ネタバレ・感想あり天涯行きのレビュー

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読み応えがある
ネタバレ
2025年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良先生の作品はご都合主義じゃないリアルさがあるので、残りページ少ないのにどうなるのかハラハラしながら読みました。途中までは受け攻め視点が交互にきてたのに、最後のハラハラする部分は受け視点だけで終わってしまったし、再会後の幸せなふたりが読みたかったから残念だったけど、あとがきで作者様が触れた未来が確実にあるんだと自分に言い聞かせました。高知が明るく優しく、すごく魅力的だったし、これからは犬のエリと3人でしあわせになって欲しいです。
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はあきゅーっとする
ネタバレ
2025年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ こういう せつない系の話 ふとしたこととのすれ違い 関係するすごく上手い作家文芸 でも現在大活躍してるわけ
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つらい話だけど、突き抜けた先がある
ネタバレ
2024年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初恋の嵐の後に読みましたが、全然違うお話で、凪良先生の幅広さを感じます。
それぞれがつらい話で、2人の逃避行には救いがあるのかなと思いながら読んでましたが、最後の海のシーンのきらめきが泣けます。全てが解決したわけではないが、先に2人の前向きな人生があるラストで、とてもよかったです。しかし、途中はつらいですね。天涯という言葉が本当に相応しいです。
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どきどきする展開、ゆう先生のお話、深い
ネタバレ
2024年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 日常の生活、当たり前と思っていましたが、いろいろな境遇の人が居てその中でなんとか気の合う人と好きな人と会って満ちたりた生活がおくれるのですね。先生のお話読むと恋愛て人を救う魔法と感じました。天涯とは何かじっくり考えて見たいです。いつも暖かい目線のお話、引きこまれます。ほとんどの先生の本読みました。新しい本も楽しみにしています。お体お大切に、長く書いて欲しいです。
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切ない。感動!
2023年12月4日
お互い傷をもっている二人の物語が切なくて切なくて読み終わった後何かの曲が胸の中に流れてきました。
お姉さんが好きだった曲でしょうか。
流石!凪良先生。
憂いや哀愁があって胸に響いた。
このストーリー好きですね。
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優しく美しい話
2023年9月30日
遠召の過去や高知の秘密が重く、背徳感や緊張感が漂うと同時に2人の関係性や暮らしはゆったりと穏やかで、そのアンバランスさに不安や焦燥を掻き立てられる。
読み進めるうちに2人がそれぞれどうなるのか気になり、海でのシーンはあのまま2人だけの世界へ向かってしまうのかとハラハラした。リアルすぎて苦しくもあるが、地に足をつけて生きていく2人がとても良かった。セーターの話はクスッと笑えて後日談を妄想してしまった。
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黒めで重め
2023年7月31日
読み始めから文章の美しさに心奪われました。これをラノベにカテゴライズしてしまって良いのでしょうか?凪作品の中では重めのテーマで胸が苦しくなる展開が続きますが同じくらいの愛に溢れた景色も見せてくれる作品だと思います。
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重かったです
2023年5月7日
受の過去が悲惨すぎました。彼自身に何の罪もないのに生まれた時から十字架を背負わされているような。攻に出会い刹那的でいつ切れても構わないような交流だったけどそれが正しいありかただったんでしょうね。踏み込みすぎても希薄すぎても駄目だったと思います。最後、これから二人が幸せになると思えるような終わり方が良かったです。あとがきに先生が書かれてあるように、どん底を味わった二人にはもう浮上する未来しかないと思いました。
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胸に来るものがありました
2023年4月23日
この作品の前に、先生の他作品を読んだんです
そちらは、面白可笑しくて思わずプッって吹いちゃうような
そのまま、先生のこの作品を読み出したらあら?何か雰囲気が・・・で、どんどんシリアスになってきたぞ?って
あまりの違いに、頭バグっちゃいそうになりながら読み進めて先生の手腕に最後は唸り声上げて読みおわりました
一人一人に人生ってあって、それは皆違うもので
何を持って不幸と言うかも
何を持って幸せと言うかも、一人一人違うんだと
改めて思った作品になりました
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素晴らしい作品。
2023年3月2日
珠玉の一冊。愛の物語。
BL的な萌えは少ないかもしれませんが、読むべき一冊です。
途中、つらい描写もありますが、ラストで昇華されます。世界の片隅で、頑張って生きていこうと思い直します。
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薄いひやし飴みたいな色
2023年2月4日
2012年初版。3冊読了したところですが、読んだ中で一番古い、この作品が一番良いって、どういうことなの…。昔の方が筆力があって、辻褄が合っている…古い方が面白い作家さんなの…?
