青春花心中
」のレビュー

青春花心中

河井英槻

巡り巡っての想い

2017年5月13日
「救いようのない青春だ。」なんて思いながら始まったのがこの本の印象だった。回を重ねるに従って、もどかしさと切なさ。とが交差を繰り返します。でも、この瞬間の為に全てがあったのだ。と、思える程にラストはストン。と着地。胸がチクリとグサリと痛みます。諦めながら諦めずに誰かを思う気持ちって こうやって救われるんだ。そんな答え合せをさせてもらえた1冊でした。
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