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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 新世界より

    貴志祐介

    一気に読みました
    ネタバレ
    2024年11月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻は紙媒体で買ってしまい、続きが気になって夜中に中・下巻を買って一気読みしました。
    上巻のときから、ずっと「未来にいる読者」に向けて語られているのですぐ物語に没頭でき、上・中・下でそれぞれ見事な伏線回収でした。すごく読み応えがあって常に状況が新しくなっていき惹き込まれてしまいます。
    面白い小説だった、という感想です。
    しかし私の読解力が低いせいもあって、多少気になることがあります。明記されていない以上そこを想像させるという手法なのかもしれないのですが、検索をかけても考察ブログがヒットしなかったので、ここに書いたら誰かが見てくれるかなと思ってのレビューです。どうしても知りたいことがあります。

    ・スクィーラーが用意したマリアとマモルの骨は本物だった→どうやってノータイムで手に入れたのか
    ・事件が起きた時サキは26歳だったが、マリアマモルの息子は9歳そこらだった→計算すると12歳とかでマリアマモルは産んでる?だとしたら骨は提供できないはず
    ・死亡が確認されたのは頭蓋骨?歯だったから産ませたあとすぐ殺したのか?
    ・最後に「渡辺」の姓を使ったのはなぜか?(もしかしたら婿養子という形か、この世界では女性の姓を名乗るのかもしれないけど)

    1つ目に関しては当時スクィーラーが「我々の骨は場所によっては神様と似ているから誤魔化せる」みたいなこと言ってたのですが、もうそのときには元は人間だったと勘づいていたのでしょうか?
    キロウマルのように本能から神様(人間)に対して何か思ってたとは思います。

    ミノシロモドキはおそらくマリア・マモル失踪事件のときに捕まえたのでは?と思います。もっと早い段階だとしたらあそこまで土蜘蛛に手を焼かなかったと思いますし…。もし、本当に出会った時からミノシロモドキを捕まえていて、最後のような1つの大義に辿り着いていて目をくらますためにわざと囲碁の初心者教本を手本にした戦い方をしていたとしたら…。

    キロウマルもそうですし、スクィーラーも描写が上・中・下を通してあまりにも人間っぽくて、最後の「私たちは、人間だ!」になんでか泣きました。
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  • セッちゃん

    大島智子

    大泣きしました
    2022年12月14日
    とりあえず読んでください。本当にしんどいけど読んでください。みんな色々なことを考えて生きていますが、セッちゃんは具体的な言葉を使わずに「そのまま」を感じて「そのまま」生きました。この本は刺さる人には刺さると思います。刺さったらセッちゃん側の人間です。刺さらなかったら作中での「こっち側」と呼ばれる大多数の人間です。
  • 毒を喰らわば皿まで

    十河/斎賀時人

    初めて泣いた
    ネタバレ
    2022年6月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説で泣く日が来るとは思いませんでした、普段漫画ばかり買っていたのですが無料立ち読みでかなり続きが気になり買ってしまったのですが後悔どころか小説にハマるきっかけをくれた作品です。心に深く残る作品に巡り会えて本当に嬉しい。
    続きが読みたくなる頭脳戦、メリバとも言えるラスト…。一瞬で読み終えてしまいました。
    壮大な歴史を創った主人公たちに最後は泣きました
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  • ボーイミーツマリア

    PEYO

    買ってよかった
    ネタバレ
    2022年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 女とか男とか、同性愛だとかそういうジェンダーのことは今ですらあまり理解されません。この作品はそういったジェンダーの話ではあるんですが、もっと根本的な「人が人を愛する」ってことが描かれてました。
    男っぽいだとか女っぽいとかそんな白黒つけずにいなくてもいいんじゃないかなぁって価値観が変わりました。出会わせてくれてありがとう。みんなが生きやすい世の中になりますように。
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