純文学が好きなあなたに。
2022年8月7日
鬱展開の純文学(太宰とか志賀直哉とか)とBLと、そのどちらも大好物な私。凪良ゆう先生の作品はハズレがない印象ですが、特にこの作品は良かったですね!1度目読了しましたが、すぐまた読み返したい気持ちです。遠召の過去があまりにも悲惨で辛くてたまらなかったので、重い話・不幸すぎる話が苦手な方はご注意ください。
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よかった
2022年5月20日
作家さん買いです。やっぱりいいなぁ、凪良作品。情景も豊かでしんどい内容でしたが遠召と高知のキャラクターがしっかり描かれていてラストもこれからの二人は穏やかに暮らせていけそうな空気を感じれてよかったです。
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胸が締め付けられる
2022年4月14日
胸が締め付けられる思いとはこのことかと実感させられら本です。
ふぁーーー、もうね。
作者様、この本を読ませてくれてありがとうございました。
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カリントウと一緒に埋めたもの
ネタバレ
2021年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ どこにもいけない遠召と高知。 
それぞれが抱える重たいものを見ないで時と身体を重ねていく。
遠召の心情も、高知の心情もそれぞれ細やかに記されていて、切ないおもいになりました。加害者か、被害者か。立ち位置が違うのであれば、そこは違うものになっていく。そういった当たり前のことは当事者になれば、煩わしい理屈。言葉だけでは尽くせないもの。重たいものはカリントウが持っていってくれたんだと思うのです。離れている3年半の間に、少しずつ、息を吹き返すように生きる遠召。空っぽに注がれたものは、愛なのでしょうか。再びの2人の穏やかな日々が来ることを感じられるラストに心が震えます。イラストも素敵。とても作品に合ってると思いました。辛いシリアスな作品だと思いますが、読む価値大いにあります!
空のはてで偶然出会ったふたりが
ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただ今セール中です。永遠の美をきもうざとTOが共に賞賛する「美しい彼」の番外編集が出て、フォローしてる方のPC壁紙がいまだエターナルCPなことを教えてもらい安堵(清居会の一員としては浮気は認めません!笑)、思いっきり笑かしてもらえたので、次は先生のダーク系読みたいなーと積読から選んだのがこちら。つ、つらかった。。凪良先生の作品問題発動して、読み終わらないと現実に返ってこれないので夜中に一気読みして、また朝にもう一度読んで今度は号泣。目がショボショボですよ。
天涯って、調べたら「空のはて、故郷を遠く離れた土地」という意味で、凪良先生はこの作品でお好きな逃避行を書きたかったとのこと。それぞれ何かから逃げているふたり。初読のときはもちろんネタバレなしで読んでるから、その「何か」がぼんやりしていて、偶然出会ったふたりが寂しい身体を重ねるだけのように読めてしまうのですが、「何か」がわかった再読では一挙一動の意味と感情がわかって泣けて泣けて。。。そして、エリの明るく強いところに救われました。凪良先生、人物造形がほんとうに上手で、あのキャラ、性格でないと遠召は愛情がわからなかったと思う。途中、かなりキツい描写があって、これ漫画だったら多分読めなかった。なるべく頭の中で映像化しないようにして読んでました。編集者さんが書くようにそくしたのもそこだと思うけど、読み終わった今考えると、やはり必要だったと思います。
「美しい彼」から凪良先生に入った方、ぜひこの作品も読んでみてください。辛いけど、大丈夫です。先生の作品はいつも愛に溢れて終わります。
心痛くて切なく優しい話
ネタバレ
2021年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)
ちょい呑みができる豆腐屋の店先で出会った見知らぬ青年と恋人を待ち続ける青年。互いに素性を詮索せずに夜毎身体だけを求め合う歪な同居生活から次第に変わる関係。

旅人の高知(たかち・24)×遠召(とおめ・26)の話。

凄い話です。想像を絶する過去を持ち今なお雁字搦めで、
互いの秘密には、触れられたくないから触れない二人。
