ひだまりが聴こえる -リミット-
」のレビュー

ひだまりが聴こえる -リミット-

文乃ゆき

「ひだまりが聴こえる」シリーズ3作目

ネタバレ
2017年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ひだまりが聴こえる」~「ひだまりが聴こえる-幸福論-」~「ひだまりが聴こえる-リミット-1」と続く「ひだまりが聴こえる」シリーズ3作目です。

やっと両思いになった航平と太一。太一が大学を辞め社会人になったことから、今までのように一緒いることができず、生活がすれ違うようになって…。太一が会社に入ったのはそもそも航平を笑顔にしたいから。それなのに気が付けば最近航平の笑顔を見ていないという状態。航平も自分の耳への不安や、太一への不安で辛い状態。航平の硬い表情を見ていると、太一があの雨の日のバス停や寝ぼけたとき「航平」と呼んだ声をきかせてあげたかった…。二人の関係は相変わらずですが、前作より進歩したことはキスが大人のキスになったことくらいかな?太一は相当焦っていたみたいだけど。一瞬ちょっぴり覚悟を決めた太一は可愛かったです!今まで1巻完結できたこの作品、続きものになると続きが気になって辛いよー。とくに切ない状態で切られちゃうとジタバタしたくなっちゃう。次巻では会社の千葉さんや新キャラのリュウがどう関わってくるのか、楽しみでもあり不安でもあります。

「思い出の頃に」描き下ろし 8ページ
太一祖母目線での、子供の頃のお話。

「キスがしたい屋上」カバー下マンガ
屋上にて
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