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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 地獄行きバス

    明治カナ子

    とても後味のいいお話です
    2013年3月6日
    表題作のシリーズである7話目まで購入しました。解説のあらすじが1、2話目に該当しますが、悪い男にひどいことをされるわけでも、間男がででくるわけでもなく、後味よく読めるバカップルの日常のお話です。
    ただ、コミカルな日常の中に、少しリリカルと狂気が混じる独特の雰囲気がとても良かったです。依田沙江美さんの昔の作品にちょっと似た感じがします。
    同棲している恋人同士でも言わないことや伝えない想いがあって、だけどお互いにそれを全部さらけ出す必要はないというか。不安や不満はどこかありつつも、でもここが好きだから幸せ、というのがリアルな恋愛っぽくてとても素敵です。
    登場人物に関しても、読み進めるほどにどんどん魅力が増す子たちなので、ぜひ表題作のシリーズは続けて読むことをおすすめします!うーん、これ、1話目が表題作なのが、あとあととてもいい味を出している粋な構成です。
    個人的にはとても気に入ったので、紙媒体でも購入して本棚に並べたい!
  • きみに注ぐ

    雲之助

    エピローグで完結
    2012年1月9日
    前作「幸せになるのさ!」があまりにも可愛くて、こちらも立ち読みせずにパック買いしました。
    歩くんの友人大島の大学生時代のお話です。

    結果…本編を読みながら、個人的には前作の方が好きかなあと思っていたのですが、最後の最後のエピローグを読んでそんな疑念はすべて吹き飛びました。
    攻めも受けもみんな可愛らしくて、本当に素敵な作品でした。
    飄々としたゆるゆるメガネ大島と、秀才で美人でちょっとずれた安藤くん。
    安藤くんがほだされていくお話のように見えて、実は大島がどんどん安藤くんに魅了されていくのが本当に可愛いです。
    安藤くんのブラコンの妹ちゃんがかなりメインで出てくるのですが、それも最後には可愛くていいキャラだったなあという後味でした。


    以下【ネタバレ】になります。


    本編中、捉えようによっては二人にどんな未来が待っているのかはわからないんだなあ…と少し切なく考えさせられる場面があります。
    実際、幸せに~には安藤くんは出て来ませんでしたし…作者さんとしては、この二人の未来はあまり考えていないのかなあと。

    けれど、前述のエピローグで、メイン二人と歩くんと小松の現在が描かれていまして…!
    もう、そのシーンにキュンキュンでした!
    安藤くんの魅力は、エピローグを読んでから読み返すと、もっともっと感じられるんじゃないのかなあと思います。
    ストーリーは幸せに~の方が好きなのですが、二人の幸せな未来に☆5つです(^^)