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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 海が走るエンドロール

    たらちねジョン

    映画をつくる世界
    ネタバレ
    2023年5月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 夫に先立たれた老婆のうみ子さんが映画館で海くんと出会い、映画を『つくる』側へと転身する話です。

    時折挟まれる心情を画で表現するところはまさに映画さながらでした。

    孫ぐらいの年齢の生徒たちと、時にはジェネレーションギャップを感じながらも切磋琢磨し高めあう姿からは、挑戦に年齢制限はないんだとしみじみ感じました。
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  • ないしょの話 山本ルンルン作品集

    山本ルンルン

    魅惑のルンルンワールド!
    ネタバレ
    2023年3月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 山本ルンルン先生が描いた短編集です。
    レトロチックで可愛らしい絵柄に反してブラックユーモアが効いた物語の塩梅がたまらない(*´ー`*)
    特にお気に入りの『ぼくのばら色の人生』と『空色のリリィ』の感想をさっと書いて終わりたいと思います。

    『ぼくのばら色の人生』
    海外に出かけているお父さんの手紙を心待ちにしている孤独な少年スグルの話
    この世界がグレーに見えるか、ばら色に見えるかは心の持ちよう次第。

    『空色のリリィ』
    ゾンビパニックが起こった後の世界の話
    ゾンビを排除するのではなく、ゾンビと共存することを選んだ社会は、どこかコロナ禍の現代の世界に通ずるところがあるなと思いました。
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  • スキップとローファー

    高松美咲

    みつみちゃんと東京
    ネタバレ
    2023年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻はクラスメートとの交流が中心。
    高校生ならではの人と人とのコミュニケーションの描き方がとてつもなく丁寧。丁寧なだけでなく、コミカルなシーンもクスッと笑える塩梅がすごく良い!

    天然純粋だけども人一倍志が大きくギラギラしているみつみちゃん、穏やかで優しいけど秘密を抱えている志摩くん、志摩くんいわく「肩の力を抜いたほうがいい」らしい腹黒系少女ミカちゃん、みつみちゃんのおじでありおばであるナオちゃんなどなど、個性豊かで決して一筋縄ではいかない登場人物たちにも目が離せません!

    この巻で一番好きなシーンは締めのページの「私はこの町を好きになります」の場面。
    辺鄙な田舎で暮らしてきたみつみちゃんにとって、いろいろな意味で“人口密度が高い”東京は理想とはだいぶかけ離れ思わず故郷に帰りたくなることも。
    それでもクラスメートたちと少しずつではありますが距離が縮めていき、やがてみんなと渋谷の町に遊びに行きます。
    それらを踏まえたうえでのこのシーンの彼女からは東京への不安はすっかり消え去り、キラキラと輝いているように見えました。

    読み終えてからもしばらくは爽やかな気分が残り、次巻以降もじっくり読みたいと思わせる世界観、なかなか出せるものじゃない