このレビューはネタバレを含みます▼
1ヶ月前に清水玲子先生の秘密を読んだことをきっかけに、他の作品も読んでみたいと思い輝夜姫も読んだのですが、世界観とキャラクターにあっという間に引き込まれてしまいました。
初回はストーリーを追いかけることに終始してしまうページを捲る手が止まらなくなるハラハラ展開でした!
意図的に読者に余白を残してくれているので、初回だけでなく後から何度も読み返してはああでもない、こうでもないと考えることが出来るのが楽しいです。
登場人物もとても魅力的で、個人的には、
物語の後半になるにつれ、碧くんが大好きになりました…!
碧くんが好きすぎて11巻以降を何度読み返したか分かりません。碧くんが由を天に帰すために(と私は思う)鬼について由に説く場面は、碧くんの大きな愛を感じて毎回のように胸が痛くなります。誰かを一番に大切に思う気持ちはとても尊いです。
愛も嫉妬も執着も憎しみも、一筋縄ではいかないたくさんの感情を抱えながら葛藤するキャラクターを魅力的に描きながら、由のようなキャラクターも魅力的に描かれるので(由も
本当に素敵です!)、群像劇としても本当に大好きです!
もっと清水先生のファンになりました。
本当におすすめのタイトルです!