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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ほんと野獣

    山本小鉄子

    設定で躊躇していてはもったいない!
    2020年7月24日
    以前から気になっていたこの作品、海王社さん40%OFFクーポンで思い切って全巻購入しました。
    警察官×ヤ○ザということでくっつくまでにバチバチあるのか…?と思いきや、即(1話目で)くっつく!そこから最新巻まで、警察官の上田さんはスパダリ溺愛攻め・ヤ○ザの輝ちゃんは無自覚色気のわんこ受け、といった感じで終始甘々です。お互いを大好きすぎるからいろんな事件が起きて、お互いに大好きだからその都度乗り越えていく。設定から想像しがちな殺伐とした雰囲気はほとんどなく、まわりのみんなもいい人。時々危ない目にも遭いますが、安心して読めるラブコメディです。
    ヤ○ザもの苦手なんだよな…と私のように購入を迷っている人がいたら、設定で躊躇していてはもったいないですよ!とお伝えしたいです。
  • 花を召しませ

    シロヒト梨太

    優しいファンタジーBL。
    ネタバレ
    2020年5月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観がしっかりしているうえ、コメディタッチな部分(わりと多い)を織り交ぜることでほんわかした雰囲気になっているのでとても読みやすいです。なおかつ、3巻通じて『悪いヤツ』が一人も出てこない。溺愛攻めディアン、ピュア一途受けシュクルはもちろん、お世話係の猫(肉球)たち…登場キャラがみんなかわいくて、優しくて、癒やされます。攻め受けどちらもちょっとズレてるところがまた愛しい。

    (以下ネタバレ)

    3巻ラスト、教会に飾られるようになった新しい肖像画を見ると、また1巻から読み返したくなる…という幸せなループにはまっています。
    作中で花びらが舞うシーンが何度かあり、ディアンは神だから花を降らせることもできるんだ…となんとなく思っていたのですが、3巻で神が花を降らせる=祝福、ということがわかってから1巻ラストを読むと、「花を召しませ」というタイトルの意味もわかって胸にじんわりと来ました。

    3巻で完結とのことですが、ディアンとその父神様との関係や、孤児だったシュクルを育てた神父(実は神)のこと…など気になることはまだ残っていますし、これからのディアンとシュクルのひたすらイチャイチャする日々も見たいので、続編やスピンオフがあれば嬉しいです。わたしも肉球たちと一緒にお砂糖を吐きたい。
  • ビッチなスズキくん

    重い実

    須崎さんとスズキくんの追いかけっこ。
    ネタバレ
    2020年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 以前三原可楠先生名義で配信されていた同タイトルに「スズキのこと」「須崎のこと」(各1P)、書き下ろし(24P)を加えた新装版。以前のものも持っていますが、今回新たに追加された書き下ろしでは須崎さんとスズキくん、二人の「追いかけっこ」の一端を垣間見ることができます。ラストシーンに辿り着くまでの二人をもっと見たいと思っていたので、読めて嬉しかったです。

    (以下ネタバレ)

    スズキくんに重めのトラウマがあったり、他にもなかなかヘビーな過去を持つ登場人物がいたりと、「アホエロ」「愛しのXLサイズ」とは少しテイストが異なるお話なのでそこから入ると少しびっくりするかもしれませんが、重い実先生の生み出すキャラクターらしい会話のやりとりがベースにあるのでそこまで心を抉られずに読み進められるのではないかと思います。

    須崎さんはスズキくんに、ウザがられるほどの溢れる愛を注ぎ続けます。何度も体は重ねているのに、スズキくんの心は須崎さんに向けられる気配がない…。そんな二人の「追いかけっこ」の物語。ラストシーンは読むたびにじんわりと泣けちゃいます。
    「須崎さんて実はスパダリなのでは…?」と以前から思っていましたが、今回の新たな書き下ろしを読んでその思いを一層強くしました。