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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 別養黒蓮花皇帝当替身(穿書)

    陳森森/孫旻喬/篁ふみ

    ストーリーは面白いけど訳に違和感
    2026年9月21日
    ストーリーは読みやすいです。セリフが多くラノベらしい作品なので、かなりさくさく読めます。が、他の方もレビューで仰っているように、訳に違和感があります。
    例えば、日本語の場合だと
    ・一人称は「私」「俺」「(個人名)」「(立場(例:先生))」のどれを使うのか
    ・敬語なのか、タメ口なのか
    ・どの語気助詞が適切なのか
    ・丁寧語、尊敬語、謙譲語
    の組み合わせで、それぞれの関係性や個性の多くが表現されると思います。
    例えば先輩後輩関係でも、後輩側が厳格に敬語を徹底しているのか、揶揄う時はタメ口なのか、先輩という呼称を使っているだけで基本タメ口なのかで、彼らの距離感や空気感は変わってきますよね。
    本作品はそこがブレるので、「今君たちはどのくらいの距離感でいたいの?」「どういう印象で振る舞いたいの?」といった情報が中々定まらないです。私は最終的に内容を追うだけにして、特にセリフに関しては頭の中で適宜読み変えていました。
    話は問題ないのに、上記のような些細な部分で違和感だなんだといっているのだから、本当に面倒な読者で申し訳ない。ただこれが同人だったらなんとも思わないですが、本書は商業作品なので、もう少しどうにかならなかったのかなとは思います。
  • 恋なんて忘れてた【電子限定描き下ろし付き】

    山路伴

    まるで小説のよう
    ネタバレ
    2026年8月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんかもう本当にこういう作品好きなんですよ私(語彙力)
    心の機微をすごく丁寧に描いてくれている作品だと思います。1回目読み終わった後は「好き…」が強烈に残りましたが、2周目、3周目と読むたびに2人の表情、動作や思い出しているものなど、描けるコマの全てでその時点での彼らの空気感や距離感をより感じました。この作品に限らず漫画に意味のないコマなんてないとは思うんですが、なんていうか、最初から最後まで無理がなくて、全て必要な時間なんだと感じました。
    栫さんは久野さんに「何年も前に自分を好いたやつが変わらずに好きなままでいると思うか?」と聞くけれど、その実仕草や表情で高校時代の(好きなままでいる)久野さんを重ねているのは栫さん。基本栫さんの目線で話が進むからそう見えるというのもありますが、久野さんは比較的今を見ていると思います。
    あと、ここは個人の解釈入ってると思いますが、拗らせた結果、多分栫さんにとって高校時代の久野さんとの時間は、いくら自分でも現在の自分では不可侵の、神聖な貴い時間として大切に大切に胸の内の宝箱にしまっているんだろうなぁと解釈しています。なので、作品の中で最終的にこの2人は無事付き合いますが、栫さんの中で現在の好き、と高校時代の好き、は同じ直前上にあって同じ箱には入れていなさそうな気がします。付き合った後も高校時代の思い出をたまに1人でそっと取り出して慈しんでそう、しかもそれを無意識でやってる上に久野さんにはばれてそう。
    派手さはないですが、心の機微、揺れ動きが丁寧で素敵なお話でした。
    この作品を読めてよかったです。
    いいね
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  • できれば愛をつづりたい

    ろじ

    2人のペースで歩んでいく
    ネタバレ
    2025年10月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人と関わることの難儀さや怖さを、2人で受け入れるお話だと思います。書き下ろしまで含め、最後まで2人の歩調を崩さずに最後までしない、ひたすら穏やかな関係性として描かれているのが私は好きでした。多分自分がレビュー見る側なら「あっそういうシーンあんまりない感じか」って購入保留にしたと思うけど、”そういうシーンが多かったら逆にしらけると思う作品”というのも世の中に存在するよね、という新たな知見を下さった作品。
    ちなみに当方年上からの敬語や年下からの敬語抜けがあったり簡単に名前呼びにはしなかったりする設定大好き人間なので、同じような趣味をお持ちの方、ぜひ読みましょう。
  • アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋【コミックス版】

    鮭田ねね/名倉和希

    うーん…
    ネタバレ
    2025年9月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作を履修してないのでコミックのみの感想です。
    絵はすごく綺麗です。
    ただストーリーが全体的に緩いと感じました。
    例えば、手首の傷をそんなに気にしているのであれば、がっつりテーピングした上に半袖着用は不自然に感じます。見せつけて心配されたいタイプの人かと思った。本当に隠したいなら長袖着るなりすると思う。
    あと前科があったのに捕まってないストーカー、捕まってないことをおそらく知っているのにのこのこ自宅に帰る主人公はちょっとどうなんだろう。
    展開的にこうしたいんだろうな、というのはわかるけど、過程に無理があるんじゃ…という箇所が要所要所にある印象を受けました。
    あとこれは表現が難しいけど、BL作品だったとしても、それを男女に置き換えた時に違和感を感じる作品は元々好みではない(性別とかじゃなくて、そういうものを超越してこの人だから惹かれた、という裏付けがあって欲しい)のもあって、個人的な評価はこのような感じです。
  • 龍の双星 【電子限定特典付き】

