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今月(6月1日~6月30日)
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シーモア島


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不思議な話2021年10月4日不幸な生い立ちのストリッパーと普通の大学生のお話。受けの子の不憫設定が割りと有りそうだけどぶっ飛んでいるし、受けの子自体も何だかとってもぶっ飛んだ子。対して攻めは、特別なことは何もない至って普通の童貞の男の子。
話し合っても生い立ちや環境の違いで、分かり合えない事の方が多いんだろうな。それが話の軸になっているのだけど、普通と普通じゃないのと混ざり会う感覚が独特。
読む程に違う視点で、違う感想を持ちそうな、不思議な話でした。
一度じゃなく、二度三度読んでみたい気になる。すごく良かった!と言うよりは、一度読んでも尚且つ気になる、不思議な読後感です。
とりあえず、受けの子は《普通で居続けた攻め》を求める事が出来るようになって良かったな。きっと、攻めが受けに《普通の幸せ》を見せてくれるのだと思う。
《普通の幸せ》ってそこら中に転がってるのに手が届かない人には、本当に手が届かない、星みたいなもの。だけど、勇気を出して、手をのばして。 -
JUNEと呼んでいた頃を思い出しました2020年3月20日私には結末が受け入れられないんじゃないかと覚悟して読みましたが杞憂でした。BLという言葉がまだなくてJUNEと呼んでいた頃を思い出しました。そこにある愛だけが救いみたいな重い話が多かったなぁ…と。この作品も軽く受け流せない話です。多分この先、何度も読み返すと思います。泣きたい時や、現実を全て忘れたい時にちょうどいい(/ω\) 読後もやもやしますが…それもいいというか、読んだ充実感と余韻に浸れました。
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