ワケあり同士の運命の出会い





2018年4月7日
のはずですがどちらも理由がかわいそう、しかもそのかわいそうさは本人に責がない。
なので普通に読んでて胸糞になる場面は多いのですが、この作家は事象に善悪を割り振らないのでそういうこと、感情もあるよなーと流し読めるところが凄いなと感心しました。
印象的なのがせめの初恋のエピソードで、これがまた眩しくも美しい若葉の頃の思い出なのですが感情のとぐろに巻かれて行き止まりになっている2人の現在とのコントラストが効いており生まれつきドツボの人はいない……ドツボには嵌るんだよな……と改めて思いました。
なので普通に読んでて胸糞になる場面は多いのですが、この作家は事象に善悪を割り振らないのでそういうこと、感情もあるよなーと流し読めるところが凄いなと感心しました。
印象的なのがせめの初恋のエピソードで、これがまた眩しくも美しい若葉の頃の思い出なのですが感情のとぐろに巻かれて行き止まりになっている2人の現在とのコントラストが効いており生まれつきドツボの人はいない……ドツボには嵌るんだよな……と改めて思いました。

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まめぶぅ さん
(女性/50代) 総レビュー数:259件