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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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怖いというより辛い2024年2月8日前作の「変な家」は読んでません。
この方の他の作品は主に動画で見てましたが、キャッチな画像と題材で確かに初見のときは「不気味さ」と共に「ワクワク感」があります。
実際、この作品を読んでるときに一番楽しいのは見取り図が出てきてそれを見て考察するときですが、考察によって判明した重いストーリーは、怖いというより「辛い」気持ちが大きかったです。なので、胸糞悪い系が苦手な方にはおすすめしません。
そして、他のレビューの方の仰る通りこの作品はイラストが多めで登場人物の会話で進行する形で、小説とは言えないかもしれませんが、私のような普段ほとんど活字を読まないネット世代にとっては読みやすかったです。
期待以上までとは行きませんでしたが、期待通りの「ワクワク感」は確かにありました。なので、動画を見て気になった方にはおすすめできます。 -
ゲームのコミカライズ作品2021年12月11日漫画の内容とクオリティ自体は高いと思いますが、現在第一巻収録の4話で連載が止まっている様子なので、気になる人はゲーム買ったほうがいいと思います。2巻出ないかな……
話の内容自体もゲームのストーリーと全く同じの原作完全再現になっているので、よほどゲームが好きなファンか作者のファン以外はおすすめしません。いいね
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飽きない、安定の面白さ2021年10月31日「Q.E.D.」の続編にあたる位置づけですが構成は無印とほぼ変わってないです。相変わらず面白い。作者の引き出しの多さにいつも驚かされる。物語が1話完結の読み切りタイプなのでどこから読んでもOK!個人的におすすめなのは7巻の「ある興行師」と17巻の2話です。
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良くも悪くも昔の青年マンガ2021年10月31日細野不二彦の新作!だと勘違いして購入しましたが実は2002年の作品。1巻完結で内容はギャラリーフェイクのように主人公共通で1話でエピソード完結するタイプの漫画。話の内容は普通でしたが、昔の青年マンガ特有のエロシーンは個人的に少し苦手でした(個人の好みですが)。細野不二彦のファンじゃなければ、同作者の他の作品のほうがおすすめです。
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「Q.E.D.」作者の最新作。続きが気になる!2021年10月31日故郷の島を買い戻すべく、1ヶ月内に100億を稼ぐために危ない橋を渡る少年少女の話。「Q.E.D.」だとミステリー要素がメインでストーリー進行やキャラの掘り下げは淡々としたイメージでしたが、この作品だと王道少年漫画のような刺激的な展開が続きます。同作者の他の作品に比べてご都合主義展開が多い気がするが、面白いのであんまり気になりませんでした。とにかく続きが気になる展開が続くので、早く続きが読みたいです!
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キャラと設定は面白いが展開はやや単調2020年7月11日3巻まで読みました。
私は外国人なので日本の歴史まったくわかりませんが、設定は面白いと思います。登場キャラたちは戦国武将のクローンという設定なので、現代の戦国ものとして楽しめると思います。そしててっぺんを取るには喧嘩だけではなく、頭脳戦も繰り広げられてるのは非常に甲斐谷先生らしいなと思いました。
しかし舞台は同じ学園内で、キャラの掘り下げも薄くてほぼ同じようなことをやっている感じがしなくもないので、単調というかダレやすいかもしれないですね。せっかくキャラが魅力的なのでもう少し掘り下げがほしいところです。いいね
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癖が強い単話完結ストーリー2020年7月11日黒鷺は結構初期から読んでたが、最近の作風だと特に「時事」を非常に多く取り入れてる特徴があり、単話完結でありながらも微妙に人に勧めづらい作品。時事をメインに据えると、「死体」が出てくる必要性がないと感じてしまう話も少なくないが、そこはご愛嬌ということで。
そして本作は一回の連載終了を迎えており、21巻(この巻だけ表紙が赤色)で非常にスッキリしないかつ後味悪い感じで話が終わり、そのとき本作の打ち切り疑惑で評価が下がったこともあったが、現在も22巻から新章引き続き連載しているので、今後の伏線回収など含めてメインキャラのストーリーの掘り下げに期待したい。 -
