リアーナさん

結婚式前に花婿に逃げられた小国の王女のヒロインが、身代わりとして拉致られたヒーローと偽装結婚をして国を守ろうとする話なんですが…設定は好きです。おもしろいけど、どうもヒーローの傲慢さとヒロインの気弱さが好きになれず。いや〜拉致のお詫びに身体を差し出すって、なんで！？捕まえてるのは王女側だよね？ヒーローも傲慢すぎて甘さがない！もう少しお互いのジレジレみたいなのを感じたかったなーと思いました。

全体的にしつこいかな…と思ってしまいました。ヒロインの王女ロゼリアと宰相の息子の話なんで、王道なんですが、王道すぎるとゆーか…想像通りに話も進むし意外性もないので全体的にしつこく感じるんですよね。イヤがる王女にせまるヒーローの関係がずーっと変化せず、閨のシーンも王女がずっとうるさい。いや、いいんですけどね、王道だし。ただワンパターンでちょっと飽きるかな。

ヒロインのアデルの妄想がすさまじく、明るいのでおもしろかったです。設定も珍しく、一度嫁いで非処女の王女アデルが自国に戻り騎士ルイスに降嫁する。互い初恋同士で主従関係あり。処女神話ウンザリなので、ルイスが初恋を拗らせてDTなのもいいですね笑アデルの思い込みが、ラノベの流行の王道から妄想してる感じなのもおもしろかった！設定だけ考えたら切なくなりそうなところを、常に明るくポジティブなところが可愛かったです。劇的な事が起こるとかではないのでほっこりする感じでした。

コミカライズ途中まで読んで先が知りたかったので原作読んでみました。
すっごくおもしろかったし、ポップだけど意外に響く名言が多かったです。
前半はヒロインのディアとヒーローのアーノルドの話で、後半はディアの兄ベイルとセシリアの話になってます。後半の話はおもしろかったし、えー！ベイルって普通の感性あったのかーって意外性もありましたが、やっぱり前半のディアとアーノルドの話が良かった！
結婚式で死亡したディアが婚約前の14歳に戻り、自分に好意がある人の心が聞こえる能力を活かして運命を変えていきます。初めはアーノルドにざまぁする計画だったけど、やり直し後のアーノルドをちゃんと好きになりアーノルドの闇堕ちを防ぐ為に関係を構築していきます。その過程のディアとアーノルドがすっごくかわいい！ディアもかわいいけど、ディアがアーノルドをかわいい！と思う感情がかわいい！溺愛したい！わかる！ってなります。
ディアが弱気になったりしないので全体的に明るくスラスラ読めます。表情が出にくいディアが、アーノルドに不安に思ったらちゃんと聞いて、私も思ったこと言うようにするからとか、素直なことの大切さというか、人間関係って誤解から崩れるんだよなー気をつけなきゃとか意外と学びもあるし心に残りました。
とにかく二人が素直で可愛いし、コミカルでおもしろいのでオススメです。

設定はすごくいいんです。ヒロインは魔王でヒーローは勇者。お互い戦い、相手を滅ぼす様に作られて何百年も戦いを続けている。
ヒーローは一眼見た時からヒロインに惹かれていたので、違う世界に二人して召喚され勇者としてその世界の魔王と戦った後にヒロインと新しい世界で生き直そうと考える。
敵同士が惹かれ合い、宿命から逃れようとするとか、すっごくいいと思うんですが、ほぼキュンを感じず…。
たぶん切なさを期待して読んでたからか、切ない場面もなく物足りなさを感じました。
ヒロインは魔王だったからか、人間の感情が欠落していてヒーローに惹かれる感情が弱いのでどうも感情移入できなくて…恋愛のキュンや切ない感情を期待してる人にはお勧めできないかなーと思いました。

