸が締め付けられる
ネタバレ
2017年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はSHOOWAさんのシリアスものが大好きで、
収録されている5作品のうち「月影」と「逃げ水」に文句なく★5(以上)。

哀愁?切なさ?憂い?
なんて言葉で表現したらよいか分からないのですが、
主人公の人生に胸がきゅーんと締め付けられます。

全部読み終わった後に、もう一度「逃げ水」の冒頭
「私の愛を語ろうか」「私に残るきらめきや苦しみは全て私の思い出なのだから」
を読むとそのセリフの意味が染み込んで堪りません。
最後、最期の表情と子供の頃の表情がほほえんでいるのになんとも言えない安堵を感じます。

ホモ連戦隊は★3
罪隠しは★4
ジュグリノ・ジュグノは★3と4の間くらいです。

全部まとめると★4くらいなのですが、表題作推したいので★5で。
総195ページ。
くだらなさもシリアスもSHOOWA先生
2017年9月21日
5つの短編集。皆さんおっしゃる通り、最初の月影と最後の逃げ水が素晴らしいです。私めったに泣かないですが泣きました。2つのお話を合わせると、清人の一生という長いスパンを描いているのですが、駆け足のように感じたり、描写が足りないように感じることは全くありません。短編ですが、かなり名作だと思いました。完成されてます。
ストーリーはさることながら、官能シーンの色気も素晴らしいです。擬音一切なしで、こんなにも見せるのってすごく漫画がうまいんですよね。。
それ以外の短編は正直☆5ではなく、☆2ぐらいな勢いのもありますが、このくだらなさもSHOOWA先生なのではないでしょうか。最初と最後の短編を読むためだけにでも購入する価値あると思います。
生かされた命を使う
2024年3月29日
全195ページ。短編集。最初の短編「月影」44ページ。44ページのみでも損したと思わないくらいの傑作だった…。この短さで、究極まで省いたセリフと、起承転結。どうしようもない切なさが胸に迫る。。真ん中の短編3つは正直目が滑って読めていません…でも損しない! ラストは「月影」の続きの「逃げ水」。こちらは40ページもない。知った愛のかたちを綴る短編だけど、清美に生かされ、先生や伊藤さんに生かされ、生かされた命を使い、命を救う。勉強してきたことが生きる理由になる。生まれたとき、愛を持っていなかった彼が、自分で生きる理由を増やせるようになる。「月影」「逃げ水」ともにラストで泣きましたが、泣いた感情は違うもので、余韻が残る短編集でした。
久しぶりに読み返しました。
ネタバレ
2019年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月影→逃げ水の順で読んで、とのレビューを参考に
今回改めて読み返しました。
ただのbl作品ではない時代の流れに翻弄されながらも
愛をなんとか手繰り寄せながら生きながらえていく、長い長い清人の人生物語でした。
初恋の先生とはその後一度も
逢えなかったのかしら、とか
山口はやはり帰っては来なかったのか、など
自分の祖父母から聞いていた思い出や激動の
時代背景とも重なり合わせながら
今回もう一度読み返しました。
こうした時代を感じられる作品は大衆受けは
しにくいかもしれませんがいつまでも
あり続けて欲しいと切に願います。。
大好き、と言うより大切にそっと引き出しの奥に
隠して置きたい、そんな作品です。
純シリアスの二話に泣けます。素敵なお話
2018年3月16日
はぁ〜やっぱりSHOOWAさんだった。このパックは異色同士の詰め合わせで、振り幅の広いSHOOWAさんらしいといえばそれまでだけど(笑)

短編5話で、最初と最後が続き物のドシリアス。中三つは、ホモるんジャーなアホアホギャグ(ちゃんと読むと面白い)、極道のお家事情、運び屋のお話。運び屋の話はもう少し読みたかった。