刹那的な関係に些細な約束が生まれそれを果たし、秘密を打ち明け、共同作業はカリントウの儚いお世話。生きる目的を見失っている二人に着実に愛が満ちる過程を訴えてくる地味なシーンの数々と美しい情景描写に心を打たれました〜。

壮絶な過去が息苦しく容赦ないしんどい内容だったけど、
帰る場所の無かった二人が帰る場所を得られたとても優しい話でした。二人で小さな幸せを重ねて穏やかに過ごして欲しい。
やっぱりダーク凪良さんもやめられないですね(笑)中毒性あります。
悲しい
2021年8月23日
作者さんの作品の中でも、特に悲しい重ためなお話でした。
中盤から読んでいて苦しかったです。
でも最後は読んでよかったと思いました。
その後のふたりのお話も読んでみたいなぁと思いました。
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私も天涯の意味調べました
2021年7月24日
序盤は訳ありな人物描写に引き込まれ、中盤は目を背けたくなるような内容。ラストへ向け、哀れで弱かった人に作者様は、どんな光と力を与えるのか、期待と不安と切なさで祈るような気持ちで読みました。9割9分閉塞感、でも読後感は良かったです。
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重くてしんどいのに凪良作品は止められない
2021年4月30日
凪良ゆう先生の作品の振り幅すごいですね。ギャグ要素多めの作品から、天涯行きのような重くてシリアスでしんどいのから、本当に凄い。
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泣いてしまう
2021年2月22日
いろいろ有りすぎる二人。それぞれの重い過去をお互いにソっとしつつ、惹かれて行く。
最後の場面で泣きそうになりました。
とても、とても、良かったです。
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天涯の意味を調べました
2021年1月8日
二人の出会いから 二人がそれぞれ重い事情を抱えて気持ちを通わせる話がとても深くてオールハッピーでは無いですが読んで良かったと思います。久しぶりに読み返しましたが 何度読んでもいい話です。
ラストが良い
ネタバレ
2020年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 引き込まれる前半、暗い過去の中盤、静かな後半。終わりに近づくにつれ、辛さを抱えて消化不良のまま終わるのかと若干の物足りなさがあったのに、ラストの描写が良くて、抱えていた不満も全てこれで良いんだと思えてしっくりきました。
死んだ猫に二人で名付けて海を見せるシーンとか美しいというよりも痛すぎて、だけど二人の抱えた痛みを表すようなシーンでもあったなと読み終わってから思い返しました。
先生の書くなかで一番好きな作品という訳ではないけど、ラストの描写は一番好きかもしれません。
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つみをかかえた男たち
ネタバレ
2020年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 遠召も高知も抱えたものが大きすぎて読んでて胸が苦しくなりました。私の心じゃ受け止めきれなかった。苦しくて、胸がいっぱいになるのに、読み終わった後「読んでよかった」そう思わせられるのが凪良作品なのですが今回も例に漏れずそんな感じでした。最後お豆腐屋さんで寝てる高知に遠召はなんて声をかけたのかな、高知はなんて言ったのかな。
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天涯孤独のふたり
2020年9月29日
全体的に暗い雰囲気ですが、文章が温かく染み入ってくる作品です。ふたりの抱える事情が重すぎて苦しくなりますが、寄り添う姿が美しくて救われます。暴行描写があるので注意です。
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ハッピーエンドなのに
2020年7月5日
ハッピーエンドで終わったのに、途方もない寂しさを感じさせる終わりだった。凪良さんのシリアスな小説は、いつもこうだ。どうしようもなく孤独な2人が、ひりつくような孤独を愛でくるんで歩んでいく。救いがある終わりなのに、寂しい。でも読むのをやめられない
しんどいけど素敵な話です!
