玉の輿ご用意しました
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玉の輿ご用意しました

栗城偲/高緒拾

初期設定と違う。出落ち感が否めない。

ネタバレ
2017年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤だけ勢いがありましたが一緒に暮らし初めてからは受けは超良い子。攻めは俺様キャラ封印喋らな過ぎです。
他作品から拾ったBLキャラで自主補正して読み進めました。
設定を活かしきれていないのと、伏線回収が適当過ぎるのもBLというジャンルを差し引いても残念でした。
ラブもエロも最後数ページまで無いです。
受けはノンケなのに攻めのいつどこに惚れたのか疑問なくらい魅力を表現したシーン作りがないです。
金出してくれるのと居酒屋で仕事の話ししてくれたくらいでしょうか。
どうせ結ばれるというフィルターをつけていたのでBLとして読めましたがBLというジャンルを知らずに読んでいたら伝わらないです。

強い言葉で表現して良いのなら、
引っ張るだけ引っ張って元セ◯レへの当てつけを目標にしてきたのに、結局英会話もテーブルマナーも使わないんだ?若さと嫌味で勝負なんだ?!英語を選択した意図は?学ばせるなら教養だし、クリスマスに合わせた意味がギャンブル過ぎだし、高飛車で店の空気ぶち壊しても平気なメンヘラ尻軽元セ◯レに嘘の若い新彼を見せつけたいだけの浅はかな目的だけに英会話9ヶ月間も要らないし、英会話は9ヶ月間で習得は無理だし、テーブルマナー習得に9ヶ月間も要らないし、結果英語もテーブルマナーも活かさないし、カメラアイ織り込みたいにしても不要だし…。
しかも秘書が世話してくれたり秘書と起きた出来事も攻めとの出来事になってる…。受け攻め共に心開かせたのも秘書だし、秘書いつもいるから中々二人きりにならないし水差して別れさせるし秘書物語じゃん。
これが感想です。
因みに大事なシーンは全て秘書が代弁します。攻めの存在意義無口な金です。
金さえあれば女は濡れるらしいですがノンケ男はそうはいかないのでは?
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