このレビューはネタバレを含みます▼
1巻読んでからずっと待ち侘びてた2巻。
吉田さんにイライラ…はしないけど登場するたびモヤモヤと違和感みたいなのがずっとあった。正直ビジュアル的にも当て馬として残念だから、日高の心が揺れるたびにイヤーッ!やめてーッ!絶対にくっつかないでーッ!とハラハラしていた(ひどい)
終盤でおばあちゃんの言葉で傷つき、いきなり吉田さんの前からいなくなった日高。日高がひどいように見えるけどさ…吉田さんを切ったのはおばあちゃんの言葉が決定打ではなくて。吉田さんが電話で「ばーちゃんにもちゃんと言っといたから 俺 "まだ" 結婚とかは考えてないって」と話したこの "まだ" に全てが詰まってるよね。ちゃんと? "まだ"ってなに? いずれする予定ではいると?この感覚が吉田さんと日高の決定的な違い。これが本当に本当の意味で日高を傷つけただろうな。結局吉田さんは、シュッとした島の誰もが憧れる都会の男である日高と仲良くなれたことに浮かれてた部分が大きくて、日高のことはちゃんと好きだけど、先のことはなーんも考えてなかったんだろう。日高は傷ついたけど、これで良かった。ここで日高は吉田さんの核心的な部分を知れたわけだし。とりあえず吉田さんのターンは終わったよね…?まぁ、吉田さんのことは別に嫌いではないので、あなたはあなたで幸せになってください。さようなら!
そしてコウの考えてることはわかるようで、"ぜんぜん……わかんねえ(日高)" 状態でもある。3巻ではもっとコウが解剖されてほしいな……。
次はまた1年後かな…長い…楽しみに待ってます(泣)