ネタバレ
2020年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高知英利(24歳家具職人)×遠召結生(26歳古書店店番)

何かから逃げてる男・高知と、誰かを待ち続ける男・遠召。遠召は事情を抱えているのを承知で高知を居候させる。ぽっかりと空いた心の穴を埋めるように入り込んでくる高知。2人の関係の変化とともに、誰にも語らなかった秘密が明らかになっていく…。

遠召視点と高知視点が交互に入れ替わりながら話が進みます。遠召の秘密がかなり重くてしんどい。だからこそ、その後の2人が色々と切ないけど幸せで…。
最後の遠召視点の話がすごく好きです!そして、ラストがすごく良かった!途中のしんどさがあるからこそ、このラストの温かな優しさが沁みます。、

凪良先生のこういうヒリつくくらいのシリアスな話が好きです!!凪良先生風に言うと黒成分多めのシリアス(笑)
一筋縄ではいかない人生の厳しさを教えてくれつつ、どこかに優しさを感じます。、
異なる2つの背徳感
2020年6月3日
脛に傷を持つ2人が身を寄せ合っているうちに、徐々に心の距離が近づき、一緒にいたいと願うけれども……と書いてしまうと、どこにでもあるストーリーなんですけど、凪良さんが紡ぐと心の機微がにじみ出て、読ませるんですよねぇ。結末も「まぁ、そうなるしかないよね」っていう感じですが、最後に心の距離が近づき、一緒にいたいと願うけれども……と書いてしまうと、どこにでもあるストーリーなんですけど、凪良さんが紡ぐと心の機微がにじみ出て、読ませるんですよねぇ。結末も「まぁ、そうなるしかないよね」っていう感じですが、最後幸せが垣間見えるところまで書いてくれてよかったです
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美しい作品
2020年5月21日
歪な家族の愛情の中で育ったユイ。愛情に満ちた家族の中で育ったエリ。心に深い傷を持った2人が出会い、一緒に暮らし始めるところから物語が始まります。映画をみているように、美しくドラマチックで、そして静かで切々と投げかけてくる作品でした。ユイの気持ちの変化が細やかに伝わってきます。ラストシーンが、2人の出会いと同じシーンであったのに、そこに生まれた空気感が全く違う穏やかな陽だまりのようで胸がいっぱいになりました。美しい一枚の写真のように心にイメージが焼きついたラストシーン、いつまでも心に残りました。
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重いです。
ネタバレ
2020年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のレビューにもあるように『BL小説』のカテゴリーに繰くれない『小説』だと思います。
高久尚子先生の挿絵もこの小説にとても合っていると思います。一つ一つの情景が目に浮かび、特に錆びた自転車で逃走する場面は言葉に出来ないほど...
きれいなものも、ゴミみたいなものも平等に捨てることも出来ず自分の手に抱えて歩くしかない、の言葉にその通りなんだよなぁと共感しました。
映画を見たような読後感でした。
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作者買い
2019年8月30日
とにかく途中はハラハラしました。何故なら二人には幸せになってもらいたかったから。ラスト良かったです!
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涙が出ました
2019年3月10日
二人の過去を知った時の衝撃は大きく、あまりにも辛いことだったので続きを読むのに勇気がいりました。それでも、時には互いに笑顔を見せたり、思いやる言葉や行動に切なさを感じながらラストまで読みました。
ラストはこらからの二人に希望が持てる、幸せが待っている、だから二人はもう大丈夫だねと思うことができました。
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切ない…けど良かった
2019年2月27日
もう…泣けます。
育った環境が切なすぎて…。でも、最後幸せな未来が続いていきそうで良かった、と読み終えてふわっと優しい気持ちになれました。
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予想外
2019年1月19日
なんとなく、の気持ちで購入し読んでみましたが予想を上回る面白さでした。凝り固まったものをゆっくりと解いていってくれるような…、また2人の過去やこれからに胸が切なくなるようなほの暖かいお話です。
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ラノベでもBL小説でもない
