このレビューはネタバレを含みます▼
作中の主人公とちょうど同じくらいの年代なもので、当時流行っていたゲームなどの描写もあり頷きながら懐かしい気持ちで読めた。あの位の年頃の子がUMAなどの不思議な物に魅入られるのも凄くわかるし。色々複雑な事情を抱える小学生達の話だけれど、日常の描写が多くとても共感できたので最後の方までは気持ちよくスラスラ読めた。でも最後の最後で突き落とされる。意味不明かつ救いようがない位バッドエンドなあのラストにはモヤモヤしか残らなかった。ラストに関しては考察サイトでも様々な解釈があり心底スッキリしない。