このレビューはネタバレを含みます▼
Wヒロインものが好き、由奈が全少女漫画主人公の中でも好感度高いので咲坂作品では1番好き。
由奈は平凡という設定で本当に平凡な作画なのが評価ポイント。なのに中身が魅力的なので読者にはどんどん可愛く見えてくる。誰よりも最速で自分の長所と欠点と向き合った強い子。
理央も咲坂メインヒーローの中でダントツ好き。由奈主人公視点だと前半は他の女に片思い中ではさらに面食いなので由奈を全く恋愛対象として見ていないにも関わらず由奈が想い続けたことに説得力はある描写だったと思う。由奈にゾッコンになった後は文句なし。顔面格差カップルなのに由奈の人間ができすぎていることもあり理央のベタ惚れに説得力がある。このカップルは長続きすると思う
朱里に対しては複雑な評価。前半は計算高い恋愛価値観や自己評価の高さからくる傲慢さに共感できず苦手だったのに対して、後半は不憫で無害ないい子を強調され単体でみるなら好意的に。
ただしストーリーに対する評価は真逆。前半は天然和臣に翻弄されて空回りする恋愛上級者朱里の図が面白かったのに対して後半朱里パートが退屈すぎる。
現実的な恋?ただの家庭環境のゴタゴタじゃないですか。長い尺を取った割には朱里自身の中身に魅力はなくさらに設定上は美人でもキャラデザに華やかさがないので登場する男共が何人も朱里に惚れる展開に説得力がない
朱里は気遣いのできるいい子だけど由奈は自分のことばかり強調も鼻につくだけ
和臣もどんどんいつもの中身重め咲坂黒髪男子感がじわじわ漏れ出ててこの2人は作者の悪いところが出ていた
劣化アオハライド感あり元彼登場しても盛り上がらない。この作品の山場は理央由奈の告白シーンだと思ってるの私だけではないと思う。なのに以降の和臣朱里パートで積み上げてきた作品評価を台無しにした印象。ラストを和臣朱里で締めるのもそっちじゃなくない?と
咲坂さんの筆が乗ってた方(和臣朱里)と実際に人気出た方(理央由奈)が違ってしまったんだと思われる
Wヒロイン作品ではあるが実際は由奈に感情移入してる読者の方が目立ち、対して作者がメイン扱いしておりいい扱い(無駄にモテる)受けてるのは朱里なのでモヤモヤで終わるのかもね。最初は幼馴染の和臣→由奈スタートじゃないことを斬新に思ってたけど今にして思えばそっちの方が物語が面白くなったろうなとは思った
もし和臣朱里パート含めるなら評価は星3です。