このレビューはネタバレを含みます▼
辛口の評価でごめんなさい…。
私には正直読みにくかったです。
主人公が中年の悪徳貴族で、魔界に堕ち、新しい家族となった5人の兄から溺愛され子供扱いされている描写だけで本書の3分の1を超えます。
ここに作者さんの情熱が集約された気がしますが、私にはこれは萌えポイントにはならず。
攻めの登場も半ば過ぎ、恋愛的な要素は最後だけ。
そもそもエッチも成り行き上しなければならなかっただけで恋愛なのかなコレ…?という疑問。
主人公が愛に飢えてたことはしっかり描かれてるけど、攻めが主人公を好きになった点が“一目惚れ”で片付けられててイマイチわからない。
攻めにもしっかりした背景があるっぽいけど、そこは昔話的下りから読者が脳内で辻褄合わせないといけない。
スッと読めず、何度も止まってしまいました。