辺獄のカレンデュラ
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辺獄のカレンデュラ

ハジ

世界観に圧倒される

2018年4月15日
死者の世界は天国地獄辺獄と3つあり、辺獄は魂が転生するための準備する場所。死神とその補佐役泥人形のマコト2人の物語です。マコトの父や天使、マコトの仲間など登場人物は死者だけど普通の人間の姿です。ペット的なウサギのような「長耳」(ながみみ)が生と死というテーマにほっこり癒しをくれます。可愛いー。
表紙に黄色い花が咲いてますが、死神が降り立った所に咲いていたキンセンカ→別名カレンデュラ。花言葉は「失望」「別離の悲しみ」「不変の愛」まさにその言葉通りマコトの親子の愛、死神の贖罪とは?マコトは泥人形から消えてなくなるのか…辺獄を襲う空飛ぶ敵とのアクションシーンもあり、すごい!なんだこのストーリー!圧倒されます。
でも(えっ、すごいけど…ジャンルBL…?)と思った皆様!ちゃんと死神とマコトの絡みあり。Hは白抜きで体つきは男らしく筋肉質、マコトが素直で可愛い♪ラブラブというよりかは1巻はお互いの存在意義を確かめるHかな。2巻はよりラブ度が増してます。
いやー死神カレンがかっこよすぎて!マコトの父が残した愛の形もグッと来たなー。初めての作者さんで割引とクーポン使って読みましたが、よかったです。ファンタジー+あっそういえばBLといった感じで、世界観を理解するのに少し苦労しましたが、普段読まないジャンルも新鮮でした〜。
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