傑作





2017年7月1日
作家さん買い。これまでのファンタジー要素が強い作品とは一線を画す、サスペンスの傑作。犯罪を追う中で生じる「なぜ?」への答、誤解、嫉妬、憧れ、家族、運命・・様々な角度からの人を想う気持ちの切なさに身悶えます。短編集としても読めますが、伏線回収しまくりのラストへの展開は圧巻。映画は見てません。絵がさらに洗練されて美しく、漫画ならではの醍醐味が味わえると思う。超オススメ!全く関係ないけど、大昔読んだ11歳の少女の犯罪メアリーベル事件や小説「嘘そして沈黙」の一場面を思い出した。不可知の部分があるからこそ生きていける気がする。脳は見られたくないです。

いいねしたユーザ1人
-
絵理子 さん
(-/-) 総レビュー数:125件