表題作とラストの逃げ水が素晴らしいです。廓に拾われた赤子の一生をたった二話で愛をテーマに伝えます。展開と台詞が絶妙で心を掴まれました。月影の結末と逃げ水の走馬灯は涙が出る。晩年は家族を愛したんだろうなぁと思えるラスト。たった二話なのにいろんな形の愛にしみじみと浸れました。素晴らしい〜!
すごい
ネタバレ
2019年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄いとしか言いようがありません。1つの作品でこんなにも人生が見られるのはそうそうないと思います。月影と逃げ水は一人の人の人生を描いていますが、愛というのは色んな形があるものなんだとこの物語を読んで再確認しました。愛する人が自分の前からいなくなるというのは辛いです。でもその先に他の幸せも待っていて、人生は何が起こるかわからないということですね。物語の終わり方も良かったと思います。色んな意味で清人は幸せだったんでしょうね。その他の作品も良かったと思います。それぞれキャラがたっていて飽きずに読めました。でもまさか5レンジャーが出てくるとは…幅が広すぎませんか?とにかくまた読み返したくなる作品でした。
BLを読むというより
2015年2月26日
ただ純粋な純愛ドラマを見てるみたいです。
この作者さんの作品は見たことありましたがギャグしか見たことなかったのでこの話は驚きました。
3話無料だったので見てみたのですがこれはポイントを消費しても私は後悔しなかっただろうなと思うほどストーリーがよかったです。
表題作の月影、そしてレビューで逃げ水がアナザーストーリーだと知れたので逃げ水も読みましたが、これがもう言葉で表せないほど胸にクるものでした。
確かに逃げ水のラストはBLには向かない感じですが、むしろストーリーの流れからしたらベストな最後でした。
この漫画は正直レビューを参考にするより見て感じる作品だと思います。
せつない??
2020年1月5日
清人さんの一生を描いたストーリー。いろんな愛を経験してゆく、それぞれに喜びと悲しみがあってとてもせつなかった。それでも人は生きてゆくって感じで涙なくしては読めない?間に入ってた短編は物凄く本編と違ってSFというか現実離れしたお話でしたがそれはそれで楽しめました?レビューが皆さん低めなのは間の短編とのギャップかな。
せつないのと
2022年11月28日
おバカなのと。おバカな方はほんと笑えるし、切ない方はほんと切なくて、泣きそうになる。1人の人間が、いくつかの愛を知り、生きて、去っていく、短いのにぎゅっと心を掴まれる、文学的にも感じられる大変に質の高い作品でした。
表題作と続編のみの評価です
2019年5月19日
表題作の月影と続編の逃げ水のみの評価になります。切ない泣けるものをお探しでしたら是非こちらを。
時代や出生のせいで失うものも多い中で彼なりの幸せの形や愛を見つけていく1人の人生を描いた物語です。
読み終わりは自然と涙が出てきました。くすぶるものはありますが浄化されていくような。

他の短編は正直好みではなかったのでサラッと流しましたすみません(笑)ちょっとおバカなキャラやファンタジー、ギャグテイストになっていましたね
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心に残る作品
2015年10月16日
捨て子だった主人公の一生が描かれている作品で、時代背景もあってつらく悲しい出来事もあるけれど、その中にもいくつものいい出会いと幸せがあって読み終えるとき涙があふれました。「月影」は主人公が初めて恋した人と別れるまで、「逃げ水」は上京してから一生を終えるまでのストーリーになっています。その間にギャグ系の話が入っていましたが、飛ばして後日読みました。順番通りに読むと切なさの余韻がどこかにいってしまいます。
なんちゅうオムニバス
ネタバレ
2024年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月影が切ないのは知っていたので、ちょっと後回しにしていたんだけど、逃げ水が続きになっていたんですね…
生きて、別れて、愛を知る。
シリアスで翻弄されつつ、最期は幸せだったなら良かった。

他のギャグとも言えぬコメディが2つ(笑)
罪隠しは、これもシリアスで、結局は狡猾な坊っちゃんの1人勝ちみたいで、ニヒルだな、と。

SHOOWA先生の幅広さに触れる。
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月影と逃げ水
ネタバレ
2017年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方が言われる通り「月影」と「逃げ水」だけなら文句なく星5つです。BL作品で最高傑作!なので、今回それだけで評価させて頂きました。主人公の人生が切なすぎてたまりません。時代と言えど「私の幸せは、私を嫌ってる」という想いが読んでいて辛かった…そんな中、様々な形の愛をかみしめて負けずに生き抜いた主人公。最後の幼い清人に涙が溢れてしまいました。
表紙みるだけで涙がでる…
2017年4月19日
レビュー通りに表題作と最後のお話だけをまずよんで、切なくて胸を締め付けられて、しばらくの間余韻が消えませんでした。
そのままギャグを読む気にはなれず、ギャグものは別の日に読みました。
本当になぜ、あの順番で編集したのか!?

