タブロウ・ゲート
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タブロウ・ゲート

鈴木理華

タロット題材の迫力漫画

2018年1月28日
タロットの大アルカナという、22枚を題材にしています。
『タブロウの住人』という22人が本の中にいて、『タブロウの管理人』が呼びかけることにより本から出てくるのですが、管理人により人格が変動する設定です。
タブロウの人格の個性も面白いですが、なんと言っても管理人も強烈です。
多くのキャラクターを見事書き分ける繊細な絵には迫力もあり、話しそのものも深く作り込んでいるので、一度読むとぐいぐい引き込まれます。
ただし、軽い話しではないので、さらっと読みたい場合には難しいかもしれません。がっつりしたストーリーを楽しみたい方向けだと思います。
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