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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • アルスラーン戦記

    荒川弘/田中芳樹

    次巻が待ちきれません
    2014年5月6日
    話はアルスラーンの暮らす国が誇る強さ、それによってもたらされる栄華から始まります。これから始まる激動の前段階、嵐の前の静けさが、よりこの後の展開を引き立たせています。
    原作のアルスラーン戦記を読んだことが無いので分かりませんが、巻末の田中先生と荒川先生の対談を読む限り、こういったエピソードは、一部コミカライズオリジナルのようです。
    逆に、原作のエピソードを削っている部分もあるらしく、原作以外は認めないという方で無ければ、そのような部分も楽しめるかと思います。

    主人公のアルスラーンは頼りなく世間知らずですが、聡明さを覗かせていて、今後どんな英雄に成長するのか楽しみです。
    荒川先生によってコマの隅々まで描かれた風景や人々の様子が、世界観をしっかり伝えてくれますので、入り込み易いです。
    序盤から伏線めいたものが結構張られていて、この話の骨太さを感じられます。
    原作も読んでみたくなりました。

    巻末の田中先生と荒川先生の対談も、なかなか面白いです。
  • 赤ずきんチャチャN

    彩花みん

    「チャチャ」が復活して嬉しい
    ネタバレ
    2014年5月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作「赤ずきんチャチャ」の後の話しです。
    旅行に出かけたお師匠さんたちを羨ましがって、魔法界の外、東京へ追いかけてきました。
    ということで、魔法や不思議な事が日常だった魔法の国から、そういうものが無いはずの現代東京に舞台が変わっています。
    そこでチャチャたちは魔法使いである事を隠しながら(あんまり隠れてませんが)、東京の人達や東京にやって来た魔法の国の仲間と、いつものドタバタギャグを展開して行きます。
    東京の人たちの反応は若干鈍いですが、魔法の国の様に魔法使いや狼男が居て当然なんていう訳では無いのて、不思議な事には多少戸惑いが見られます。チャチャたちの隠そうとする行動とあいまって、笑いが漏れます。

    ちょっと話しがそれますが、私の歳がヒトケタの数字で表せるころ前作チャチャの連載が始まり、それから最終回までずっと読んできました。
    新刊を楽しみに待ちながら、既刊の単行本を開いて笑ってたものです。
    連載終了した時は、何だか親しい人と別れたような、寂しさがありました。

    そういう思い出深いチャチャが復活したと知って嬉しい反面、ちょっと不安がありました。
    チャチャという漫画の空気が変わってしまいやしないか、絵柄が変わり過ぎてキャラ認識出来ないんじゃないかとか…前作の連載終了から11年も経っているのです。

    でも、読んでみたら全然変わってませんでした。
    絵柄も空気も、散りばめられたギャグも昔読んでたチャチャのままで、大笑いしました。
    面白かったし、妙に嬉しかったです。
    ちょっと、子供の頃に戻れた気分でした。