ギャグものも、面白いしエロいしよかったです。
ただ、本当になぜあの順番!?
BL史上、一番泣いた。
2021年5月20日
どこがこうとか無く、説明出来ませんが、つらくて、かなしくて、せつなくて…BLで一番泣きました。

この作者様の他の作品も大好きなんですが、こちらは特に色味が違い、思考の幅広さを感じました

改めて作者様の信者になりました。
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泣けてたまらない…
2022年6月12日
本作品に巡り会え本当に感謝している。
やっとレビューを投稿する覚悟が出来た…。
哀し過ぎるだろう… … 何と心の琴線が揺れる事か…。
時々 無性に読みたくなる 哀しい物語 … 続編 ラストの短編 にまた 泣かされる …。
たまらない!
2015年1月26日
月影と逃げ水だけでも読んでみて下さい!
「人を愛する」「人に愛される」と言う事の切なさや儚さが詰め込まれた短編集です!
短編集ながら読み応えバツグン!
久しぶりのヒット作でした!
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映画を見ているような作品
2021年6月24日
読み終わった後、ズシンとくる作品です。でもひたすら美しく、悲しい。愛には色々な形がある、というのが本当にささりました。定期的に読み返したくなる作品です。
3話分「月影」のみ
2016年12月9日
すごく切ないお話でした。時代のせいもあり、同性ということもあり、あの結末しかなかったと思います。
SHOOWA先生はイベリコ豚シリーズも好きですが、心情を読ませてくれるこういうシリアスな作品も大好きです。
切ないなぁ…
2026年7月6日
短編集ですが「月影」と「逃げ水」は文学の匂いがしました。歴史の中には清人みたいな人生を送って、そして閉じた人は居たのだろうなぁと思いました。切ないなぁ…
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しんみり
ネタバレ
2026年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後に清人はどうなったのでしょうか。私はBL歴がすごく浅いので令和のハッピーエンドBLしか体制がないのですがこれがメリバというやつなのでしょうか
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BL史に残る、永遠の名作です。
ネタバレ
2023年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ このレビューは「月影」と「逃げ水」、電子版についてのレビューです。「月影」のお話はそれ程複雑ではありませんが、主人公の辛い境遇と、切ない恋心が、表現豊かな絵と、それを多過ぎず、少な過ぎず、上手に補完する言葉と、そしてドラマティックなコマ割りで完璧に著されています。BL史に残る、永遠の名作です。いえ、少女漫画史に残る永遠の名作かもしれません。「逃げ水」は、主人公の人生を少ないページで全て書いているので、少々無理があるかもしれません。主人公の人種の問題は、「月影」からの大きなテーマでしたが、それが上手く消化されていません。また、あれほど愛した先生との再会がなかった事も、少々非現実的かもしれません。例えば、せめて亡くなった先生のお墓参りをする所で終わらせるとか、出来たら良かったですね。会いに行けなかったのは、自分の過去を隠したかったから、とかにしてもいいかもしれません。医者となった主人公にとっては、男娼だった過去は隠さなければならない生涯だったと思いますよ。ebookはとても素晴らしい媒体だと思うのですが、「月影」で先生が主人公を診察する場面の、主人公のpenisが真っ白に白抜きされていました。ここは主人公の気持ちを表現する重要な場面なので、大変残念です。「逃げ水」は不可能をなんとかまとめたような作品ですが、第二次世界大戦のエピソードは素晴らしかったです。SHOOWA先生の今後の益々のご活躍をお祈りしております。
素晴らしいお話(すごくネタバレです)
ネタバレ
2021年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んだBL本の中で3本の指に入るくらい心を掻き乱されたお話です。
