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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 25時、赤坂で

    夏野寛子

    救われる命がある
    2026年5月5日
    本当に世界一大好きな作品。この作品の好きなところを語り尽くすことはまず不可能だし、レビューは断然読む派ですが、この作品に対する想いを胸の内に抑えきれないのでここで吐かせていただきます。

    まず殆どの方のレビューにもある通り、なんと言っても絵が美しい。美大出身の先生が描く最早芸術作品のような麻水さん(攻め)は正に美の暴力。超人気イケメン俳優として名を馳せるその美しさは留まるところを知らず役を演じているときから憂いている表情まで、しかし白崎くん(受け)といるときだけに見せる表情と言ったら、もう……!!!またクールな麻水さんが、回を重ねる事に、白崎くんとの関係が進む度、表情豊かになっていくのも堪らない。麻水さんだけでなく俳優業という点においての白崎くんも含め、主人公2人の成長がこの作品の大きな魅力のひとつでもあると思います。
    そして吸い込まれるような白崎くんの瞳はどのコマも正に宝石のような煌めきを放っていて思わず感嘆の溜息。白崎くんの睫毛が揺れ動く度(絵なのに本当にそう見えます……恐るべき先生の表現力)私の心は揺れ動くどころか激しく揺さぶられてしまいます。ありがとう白崎くん、麻水さん、夏野先生。
    絵が美しいだけでなく描写がいちいち丁寧なのにグダグダ感は全くなく、また丁寧すぎないところも魅力。敢えて明示されていない心情の揺れが作品全体を通してストレートに伝わってきます。
    そして本当にこの作品の絶妙なリアルさというか…BL特有のファンタジー感は全く気にならない。なのに満足度は文句なし。読者が作品に求めるポイントが1つ残らず抑えられているとどころかそれにすらもお釣りが来るレベル。
    そして恋愛要素を抜きにしても、話として非常に深く面白い。読む度登場人物が好きになれる。もちろん、細かく言えないのが悔しいくらいBLとしての「良」も詰まった作品で、もう毎日のように読ませていただいておりますが全く飽きの来る気配がございません。これからも楽しませていただきます。
    私がこの作品に人生を変えられたように、1人でも多くの人とこの作品の素晴らしさを共有したいのでぜひ手に取ってみてください…きっと後悔させません。『25時、赤坂で』に出会えて本当に良かった。

    最後に、全巻素晴らしいのは大前提として、私のイチオシは4巻です。何度読んでも泣く。