良かったです！落ち着いた溺愛って感じで、お互い大人だったのでゴチャゴチャしてる感じもなくすっと読めました。
舞台が架空の日本の冥慈時代ってことで、陰陽も使ってる時代ってことがちょっとしたファンタジーのスパイスにもなってました。
ヒロインは巫女として1年の祈りの眠りについたと思ったら、起きたら12年眠り続けてた、そして婚約者は亡くなっていて婚約者の弟であるヒーローに求婚される。
ヒーローも強引すぎるわけでもなくある程度の距離は保つし、敬語を使い、ねえさま呼びをするのもいいですね。
ヒロインが寝てる間にヒーロー家で何があったのかがちょっとした謎になるんですが、ヒロインの婚約者だった兄の気持ちや行動がわからないままでした。

高校の同級生のヒーローに10年間愛されてて、再会後も押されるヒロイン。波乱もほぼなく安心して読めるスパダリとの恋愛でした。
あまーい、いいなー、こんな色気のあるイケメン御曹司にグイグイおされるとか幸せ〜と思いながら読んでました。傲慢さもないのでひたすらいいなーでした。
波乱もないのでインパクトもないかもですが、その分イライラしたりもなく読みやすかったです。

ヒーローもヒロインも前世の記憶あり、お互い誤解したまま別れた後にヒロインは死亡。
今世ではヒーローは姿もそのままなのでヒロインはすぐ気付くが、辛い思いをしたくないのでヒーローを避ける。ヒーローはヒロインを探しているが、姿が変わっているので探すのに苦労する。ヒロインが前世のヒロインだとわかってからのヒーローの押し加減が良かったです。
前世で何があって婚約破棄になったのかって謎がストーリーの鍵にもなっていて、読んでておもしろかったです。

コミカライズを試し読みしておもしろかったので原作読んでみました。
ヒーローの心の声がまぁ下品だし言葉使いが悪いってのが面白くて新鮮だったので、もっともっとつぶやいてほしかった！
終わりまできれいにまとまってたとは思うんですが、ヒロインがヒーローを信じられず手を取れなかった、それを後悔するって所らへんからちょっと気持ちが理解できず引っかかりました。そんな時は無我夢中で信じる信じられないとか考えないんじゃないかなと。

甘い…ずっとHばっかの作品です。さすがに飽きる。波乱がないのも心動かされることがないと実感しました。波乱もなく切なくなったりキュンとすることもなかったので、入り込めなかったです。甘ーい夫婦生活を読みたい人にはいいんじゃないでしょうか。

タイトルからすると軽い感じを想像しますが、話はもっと重厚な感じですね。ヒーローの背景も練ってあります。ただ主役の二人よりもヒロインの婚約者の王太子の複雑な感情に驚かされ、普通の主役二人よりも魅力を感じました。主役の二人は普通過ぎて、あまりキュンがなかったです。

素直におもしろかったです。借金でお見合いとかではなく、取引先として切られない為のお見合いも現代っぽいし。喧嘩しながらも惹かれるパターンは多いけど、ヒロインの焦れる気持ちがすごくわかる。ほんとはもうすこし前から小出しでも気持ちを出してほしかったなぁ。

暗殺組織の一員のヒロインと王を守る護衛のヒーローで始終切ない展開が続きます。なのでちょっと重いとゆうか…あまりキュンとしなかったかな。そして王様…ズルいとゆーか、すごいとゆーか…主役！？もっていかれた気がします。

小国の女王のヒロインに、隣国の第三王子が婿に来る話が来て結婚阻止の為にクーデターを起こすヒーローの設定は定番ながらいいと思いました。ヒーローは常に敬語で女王であるヒロインを敬っているのは好きです。ストーリー展開も定番で、不満もない。ただヒロインが主だけど、キャラに魅力を感じなかったのが、あまり入り込めなかった原因かなぁと感じました。

TLにしては壮大なラノベです。
軽い気持ちで読み始めるとなかなか終わらない…
王族の血縁関係など作り込みがしっかりされてたのには驚きましたが、主人公であるはずのアナスタシアの気持ちの変化やキュンとするシーンなどが足りないかなーと。
ヒーローのギデオンも美人だから一目惚れってのがまぁリアルだったらそうなんだろうけど、 TLならもっと納得する絶対的な理由が欲しいと思ってしまいました。
主人公達の魅力をあまり感じられなかったです。