短編集で「月影」と「逃げ水」の間に3つの短編が入っています。他のレビュアーさんが書かれているようにあまりに悲しくて1度しか読めなくて、電子で読むようになる前に買った紙の本は段ボールにしまい込んでいるので、また読みたくて竹書房さんのセールに電子で購入しました。
初めて読んだ時はすごく悲しかったのですが、久しぶりに読んで悲しいだけのお話じゃなかったなと思いました。
「月影」は白人の血の混じった雪人が赤ん坊の時に廓の前で拾われ廓で成長し14の時に客を取らされ、幼い時から優しくしてくれていた先生(医師)に恋心を抱きながら資産家に身請けされるまで、「逃げ水」は養父となった資産家に学校に行かせてもらい医者を志し、同級生と恋をし戦争の惨禍に巻き込まれるところが描かれています。
「逃げ水」というのは炎天下に遠くに水溜まりがあるように見える現象で近づこうとすると一緒に動いて行くように見え、いくら追いかけても追いつくことはできないそうです。これは雪人の恋のはかなさを表しているのだと思います。
「月影」で客を取らされたくない死にたいと泣く雪人に先生が自分はアメ玉を買ってやるくらいしかできないと苦しみながら、生きていてくれたらアメ玉を「しわくちゃのジジイになったろが買ってやる」「わしの為にも生きてくれ」という場面とラストの先生の横顔に胸が苦しくなりました。
「逃げ水」で雪人は災厄に見舞われながらも先生の「生きてくれ」という言葉と自分が愛した人や心からの愛を傾けることはできなかったけれど支えてくれた人からの愛情を胸に医師として人のために生きることを決意します。
愛を失いながらもまた別の愛に支えられた雪人。精一杯生きた素晴らしい人生だったと思います。勝手ですが、現世を離れた時に先生が「ようがんばったな」と言って雪人の口にアメ玉を含ませるそんな優しいイメージが浮かぶのです。
2014年4月 総195ページ 修正は真っ白。
色々な形の愛を知る
2024年4月15日
月影と逃げ道を再読しました。かなり内容を忘れていて、逃げ道を読んだ後、ああそういえばこういう話だったと、初めて読んだ時と同じくらい胸を打たれました。様々な形の愛を知る。切ないです
愛に泣き、愛に生きた一生
ネタバレ
2021年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様、フォロアー様方、皆さま絶賛の作品に、読まずにはいられませんでした。皆さまの仰る『月影』『逃げ水』の順で読みました。確かに、間にある毛色の違う3作品とは別物で、何故この順番で収録されたのでしょう…
廓の前に捨てられていた赤ん坊の清人。14歳を過ぎた頃、客を取らされるようになり「何の為に生きてるんや」と言った言葉が、胸に突き刺さり胸を引き裂かれる思いがしました。たった14歳で死にたくなるような現実。少し話は違いますが、昨今多い10代の自-殺に彼等彼女等も、イジメや虐-待に絶望しかなかったのだ、とそんな風に考えてしまい胸が痛みました。
清人の生きる支えは、医師である『先生』だったのでしょう。身受け話に、二人にとっての最初で最後の愛する人との逢瀬に涙が溢れて来ます。月夜の中、声を殺して泣く清人。恋していたと心の中で告げる先生。こんなにも儚くて切ない、だけど美しい別れがあるでしょうか。胸が締め付けられます。
愛を乞いながら、愛を手放さなければならなかった清人の初恋でしたが、確かに愛されていた。身受けした養父も愛していた。愛にもいろんな形があるのですね…
そして、山口との出会い。愛を手に入れては、スルリと清人の手から離れていく、『逃げ水』ってこういう事なのか…
清人の人生、失うものは大きいけれど、決して不幸とも言いきれない気もします。そこに愛が確かにあったのだから。最後の臨終のワンシーン。幸せな人生を全うしたかのような、微笑みを感じる口元が印象的でした。やっと、愛した人達のそばに逝けるという事なのでしょうか?あぁ、ダメだ、喉の奥が締め付けられて痛い。涙しかありません。
こんな素晴らしい作品を紹介して頂いた皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。
余韻に浸りたいので、今は他の収録作品については、ちょっと割愛させて頂きます。また、いつか書けたらいいなと思いますが、『月影』『逃げ水』の余韻だけでいいかもしれません。
胸がくるしくなる
2020年10月24日
読むたびに胸が締め付けられる気持ちになります。長編映画を見た後くらいの良い意味での疲労感がありました。
要注意!!!
2021年8月3日
「 月影 」 「 逃げ水 」 の表題2部作 ( 他、短編3作収録有り ) が、やはりお薦め。
しかし、何故この順番で編集???
