うづきさん

お兄さんと少女というカップルの組み合わせとキャラの外観がめちゃくちゃ好みに合致したので手にしたところ、キャラクター設定も大変好みすぎてとても個人的には全世界(クソデカ主語)にオススメしたい。

特に、完璧に見えるハイスペックイケメンを可愛い男と愛でて甘やかしまくる漢前スパダリ美少女が大好物で、この作品の主人公であるベル・プペーことレティシア様はまさに好みど真ん中。
見た目と中身のギャップが大変たまらない。
Web版となる原作も拝読済みで、ストーリーも面白いしキャラクターデザインなどもとても良い。
コミカライズ担当のセレン先生の繊細で美しいながら、アクションも含めてスパダリ美少女と可愛いイケメンの見た目と中身のギャップを見事に描く画力の高さも大変魅力ある作品です。

今後の展開は大まかに知ってはいるとはいえ、コミカライズでの魅力あるキャラクターたちの活躍を見守っていきたいと思います!

…でも欲を言えば男版のレティシア様も長髪美人系が良かったなぁ笑

難病を患い30代の若さで死んでしまった喪女(同人経験あり)が闘病生活で読んでいた物語の世界の悪役に転生する話。

その物語のヒーローをしいたげ、最終的には倒される悪役になる運命を回避すべく、奮闘する忌避回生ストーリーは王道的で読みやすくわかりやすい内容。

闘病生活で読んでいたとはいえ、実際目の当たりにした義理の息子は天使と見まごうほどに可愛くて癒される存在。
生前、結婚とか無縁な人生であったこともあり、その時の記憶を取り戻した主人公は子供を悲しませるなんてもってのほかと考える健全な心の持ち主でもあるため、真っ当に継子関係を築くことを決意し、一生懸命子育てを開始する。
できれば母親とかになってみたかった…という生前の願いがある意味で叶った?奇跡のお話。
作画は他のWeb小説作品でもコミカライズを担当しているほおのきソラ先生の美しくて華やかな絵柄でそこもまた魅力的な作品です。
これからの作品展開が楽しみです☆

というほどに大変素晴らしい作品集です。

幾花にいろ先生の画力の高さもさることながら、濡れ場の描写がどの話もとてもすけべで大変良いです。
特に、カップルそれぞれの女の子の描写が一辺倒ではなくひとりひとりの性格など考えると思わず「わかる…」と感じるほどにレパートリーもシチュエーションも豊富。

また、女性の身体描写のみならず、それぞれランジェリーなども個人個人の性格や個性が表れていてリアリティがあり好感が持てます。そして相手の男性もまた、ひとりひとり個性的でどことなく「何処かに本当にいそうな人」感がリアルで良いです。

濡れ場描写が男性向けではありますがひとつひとつのストーリーはTLにも通じる気がして女性でも気軽に読める内容だと思います。
それぞれのカップルが「どこかにいそう」と思わせるほど自然でみんな応援したくなる、それでいてすけべな作品集です。

男性顔負けのキャリアウーマンがひょんなことをきっかけに雄っぱいパブを経験するところから始まるストーリーは導入も無理がなくすんなりと進んでいき大変読み進めやすい内容。
絵も上手くてとにかくえっち。女の子が快感を得る表情を見ることの多いTL界隈ですが、男性が快感に喘ぐ姿も見れちゃうお得感が個人的に最高と評価する理由です。

ヒロインの魅力は芯が強く、真面目で誠実なところ…でありながらきちんと弱味もあったりする可愛いところですが、実は隠れた攻め気質もまた魅力のひとつ。
そんなヒロインに翻弄されて惹かれていく(更には雄っぱいを攻められてキモチヨクされてしまう)相手の男性の感じるお顔も可愛くて見どころといえる作品です。

濡れ場以外のストーリーも飽きさせない内容で無料試し読みで続きが気になってしまい、最終巻まで一気に購入して読んでしまったくらい最高です!

いわゆる冤罪をかけられた令嬢が僻地へ追放されるお約束どおりのテンプレート作品であり、物語の進み方はとてもセオリー通りで安心して読めると言えば安心して読める。

でもそれ以上でも以下でもない？
設定的には面白いのですが、アンソロジーのうちのイチ短編に過ぎないためかページ数の限界か起承転結が急ぎ足で特に結があまりにあっさりしすぎている気がしていて勿体ないです。

アンソロジーの趣旨としては悪役令嬢(冤罪含む)がヒロインを見返して幸せになるという、いわゆる｢ザマア｣する作品を集めているのでしょうけど、余りにもその｢ザマア｣展開があっさりしすぎているせいでパンチ力に欠けます。
キャラデザも良いし設定もそこそこ面白いのに勿体ない…

もっと冤罪をかけてきた側が｢ギャフン(表現が古いですがw)｣というくらいの展開を期待している人には薄味かもしれません。

ストーリーは近頃流行りの貧乏くじを押し付けられた主人公がそれでも前向きに活躍していくお話。

周囲からも認められて顔も可愛い幼馴染から押し付けられた貧乏くじに、最初は拒否感を持ちつつも持ち前の責任感の強さと自らの夢のために前向きに直向きに向き合っていくことを決めた主人公の人柄がとても潔くて好感が持てます。
聖女と言いつつ、蓋を開ければ陰湿な足の引っ張り合いや神様に優劣をつける人々の中で、不遇な扱いを受ける神様のことを我が事のように怒り、心配し、世話をする姿は眩しく、主人公こそ聖女と呼ばれるに相応しいと感じ、作中で芯の強い人、と評されているのも頷けます。

穢れを溜め込みすぎて醜いスライムのようになってしまった神様を、魔力が無くて浄化することもできない聖女に果たしてこの醜い神様の穢れを浄化することができるのか?
今後の展開がとても楽しみです!
作画も美しくストーリーのテンポも良いので、大変読みやすい作品です。

つきのおまめ先生の作品はいつも絵が繊細で大変上手い…上に、女性向けとは思えないほどちゃんとえっち…最高です。
そして何より、ストーリーの運び方が上手くて読みやすく感動することばかりです。
これからこの2人がどうなっていくのか…今後も見守っていきたいです。