このレビューはネタバレを含みます▼
サバイバル、サスペンス要素は良く作られていてとても面白いです。しかし最後の最後に、今までロクに出てこなかった人達が、実は私が黒幕でーす、いや本当は私が黒幕でーすとなっても、ふぅーんしか出てこない。時間を行き来するのも、そうならなかった並行世界の話を持ってきてしまったら、じゃあもうなんでもアリじゃん、となってしまう。経過はとても面白いけど、最後はだいぶ話が飛躍するので、もう少しコンパクトにまとまったら良かったのになと思います。最終巻、どんなオチになるのか楽しみです。