今回のセール ( 本日迄 )で、SHOOWA先生の 作品を見つけて購入。
その時代の 生きづらい世の中で、愛する事を知り、愛される事を知り、絶望し、背負い、さまざまな愛のカタチに生かされて生きていく一人の人生が、この短編で綴られています。
読後のなんとも形容しがたい余韻が、しばし思考を停止。
この表題作だけでも充分なのですが、何故この順番かな、、
そこだけが、勿体なさすぎる。
泣いた。
ネタバレ
2015年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣所たっくさん!一人の男の人生です。離れなければいけない初恋から泣きました。大学の友人との幸せな時、別れに更に泣いた。最後はずっと心配してついてきてくれた元女中さんと結婚。子供も授かりそれはそれで、家族という幸せだったろうけど、愛する人ではなかったろうなぁとまた泣きました!これヤバイです。作者さんギャグ系多くて(ごめんなさい)こんなシリアス来ると思ってなくて泣いてるの心配されましたwもうヤラレました!
号泣したくなった
2021年4月18日
こちらも買うのに迷いに迷って、かなりガツンと来そうだなと、割とネタバレレビューまで読んで、それでも気になって購入に至りました。
買ったら買ったで、すぐに読みたくなり家事の合間に読んでしまい…家族が居なければ声を出して泣いたかもしれません。
胸が苦しくて仕方なくなりました。
多くないセリフの中、胸がかき乱され、もうSHOOWA作品の世界に圧倒されました。
表題作の他、作風が真逆の作品も含みますが、私はコミカルな中に哀愁漂う雰囲気がまた好きで、どちらも魅力的に感じました。
ただ、表題作と続きの『逃げ水』がスゴ過ぎて、後日に気持ちの切り替えで読みました。
短い作品ながら、こんなに衝撃を受けて言葉を失うなんて…
本当にすごい作者さんだと思います。
秀作
ネタバレ
2022年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 遂に購入してしまいました‥以前から高評価レビューで気になっていたのですが,とにかく切ないとのコメント多く迷ってましたが、やはり戦時中の時代背景もあり許されない想いや境遇も重なり痛いほど切なくなりました。初恋の先生との一度だけの逢瀬は,未来がないと分かっていても本当に好きな人との温もりを知らずに生きるよりも良かったのでは‥と感じましたが、切な過ぎました。最後の「逃げ水」もまた苦しい程切ないです。望んだものではなかったかもしれませんが、愛し愛された人生だと感じました。ただ、最後のページに子供の頃の無垢で純真で先生に恋してた頃の清人が描かれており、何故か涙が溢れてしまいました。
人間の本能
2016年2月18日
短編の月影だけを読みました。切ないの一言につきます。このはなしは男女では成り立たないのではと思いました。時代もあるのでしょうが、いつの世も人の世は生きづらい。がしかし、一人でも自分の事を想ってくれるならそれは生きる糧となるのではないでしょうか。ただただ、最後の二人が悲しくて、もろくて、涙します。
いいね
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清人の一生
ネタバレ
2022年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月影本当に切なくて先生に別れを言うのを許してくれた人だから東京で大事にされていて、そのうち先生にも会えたらいいなと思っていたけど、まさかの巻末に清人の一生が見れるなんて。合間に入ってるのが振り切れたお話だったんで、その分、より切なかったです。
映画のよう
2021年2月7日
みなさんのレビューを参考に、月影と逃げ水のみを購入して読みました。やるせないけれど仕方ない、手放しの幸せではけれど決して不幸でもない、世知辛くも素敵な作品でした。
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泣けました!
2018年1月8日
月影のストーリー、特に最後が泣けました。沢山の苦境に合いながらも、諦めずに最後まで人生を全うした清人に感動しました。素敵な作品をありがとうございました!
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作家名: SHOOWA
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房