3-4巻あたりで、展開にイラッ。。

一応の10巻完結、だそう。
ですがまだ書いてないお話もあり、とりあえず次は宮原のスピンオフ予定と、あとがきより。

各巻に別タイトルがついてますけど、内容の続いてる連載。
1冊毎に程よい区切りがあるとはいえ、主人公はずっと同じ2人です。


読み終わるのに時間かかったー。。
長編大作としての読み応えはありましたが、個人的な好みと合わなかったです。
最後までちゃんと読まないとわからないしと、後半はノルマのように読んでしまいました（笑）。

1-2巻では気にならなかったけど、3-4巻以降からツッコミ入れたくなるような出来過ぎアホな展開に、
なんでわざわざそうなんのかな？？
とイライラ。。

そのわざとらしい感じが子供だましみたいで、どうしても話に醒めてしまい、自分には合わなかったようです。
おかげで中盤集中力なくて余計に時間がかかってしまった。
5-6巻以降はこういう作風かとわりきって読みました。

ラスト10巻の残月、もう少し盛り上がりや2人のまとまりを期待しましたが、思ったほどでもなくちょっと残念。
ですが、これがこの微妙にドライな2人らしくて良いのかな（笑）？

お話としては宮原も気になるので、続刊出たらゆっくり読もうかな～。
番外編集は本作読了後、だいぶたって読んだのですが、本作のエピソードにちなんでいるので、最初の頃の話はだいぶ忘れてしまい、あまり楽しめなかったのが残念でした。
ラブラブなエピソードが多いので、本編ファンは必読のおまけですよ！
できれば番外編も最初に買って、並行して読むのをオススメします。

10年かけた長編連載だったようです。
ラストは数年ぶりの新刊とのこと。
ということはこの後の続刊もゆっくりなのかな。

＜余談：合わなかった点について＞
初めての作者さんで他の作品はわかりませんが、描写での説得力が弱いと感じました。
登場人物たちの言動、判断などいちいち言葉での説明が多く、それがこじつけ・ごりおしに聞こえてしまう。
自然じゃなくて、共感しにくかった。
人形劇じゃないけど、ストーリーがあらかじめきまっていてその方向に話が故意に持っていかれる感じがする、とでもいうんでしょうか。

といってもこの点は私個人の好き嫌いの基準でして、他の方はそうじゃないかも、です。