運命の恋人らしいですが、全力でご遠慮致します【初回限定SS付】【イラスト付】
鬼頭香月/椎名咲月
現在読んでいますがテンポが悪く脱落しそう
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
この作者さんの作品は基本的に好きなのですが。
今回は少し読むのが辛いなぁと。
というのも、ずっと同じ理由で止まって進まないからです。
貞淑を重んじる貴族令嬢、政治的な理由…聡明なヒロイン、父親想い思慮深いのは分かります。
ただ、外務大臣の父親の従順なお人形と言っても良いです
聖印があると言ってしまえば分かってしまえば今の政治的な政策も変わってしまう位、聖印は神聖なもの。
何より王太子が不憫でならない…王太子としての政務にも支障をきたしているのを自分の餓えから想像出来ているのに黙認している時点で、ヒロインは聡明ではないですね。
聡明なら父親側や噂やすれ違った官僚の意見を真に受けないでしょう。
王太子も国王も何とかすると言っている(父親より上の力が動く)のなら、もう少し知ろうとしても良いのでは。
本当に逃げて何もしない待っているだけ、それで許されている状態が続いて同じパターンが延々と続いているので…
テンポ良く読みたい方には向かないかもしれません。