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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 今際の路のアリス

    麻生羽呂/黒田高祥

    自分だけが知る寂しさがよく表現出来ている
    ネタバレ
    2024年8月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今際の国のアリスのスピンオフという形だが、独立した別の話。脳機能学者の男の姉としてチラと今際の国の登場人物が出てくるのが深読みをさせ、トランプもキーとして出てくるが意味合いは異なる。
    途中から目立つ登場人物が次々と消えていくのが物語に意外性を与えている。最後までどう決着するのか良い意味で読めない。読後にはその人だけが全てを知る寂しさ、無情さと同時にそうしたものだというある種の清々しさが残るなかなかの作品。
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  • 隣人X

    楠本哲

    判るだろ普通
    ネタバレ
    2023年12月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読んで思うのは、どこかでおかしいと普通気がつくだろっていう祥子に対するイライラする気持ち。それから眉村みたいなここまで異常な人間なんて普通いないし、いればそれまでに判るだろってこと。何人も拉致したり殺していて足がつかない訳もない。フィクションとはいえ異常さを際立たせたいだけのこういう漫画は下らない。
  • 銀河英雄伝説

    田中芳樹/藤崎竜

    物語の完結が楽しみ
    2021年12月18日
    30年も前だろうか、深夜の2:00にアニメ「銀河英雄伝説」がひっそりと放送されていた。深夜にアニメが放送されていること自体、当時としては画期的だったがBGMにクラシックをふんだんに使ったその重厚な内容にこのクオリティのアニメがなんで深夜にひっそりと放送されているんだという驚きがあった。そして毎週の放送がいつの間にか何よりの楽しみになっていたことを思い出す。秋吉満ちるのオープニング、小椋佳のエンディングも良かった。しかしなんといってもブルックナーの7番に被せたキルヒアイス殉死のシーンは白眉のシーンとして未だに思い出すことがある。
    アニメはここで終るため、続きがどうなるのかを知らない。この壮大な物語の完結をコミックで読めるのはそれこそ30年越しの幸せという感じだ。
  • 翔んだカップル 大合本

    柳沢きみお

    昔、途中下車した作品。結末が知りたく…
    2019年10月31日
    元祖軟弱男のラブコメとして、連載が始まった当時、ドキドキしながら読んだものの作品がシリアスな内面描写に移るにつれ、いつの間にか読まず仕舞いになった作品。結末が知りたくなったのと、おそらくこの作品中唯一、魅了される登場人物、杉村秋香が見たいがために読んでいる。まあ、こんな感じだったのかというところかな。正直、勇介、圭ともに魅力を感じない。偶然の出会い、偶然の目撃多すぎ。一応最後まで読もうと思うが、結末と杉村目的なだけって感じかな。
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  • いぶり暮らし

    大島千春

    読むに堪えない
    2018年2月4日
    これほど、イライラするマンガも久しぶりだ。とにかく男が、何の考えもないクズ。それで幸せとする女もバカ。バカップルの薄っぺらな日常にイライラが募って、一冊最後まで読むに堪えられなかった。それこそ性描写でもあるなら、多少の奥行きも出そうなものだが、エッチ無し草食系バカップルの下らない日常を読まされて、癒されもしない。こんなバカップル実在したら、世の中おしまいだよ。
  • 北のライオン

    わたせせいぞう

    理想のスコッチバー
    2017年3月5日
    昨今のウィスキーブームを予感させるスコットランド出身Mr.ライオンの物語。ひとつひとつの物語にシングルモルトのような味わいがあり、何度でも読み返したくなる。さりげなく語られる名酒の数々。思わず一口だけでも味わってみたくなる。こんな大人のスコッチバーに入ってみたいものだ。
  • GANTZ

    奥浩哉

    面白い、そして下らない。
    2016年12月1日
    何年か前に映画化されるということで知って、何気なく読んだところハマった。個々の人間描写にリアリティーがあって、ラストは不評だが最期まで読みごたえがある。面白い。面白いのだが、胸糞の悪さがところどころで残る。それはクソみたいな不良が成敗されぬまま展開することであったり、大状況下での一般大衆の無関心さの強調であったりする。作者は逆説的にそうした「悪」を告発したいかのようだがそれに失敗している。むしろ作者自身のなかにある歪んだ人間性の吐露を感じる。もう一度言う。この作品は面白い。面白いが、作者の人間性の歪みに対する腹立たしさというものがどうしても残る。