ネタバレ
2018年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を「ライトノベル」や「BL小説」というジャンルで括ってはいけないと思います。「小説」です。明らかに。そしてもっと広くたくさんの人に読んでほしい。
過酷で悲惨で惨烈な過去と現在を抱えた二人。この二人が偶然出会い、かけがえのない存在となって、共に再生へと向かう物語。二人の心情がとても丁寧に書かれています。
レビューを読んで重い話だとはわかっていましたが、想像以上でした。
ずっしりと重く、胸がつぶされそうになりながらも、静謐で、穏やかに、心の深いところを揺さぶられる物語。
最初に読んだときは全く泣かなかったのに、二度めは号泣しながら読みました。

「天涯孤独」はよく聞きますが、「天涯」のみは初めてなので、私も調べました。
空のはて。故郷を遠く離れた地。非常に遠いところ。
これ以上この作品に合うタイトルはない気がします。
2人の再生の物語
2018年4月23日
過去の苦しみに今も囚われ続け無気力に生きる遠召と取り返しのつかない過ちを犯してしまった高知。排他的で独特な空気感を纏ったまま物語は進みます。唯一無二である2人がずっと一緒に居られるために、過去にそして自身に向き合い決断を下すまでの心情がとても丁寧に描かれています。途中まではかなり閉塞感のあるお話ですが、ようやく見つけた出口に向かって真っ直ぐに進んで行く、そんな2人の再生の物語です。BLの枠には当てはまらない作品だと思いました。最後まであまあまな感じはありませんが、逃亡の果ての小さな港町で海の向こうに沈んでいく夕陽とそれを見つめる遠召の感情が重なり合い、とても印象的なシーンになっています。
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シリアス
2018年4月14日
暗く黒い部分がしっかりと描かれていて、ふたりの切実で清白な部分や想いが際立って鮮やかに感じました。かわいそうな事情と過去を背負ったやるせない状況を読んでいてつらかったのですが、逃亡シーンの描写とラストシーンがステキでした。
ワケあり同士の運命の出会い
2018年4月7日
のはずですがどちらも理由がかわいそう、しかもそのかわいそうさは本人に責がない。
なので普通に読んでて胸糞になる場面は多いのですが、この作家は事象に善悪を割り振らないのでそういうこと、感情もあるよなーと流し読めるところが凄いなと感心しました。

印象的なのがせめの初恋のエピソードで、これがまた眩しくも美しい若葉の頃の思い出なのですが感情のとぐろに巻かれて行き止まりになっている2人の現在とのコントラストが効いており生まれつきドツボの人はいない……ドツボには嵌るんだよな……と改めて思いました。
感動✨
2018年3月8日
凄いッ!!すごーーーく‼感動しましたッ‼重いのか?と思いながらも途中放棄することもできず引き込まれて、終わり良ければと言う感じで読後は感動しか残りませんでした。
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最後…良かった
2017年11月23日
私も天涯の意味調べました…話がとても重い内容でも、ただ悲観しただけの話にならないのが凪良先生の素敵な持ち味ですよね…あとがきにあったように、私もこの先の二人は何があっても大丈夫だなぁって思えるので、なんだか辛くなりすぎにすみました。お互いがお互いを必然としているのか分かりすぎるくらい分かって、でもあんなことになってしまった高知だけど、きっと太陽のようなあの天性の性格だからこそ救ってあげることができたんだろうなって思います。
【天涯】 空のはて。故郷を遠く離れた地。
2017年7月26日
凪良先生の作品の良いところは、どれだけ特異な設定であっても、主人公たちがまっとうな決断を下すというところだと思います。それでいて、言い回しや物語の流れに「いつものパターンね」と思わせるところがない。
作中、『♪Calling you』に触れるのですがまさに雰囲気そのまま、陰気で優しく、でも愛おしさがぽたぽたこぼれ落ちるような。時折、我慢のきかない激情が走ったり。
暗いトンネルのような作品だったけど、やっぱり読後「あぁ良かった」と思わせてくれました。
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ストーリーがスゴい!
2015年10月29日
ためし読みからあのエンディングは誰も想像できないのでは。謎が明らかになるにつれてお話がダレることなくどんどんストーリーにハマって一気読みでした。この内容でこの金額ですごく読みごたえがあります。BLだけどそれだけじゃない完成度の高い小説です。読み終わったらとりあえず天涯の意味を調べました!
