hanaさん

好きなんです、この漫画。

このお話は一巻目だけ読んだだけだとちょっと印象が違うかも。
一巻目は、いやーな感じのダメ男とそれに流されちゃうダメ女のお話って感じなんだけど、2巻目から同じ場面がイチさん(男性)サイドからも語られ、その後交互に同じ場面が美佐緒サイドとイチさんサイドから語られます。
読者は完全に第三者の立場で二人を見ることができちゃうから、逆にもどかしい想いが増してはまっちゃうんでしょうかね？
シチュエーションとかは置いといても、恋愛のあるあるな気持ちが満載です。

イケメン御曹司とフツーな外見の庶民の恋愛モノはよくあるけど、これは他のどれともなんか違ってて、とにかく面白い！
面白い以外の感想が見つかりません(笑)
とにかく残念な高嶺さんも素敵だけど(そしてたまにほんとに一瞬素敵な時がある)、カラッと明るくて自分の気持ちに素直になれる花ちゃんも素敵です。
結局、高嶺さんも花ちゃんもキャラ立ちしてるから面白いんだろなぁ。
続きが早く読みたいです！

一年半くらい前に1巻無料で読んですぐ全巻購入してしまい、それ以降新刊が出ると、電子版の配信まで待ちきれずに、先に漫画本で買ってしまうくらいはまってます。
一人の女王が誕生するまでの力強くて悲しい、壮大な物語です。13巻を読んでからもう一度最初から読み直したら、これまでのあのセリフ、このセリフ、色んな言葉が心に刺さり、今まで何とも思わなかったシーンに泣いてしまったりしちゃいました。
亜妃はどうやって女王の座に上り詰めていくのか、そしてなにより小さい時からたった二人で手を取り合って生きてきた亜妃と薄星はこのあとどうなるのか。
叶いそうにないけど、でもどうかこの二人に優しい結末がありますように。