    櫻川なろ

    私は好き
    2025年9月16日
    前々から気になっていたけど、読んでいなかった1冊。理由は異世界とか所謂ヨーロッパ世界観的なファンタジー作品(漫画)は読んだことがあったけど、こういうタイプのファンタジー作品(漫画)はあまり読んだことがなかったから。で、読んだところすごく好きでした。誠実な攻めと掴みどころがなく訳ありな受けっていいですよね。

    おすすめできる方としては
    ・ストーリー重視でそういうシーンはそんなに…な方
    ・ファンタジーという要素で様子見に入れている方
    ・魔導祖師(陳情令)が好きな方
    かなと思います。

    まだまだ話は始まったばかりで、話が動き出すのは2巻が本番かなという印象です。
    次巻以降も楽しみにお待ちしています。
  • Subになれたら褒めてやる【単行本版】

    まっけ

    うぅん…
    ネタバレ
    2025年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 良いのはわかる。シチュ的に好きなシーンも割とある。書き下ろしの「おすましさんだね」のところも好きなんだけど…主に攻めさんのキャラブレが気になってしまいました。タイトルから想定される印象と、1話、2話それ以降各話から読み取れるキャラクターに整合性が無いような気がします。割とストーリー重視の人間なので、ちょっとそこが引っ掛かっちゃった感じです。前のストーリーの流れを気にしないで、各単話として味わうのであればありです。ただ、一品一品が美味しくても、コース料理としてはいまいち…と感じました。個人的な感想です。
  • ルームメイト

    佐藤アキヒト

    好き(語彙力)
    ネタバレ
    2025年6月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 語彙力なくてごめんなさい。好きなんですこういう繊細な雰囲気の作品。
    カイはずるい人ですよねぇ。急に名前呼んでみたり、お風呂誘ったり(色々あったわけだが)、「馬鹿だし…嘘だし?」とか「じゃあ、また、期待するわ」とか、振り回されちゃうよねノアくん。がんばれノアくん。でもノアくんは勉強もカイとの付き合い方も結構ずっと頑張ってると思うので、ぜひぜひカイさんなんとかしてくださいね。ノアくん目線の話なのでノアくん贔屓して申し訳ないけど、すっごい楽しみにしてますからね。
    最後に購入を検討されている方へ。個人的にはぜひぜひおすすめしたい作品ですが、私が読んだ感じ紹介文の「問題児×優等生」より「訳あり優等生×努力型優等生」の方が印象としてはしっくりきました(個人的には)。「問題児」の単語から連想されやすいある種の粗雑さみたいなものは一切なく、少なくとも1巻時点では絵柄どおり品のあるお2人です。ご参考までに。
  • 年下上司は褒められたい【単行本版】

    みなもやかづき/.Poika編集部

    人生初のファンレターを書いたくらい好き
    ネタバレ
    2025年6月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 色々と言う前に。私はこういう作品が好きだ。早い話癖だったんです。人生で初めてファンレターを書いてしまったくらいには。
    この作品に出会うまで、「攻めの方が身長高い」は必須項目でしたが、その固定観念を見事に覆してくれた作品です。柏木さんにしろ雨宮くんにしろ、かっこいいとかわいいが大渋滞でこちらの口角はもう限界です。年下上司ということで、年上→年下の敬語があるのも好き。付き合ってからも安易に呼び方を変えない(最後までお互いに苗字+さん)ところも、会社内ではちゃんと柏木さんが敬語使ってるのも、すれ違いはあってもお互いへの尊重があるのも…と好きなポイントを挙げたらきりがない。この作品が発売されてからそれなりに時間が経っているので、その間他作品を何冊も読みましたが、それでもこの作品は今も定期的に読んでいます。この作品に出会えて良かったです。
    ちなみに、レビューで「受けが女々しい」とのご意見もみかけますが、それに関しては分からんでもないです。
    ただ、個人の感想としては、彼(柏木さん)本人にもその自覚はあるし、それをなんとかしなければいけない、と行動に繋げられているので、私はそういうところも含めてこの作品が好きだなと思っています。
  • ハレとモノノケ

    灼

    個人的に思い入れの強い作品
    ネタバレ
    2025年6月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 人生で初めて読んだ所謂BLコミックがこちらの作品でした。今でも初めて読んだ時の「わぁ…!」という、新世界への感動をよく覚えています。
    というのは個人的な話ですが、作品についてはとても丁寧で穏やかに時間が流れています。ちょうど初夏〜夏にかけての、日中の風に香る緑の匂いや蚊取り線香の匂い、夜露にぬれた草の匂いを感じる作品だなと思っています。
    BLとしては下巻から、思っていたよりトキの八潮くんへの思いが強かったのが良いです。自覚させたり教え込んだり、悪い大人だ…。それに対して、精神的に男前なのは八潮くんというのも良いですよね。もう本当に2人とも長生きして幸せに時を過ごしてください。
    すごく大好きで思い入れの強いこちらの作品ですが、全体的に余白を楽しむ作品である印象は強いです。ストーリーに激しい起伏を求めている方や、描写としてすべてを明示的に描いてほしい気持ちの方は需要と供給が一致しないと思います。そこは大丈夫!という方はぜひぜひ読んでみていただきたいです。
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