ノリがチャンピオンすぎる寿司ヤンキー漫画2020年5月6日喧嘩すればするほど寿司の技術が上達する…!一見バカバカしいが、作中の勢いと数々の寿司豆知識で不思議と納得してしまう独特な作品。作者は元寿司職人らしいので、寿司に関する描写も愛を感じる。
話の構成は、「主人公が寿司屋を継ぐため寿司に関する課題を出される→最初は全然出来なかったが、喧嘩するとバトルから着想を得て見事課題クリアする」というパターンで、見た目こそへんてこな漫画であるが根っこは熱血成長物語の王道を感じる。
更にキャラもストーリーもノリも、すべてが90年代の古き良きヤンキー漫画のような雰囲気を感じられる。
寿司が好きで、ヤンキー漫画が好きな人なら楽しめる唯一無二の作品だと思う。
おすすめ! -
原作の小ネタも楽しめるスピンオフ2020年4月21日この作品の一番好きなところは、原作がよくネットでツッコまれるポイントを小ネタとして取り入れて、さらに一般人視点から見た米花市という街がいかに狂ってるのか、そういう小ネタを楽しむ作品となっている。もちろん原作のキャラもいっぱい出てくるし、原作の事件の細かい小ネタもいっぱい拾ってくるので、原作を知っていれば知るほど楽しめる作品だと思います。あと主人公の犯沢さんは殺人を犯すために米花市に来ているが、何から何まですべてが平凡な一般人なので、真っ黒な見た目との裏腹に表情豊かな彼(?)のギャップにも惹かれます。
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「モンキーピーク」から続く物語2020年3月23日(第一巻読了時点のレビューです。)
まずこの作品は「モンキーピーク」から続く続編なので、前作を読んでない方は前作読んでから読んだほうがいいです。最初から前作のネタバレがあり、前作のあらすじも最低限に留めてるだけなので、前作読んでないとわけわからないことが多いと思います。
しかし前作のファンとして、前作のキャラに愛着がありましたし、何よりこの手のパニックホラー作品は新シリーズになると新規層を取り入れやすくするため、物語とキャラを一新する作品が多く見られてたので、同じキャラで物語に続く後日談が読めるのは純粋に嬉しく思います。
そして肝心な新章の内容についてですが、現在は一巻までしか出てないので物語は「起」といったところでしょうか。また、舞台も前作の開放的な「山」から打って変わり、サブタイトルの「the Rock」が表した通り閉鎖的な「洞窟」が舞台となっているので、前作と違う展開が期待できそうです。
新規の方には少しおすすめしづらい作品ですが、前作「モンキーピーク」のファンなら楽しめる一作だと思います。 -
デスゲームの皮を被った王道少年漫画2020年3月6日最初に読んだときに、ありがちなデスゲーム漫画だな~って適当に読み飛ばしたら、いつの間にか「熱血、友情、勝利」みたいな王道少年漫画になってた。
ストーリーや展開こそツッコミどころも多いですが、そういう不条理なところをツッコミながら楽しめる人におすすめしたいです。キャラもみんなどこかに一癖ある濃いキャラばかりなので、読み進めるとキャラに愛着が湧きます。
1~2巻はまだ説明段階でつまらないと感じる人も多いと思うのですが、ぜひ4巻くらいまで読んでほしい。面白くなります。ジャンプラ公式アプリ入れると初回全部無料で読めるのでぜひ…!いいね
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心温まるコミカルな「日常系SF」2020年2月22日この作品は、自分の意思を持つ犬型ロボットAIの周辺で起きた物語で構成されている、「日常系SF」です。
意思を持つIAといえば終末系SFを連想されやすいのだが、実はこの犬型ロボットは主人公というより、狂言回しのような役割で、それを拾ったサラリーマンの家庭を中心とした話が進展していくので日常的なシーンが多く、「日常系SF」と呼ばれる所以です。
日常的とはいえ、現代社会ならでのAIやIT関係のタイムリーなテーマも多くて、SFチックさも欠けてない、程よい塩梅を感じさせます。
また話としては数話完結の話が多いので、読みやすさというと同作者の「ギャラリーフェイク」と同じ感覚で、涙あり笑いありながらもさっぱりとした読後感。どなたにもおすすめできる良作です。 -
とにかく本に対する愛を感じる異色作2020年2月22日「この高校はどんな生徒でも入れる…本を読みさえすれば…!」
そんな不良高校として有名なビブ高に入る平凡高校生が、色んな本と色んなヤンキーに出会う、ヤンキーx読書という両極端のジャンルを絶妙に融合した異色作です。
ヤンキーが揃いも揃って本を読んでる光景はすでにシュールなのに、みんなそれぞれ好きな本のジャンルがあり、私小説ヤンキー、SF小説ヤンキー、探偵小説ヤンキーなど、キャラが濃い人ばかりなのでキャラにも愛着が湧きやすいです。
そしてキャラだけでなく本の情報も濃い。さすが原作付きというべきか、本当に全部のジャンルの本を網羅してて、ラノベ回には作者の守備範囲に驚かされました。
こんな感じの漫画ですが、本の知識がなくとも楽しめる作品なので、読書するヤンキーというワードに惹かれる方はぜひ読んでみてください!