想像の50倍辛い話
2025年4月10日
表紙があまりにもほのぼの系なので、ギャップが凄まじいです。別でちょっと重いシリーズ読んでるから気休めに読もうーって読み始めるのは間違いでした。過去にかなり殴られる感覚があります。子は親を選べませんから、中々辛いものがあります。それに子供は弱者です。大人の手から簡単に逃れられないことが更に苦しさを増加させています。星4か5で迷いましたが、まあここは…
好みが分かれるかも
ネタバレ
2024年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人によって好みが分かれる作品だと思います。
犯罪者・性暴力・近親が苦手な人はきついかもしれません。凪良ゆうさん作品の中では1番重い気がします
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小説 重かった…
ネタバレ
2023年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一人暮らしのトオメと、居候することになったタカチの話。凪良さん好きで、何冊か読んでます。どれを読んでもグイッグイ引き込まれるし文章は美しいし大好きです。本作は、重かった…トオメの過去もタカチの過去も両方重くて、読み進めるの苦しかった。近親相かんの二乗に家族の死、自 殺、殺人未遂、引きこもり、家庭内暴力。どんだけ辛いの…。苦しくて最後まで突っ走って読んで、最後にようやく息継ぎができたって感じです。面白かったけど、苦しすぎた、面白かったけど。最後2人の幸せな生活読みたかったな、あとがきに書いてくれてはいるけど、2人の幸せな様子見たかったナ。
本作の前に「まばたきを三回」を読んでて、もう発売中止でレビュー書けなくて残念。こちらは幽霊の話で、天涯行きに比べると楽しかったかな。幽霊って、とは思うけど。
凪良さんの作品は、田舎が舞台で、家族に難ありな設定が多いなあ。親が死ぬとか、親からのDVとか。そういうのがない話読みたいな、美しい彼はそういうのなかったかも。
途中ちょっと苦しいかも…
ネタバレ
2023年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛ゆえに罪を犯した逃亡者(高知)と過去の呪縛に囚われる男(遠召)の再生の物語。コメディ・ほのぼの系が好みの私ですが、凪良先生のファンなのでチャレンジしました。序盤、主人公二人のイメージが掴めずアレレと思いましたが、徐々にのめり込み中盤から兎に角二人に幸せになって欲しいと祈りながら読み続けました。最初に出会った場所で再会し、幸せになってくれてありがとう‼️
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重いけど良かったです
2023年2月17日
鬱々とした物悲しい生い立ちや想いを抱えた2人は、出会うべくして出会ったんじゃないかと思えるようなお話しでした。
過去は変えられなくても、もう2人は大丈夫なんじゃないでしょうか。
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切なくて重い、、
2022年8月11日
凪作品のファンです。今まで読んだ中で1番重かった。作者さんの物語はどれも切ないけど、でもその繊細な感情の動きにグッと引き込まれて、何度も読み返してしまうんですけれど、この作品は読み返せない、、切ない以上に重くて悲しい。救いが少ない。勿論最後はハピエンですが、読んでいて辛くて中々進まなかった。でもやっぱり作者さん好きなので、星4つです。
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孤独を埋め合うように出逢った二人
2022年7月1日
最初の出逢いは何でもない日常のひょんなことだったのに、いつの間にか惹かれあっていて、お互いの状況が徐々に明らかになっていきます。いつもながらの圧倒的な描写力と構成力で、一気に読むことができました。主要キャラは2人とも陰がありますが、等身大の青年らしく応援したくなる爽やかなカップルです。ただ、両者ともに抱えている状況が特殊すぎるので「どちらか片方はもう少し身近にいそうな感じでも良いのかな?」という気はしました。2人とも過去の話が滅多にあり得ない設定なので、その作り物感で白けてしまい、どちらにも感情移入がしづらかったです。設定をこれでもかと盛り込むより、引き算があっても良かったかと個人的には思いました。大まかなストーリーやキャラクター造形は良かったです。
これでもかっていう衝撃の過去に…
2022年4月12日
過去が深すぎる~。衝撃的でどっちの立場でも辛すぎる…すぎるすぎる。お互いが、その過去も現在も難なく受け止めて、浮上できたことで救われて…でも消えない事実と記憶…苦しさも、全てスッポリ包まれて、暖かみすら感じた作品でした。
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重い…
2021年6月9日
真っ当に生きられるはずの2人が、それぞれに出会ってしまった悪魔みたいな人に寄って、生きる道を失ってしまうなんて、不条理すぎます。ただ世の中こういう不公平ってありますよね。だからこそリアルで重いです。奴らに罰が当たったら少しは救われるのに2人はそうせずに、罪を償って2人でささえあって生きる道を目指しました。それが2人らしくてよかったです。
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読んで良かった
