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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島
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小綱先生の作品は攻めが最高




2026年4月11日強引で欲深くて、嫉妬や執着に忠実。でも愛する者にはとことん甘くて、おまけにセクシーで。
小綱先生の描く攻めのキャラはとにかく魅力的すぎ。
物語の展開は最後までヒヤヒヤしますが、救いと課題を残しながら今後の世界がどうなっていくのか、しっかり余韻に浸ることができました。
自由奔放な神子たちの個性もおもしろい。欲望に忠実で偽りのない生き生きした描写が楽しかったです。エロクロアとタナトゥスが個人的にはツボでした。
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個性的な世界観とストーリー展開




2026年3月15日男性が子どもを産めるとか、獣人とか、混血とか、独特な雰囲気のある世界観。
しかもそれぞれに問題や葛藤、差別があり、登場人物の価値観もさまざま。
自分を変えようと奮闘する主人公と、闇を背負う騎士との王道ラブストーリーだけど、要所で個性的なストーリー展開があって飽きずに読めます。
星2つ減らした理由は、せっかくの世界観なので人物それぞれの葛藤や個性をもっと掘り下げながら、人物関係に複雑に絡んでほしかったからです。
一人ひとりの個性は魅力的だけど、それぞれ独立したストーリーに感じてしまったので、登場人物どうしの背景にもっと切り込んで欲しかったかな。
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境界線がわからなくなる「叫び」




2026年2月26日仕事のデスクでの会話から、先生と出会った河原、しおりさんとのデートと展開していくうちに、日常から切り離されていく主人公の様子がリアル。
川又青年への憧れは洗脳か、それとも心身喪失か。もともと思い込みの激しい主人公だが、先生やしおりさんが与える影響も大きいようにみえる。
自分の意志をほとんどもたない主人公。先生に促されるまま、自分の叫びを言葉にしようとするが・・・
川又青年や先生の受け売りがいつしか自分の言葉となり、自分の思想となり、自分の聖となっていく様子は、現代人と「天皇」という関係の危うさも感じさせられる。本当に、現代人の象徴となることは難しい。
難点は会話が関西弁で、方言が苦手な人は登場人物の会話が意味がわからないやりとりになってしまうのではないだろうか。関西弁でもかなり訛りが強いと思う。関西圏に住んでいても、ところどころわからない表現があった。
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じわじわと迫ってくる得体のしれない恐怖




2026年2月11日読んでいくうちに誰かに見られているような恐怖を覚えます。
田舎ならではの衆人環視状態の環境、みんなが何となくお隣さんの素性を知っているような、壁を隔てていてもお互いの考えがわかっているような居心地の悪さがじわじわ押し寄せてきます。
ボラードとは、何かを繋ぎ止めておく装置だそうですが、主人公は何を繋ぎ止めたいんだろう。
歪な親子関係か、上辺だけの付き合いのクラスメイトとの友情か。津波の爪痕が残る町での暮らしか。
保護観察対象とされる主人公家族のやり取りは、過干渉の母が発達に躓きが見られる娘に怒鳴り、強制するしか手段がなく、行き場がないようにも感じられます。しかし終盤に母の目的が知ることとなると、今までの描写への印象が一変します。
読み返してみると誰が悪者で誰が偽善者か、敵か味方か分からなくなり、人間とはいろいろな面をもつおそろい存在だと感じさせられます。
津波に遭った町の、「あるべき姿」を押し付けられて生きる息苦しさは、そのまま現代を生きる私たちの焦燥感にもつながります。
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家が語り手とは、斬新な手法。




2026年2月11日家からみた人間の営み、登場人物たちの交流が描かれていて、それだけで視点が変わっていて面白い。
阪神淡路大震災が物語のベースになっていて、登場人物たちが迎える最期や、家そのものの最期に、自分はどんな人生を記憶に残すのかを考えさせられた。
人も家も、自分で最期を選べない。じわじわとその終わりを自覚するのか、突発的な何かで突然命が終わるのか。
死んでしまったことと、長く会えなくなることの違いは何か。登場人物たちが直面していく問題は、時の家の生涯にも繋がっている。
人に壊されることと、震災で焼かれること。人が二度と住めなくなることと、存在していても人が住まないこと。家が迎える最期は、人間がどこまで家と生涯をともにしてきたかが色濃く反映されていると思う。
私は今住んでいる家にどんな記憶をのこしていくのだろう。家は住人を選べないから、せめて家に興味をもってもらえるような営みをしてみたい。
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余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない
主人公のあざと可愛さが良い



2026年2月7日シナリオは頭に入っている、見た目はか弱い末っ子だけど本当はお兄さん、という主人公が転生前の人生を辿らないようにたった1人でたたかう姿がいじらしいです。
カドをたてないように一生懸命ふるまえば振る舞うほど、あざとく計算してるみたいになって周りを翻弄する天然小悪魔っぷりが愛おしい。
シナリオを自分の力で書き変えていきながら、それぞれの攻略対象者たちとの絡み合いにも興味が惹かれます。
星を一つ減らしたわけは、感情表現がやや一定かなと感じたところです。感情の揺れ→フェリの天使な振る舞いに感動→持ち直す、というパターンが繰り返され、どの登場人物でも同じ感情表現に思えました。
魅力的な登場人物たちの個性それぞれに抱く合わせて感情が移り変わり、フェリに癒される過程をもっと見てみたいです。
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濃密なストーリーに引き摺り込まれます




2026年2月7日登場人物たちがそれぞれに抱く恋心は純粋でひたむき、痛々しくも狂おしいほどの愛情であふれています。
しかし、お互いの恋心を利用しあうしたたかさや狡さ、独占欲の誇示や嫉妬を剥き出しにする人間的な醜さが随所に散りばめられていて、妙な現実味があり、それがストーリーに重厚さを与えています。
異世界、転生と現実離れした設定なのにその場の息遣いや香りまでも漂ってくるようなリアリティに、感情移入して続きが気になって読み続けてしまいます。
自分を愛してくれる人は自分を見ていない、それぞれに抱く葛藤や感情の描写がとくに見事です。
毎日楽しみに読ませてもらっています。
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