2021年3月22日
数々の中身のないBL作品の中で、ここまでちゃんとストーリーがあるものも珍しいと思う。
寝る前に読む一冊ではないけど、ゆっくり読むにはお勧めします。
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よかった
2020年7月20日
いいラストだったと思います。お互いの後悔も背負って一緒に生きていくという感じ、よかったです。途中、うわぁ、シリアスだな、と思いましたが、夢中でよみました。キレイに全て片付いた、エンドより、こんな終わり方の方が、2人にはお似合いだと思いました。
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じわっと
2020年2月16日
最後の最後に遠召に体温が宿った感じでした。それまでは重いし、高知の犯した罪は正直同情するし、義兄がにくいけど、遠召が受けた傷は目を背けたくなるようなもので辛かったです。もともと愛情溢れる家庭で育ったであろう高知の温かな愛に遠召の凍ってしまっていた心が溶けて、2人の生活を手に入れることができてホッとしました。
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良かった
2019年8月28日
良かったけど、過去話がどうにも辛いというか、個人的に嫌でマイナス1です。凪良作品では珍しく読み返せない作品になってしまった。読み飛ばせばいいのだろうけど、それもしたくないような。
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凪良作品は
ネタバレ
2019年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良作品は自分には当たり外れが大きいのです。好みの問題ですが、たぶん受け攻めどちらかの物凄い執着心を感じる作品はハマるんですが、そうでないとハマらない。この作品は残念ながら後者でした。そんなわけでマイナス1。
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めずらしく
ネタバレ
2019年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凪良ゆうさんの作品の中ではあまりハマらなかったかな~。もちろんお話はとってもよく出来ているので最後まで読んだのですけど、キャラに(自分の中では)はまれなかったみたい。でもこれからも凪良さんの作品は読み続けます。
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静かに…
2019年3月22日
凪良先生の作品を、少しずつ読み進めています。静かに、でもしっかりとした感情描写が好きです。今回は少しシリアスな内容でしたが、最後は安心して読み終えました。
悲しくて切ない
ネタバレ
2017年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 遠召が何を抱えているのか分からず、最初は眉根を寄せながら読んでました。理由が分かってうわー、とちょっと引いた。遠召可哀想すぎる。天涯の意味を考えたことなかったけど、題名がどういうことなのか気になったので今回意味を調べてみました。
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BLあるある
2023年3月10日
のイケメンを拾うから始まるお話しです。それ以外にもBLで何故か人気のよく出て来る設定があります。途中で変な方向へと行ってしまいそうな要素がたくさんあったお話しですが、最後はきちんと普通のところに落ち着いてくれました。始まりと同じように終わる結末は瀟洒でおつでした。
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重くて苦しい。
ネタバレ
2022年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 勧善懲悪ではなく、諸悪の根源である人物よりもその周りの人間の人生が破壊されてしまう理不尽さにやり切れない思いを抱きながら読み進めました。
すっきりとは終わらずモヤモヤ感は残ったままですがこれからの2人に幸あれと祈る様な思いで読み終えました。
もう少し奴等に天罰がくだっても良かったかなぁ。
あと、最後は目を覚まして欲しかったです。笑
再会した2人の様子を読みたかった。
重くてつらい場面が多いので先生の作品の中では「読み返せない」分類入りになってしまいました。
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合わなかったです。
2023年10月18日
凪良ゆう先生の10年以上前の作品なのですが、個人的にはすごく読みづらくて合わなかったです。2人の関係の進みが無理やり進んでしまってる印象でした。
重い
2023年4月26日
受けも攻めも抱えてるものがとても重くて辛い。2人とも身近な人のせいで人生を狂わされた人たちです。
話はよくできていると思うので重くずっしりどっしりしたものが読みたい方にはいいと思いますが、私は地雷が多すぎるので絶対読み返さないです。
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作家名: 凪良ゆう
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