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レビュー

今月(11月1日~11月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 僕らの食卓

    三田織

    なんといっても
    ネタバレ
    2025年11月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 種くんだよね! 公園で豊を覗き込んだ、種クン初登場時の破壊力…こんなん無視できん可愛さでしょう。 そりゃ、オニギリあげちゃう。次の時のウサギ耳帽子に、膝あて付きぴったりズボンも、見るたび違うヌイをおんぶしてる姿も…どの瞬間も超キュート! 彼は“ゆかた”と穣のキューピットでもあり、おにいのかわいい恋敵でもあり。 とにかく、物語のキーパーソンかつ、ひたすら無邪気さと可愛らしさで彼の周囲もコチラ側をも癒やす存在だなーって思う。何気に穣の恋路を邪魔しちゃうタイミングの良さは、初めは無自覚、徐々にわかっててヤキモチイジワルしてそうなのも可愛い。ぼくらのそれから も良かったな。種クン スクスク思春期になって彼にとって豊は、ただの兄貴の恋人ではなく 母のような初恋のような特別な存在なんだろうな こんな複雑な感情を知っている彼は、ギャップがあってとても魅力的な男子なんだろうな。思春期種クンのアナザーストーリーも見てみたいな
    豊はおっとりしてそうで優しく控え目で、見た目可憐さもあってかわいらしいのに、懐深くて意外に心が決まると男気見せるのがいい。種をとても大切にしてて、子どもが本当に好きそうなのもキュンです。 最後の穣のバイト先での豊のコトバ。あれは、ほぼほぼプロポーズじゃんね。 そら 穣も泣いちゃうよ。穣バイト中なのに気持ちの勢いに任せて告っちゃうトコロが、表面穏やかな豊の秘めた激情ってカンジで、穣はホンモノの気持ちを受け取った感じがして嬉しかっただろうなー。同じ気持ちで向かい合ってると感じる素敵な”プロポーズ“だ。 豊はやっと本当の意味での居場所を、本当に穏やかで温かな居場所を見つけて良かったな。それぞれが癒えない痛みや欠けを抱えて とりあえず日常に逃げ込むことで紛らせていた孤独を やさしく受け止めて支え合って 手はしっかり繋いで前を向いて お互いのペースを尊重しつつ 一緒に歩いてくれる相手を見つけたんだよね。 次の おかわり で更に今度は穣の辛さのターンが来るけど、そればまた次へ… 何度も読み返しては、穣家の細かいディテールも含めてホッコリしてます 無造作に散らばるヌイグルミの多さ雑多さに愛を感じます とにかく、愛があって やんわり暖かくて でもそれだけじゃない痛みや孤独もあって 時々彼らの日常にお邪魔したくなる作品です
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  • 不可抗力のI LOVE YOU

    ほしの瑞希

    うん 初めてってそうだよね
    ネタバレ
    2025年10月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻好きですよ 付き合って の その先 ない方が不自然
    このままモダモダいくのかと思いきや 越えた!!! ちょっと星凪!? って展開だけど(笑)
    これはそうなるよね 綿谷先輩はよく我慢したよ
    大人の自分としては TL的な部分ももっと見たいところですが
    (綿谷先輩視点 星凪視点どちらもイイ! な)
    ここで表現の割愛は致し方ない 想像力の翼を拡げて補います(笑)

    より深く繋がることで 肌を 欲望を晒すことで 綿谷先輩が
    必死で閉じ込めていた内なる扉が開いて 更に深く広がっていた闇と対峙する回
    満たされるはずが孤独を募らせる終わり方でしたね

    相手を大切にしたい だって好きな人に同じ温度で自分のことを想って 求めて もらえる事なんて
    奇跡に近い事
    この関係性を保っていたい 相手に幻滅されたくない 本当の自分を曝け出しても引かないか
    なんて実は お互い思ってて 更に 相手の事 本当の意味でどこまで受け入れてあげられるか
    なんてのも 自分でもわかってなかったりする

    最初の恋なら特にそう 曝け出して曝け出されて 互いにぶち当たってみて そこで初めて
    自分の中にどんな感情や想い、衝動が湧き上がってくるのか
    自分の本質や相手の本質と対面し 相手を 自分自身を理解していく
    その上でどのような関係性を築いていきたいのかを 模索していく
    素敵だけど
    正解がないから自分たちで決めるしかなくて 間違ってないかなって 常に
    苦しくて不安でもある過程

    それはエロの面でもそう 古今東西いつの時代も 湧き上がる衝動は 単なる性癖だけではなく
    その人の成り立ちにも由来する デリケートで一番コアな部分
    支配したい されたい して欲しい で どこまで? どこまでしたいの 出来るの 許せるの
    自分でもわからないのに 相手を傷つけるかも 歪めてしまうかも 壊してしまうかも
    大切にしたいのに 奇跡なのに
    相手の理性を壊してしまいたい
    そう想像しただけで興奮してしまう自分に気づいたり 自分の本質に
    幻滅してしまう自分がいて

    飄々とした立ち振舞の内に 綿谷先輩が必死に隠して抱え込んでいた闇の扉を
    彼女なりに悩みつつも 軽々と 能天気に こじ開けてしまった星凪
    より色濃くなった先輩の闇の部分と どう向き合っていくのかな
    気になって仕方ない
  • 魔女の教え子 分冊版

    森下suu

    美しくて…
    ネタバレ
    2025年5月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ でも、ただ美しいだけじゃなく、苦しさと切なさがあって甘美なお話。
    彼らの心の繋がりは、お互いへの尊敬と信頼に基づいて、深くて強固なのだと感じさせられる。
    他を寄せ付けなかった、美しい強さを封印せざるを得ない「喪」の作業は、とても切ない。
    喪に付す者も、喪の作業を取仕切る者も同じく辛いだろう。
    具体的な説明がなくても、大変な出来事や決意の結果、彼らの今のやり取りがあるんだって感じさせられて、どうにもならなさにうっかり泣きそうになった。
    あと、パルム買いにって…小ネタで微妙にリアルとファンタジーがmixされてるのも、好きです。
    この先、彼らがどんな世界を見せてくれるのか、「恋々」同様楽しみにしています。
  • ショートケーキケーキ

    森下suu

    ダメだああぁ
    ネタバレ
    2025年4月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何回読んでも、リク君と座敷君の兄弟の長年の確執が溶けていく回では涙が止められん
    既に、幼かった2人の抱える葛藤が描かれる場面…何でも出来てしまうように見える歳の離れていない弟、リクに強い劣等感を持ちつつもそれを乗り越えようと必死にもがいて、兄として横に立っていたいと切望する鈴、出生の複雑さから大人びてしまっている理玖、2人の抱える孤独感と互いを強く求めつつも周囲の言動に翻弄されて、素直になれず傷付け合う幼い心に何度も涙を拭った。理玖と天の葛藤も辛かったな。理玖の、手離したくない大切な人だからこそ、自分の過去や抱えている重い荷物や弱みをさらけ出せない臆病さも判るし、逆に、天の、大切な人の心の闇をその本人も目を逸らそうとしている強い想いを、どうにかできないか、してあげられないかと強く願ってしまう苦しさも、わかる。ああ、でもストレートでお節介な周囲に導かれてキチンと兄弟がお互いの想いをぶつけ合えて良かった。アマノジャクなのに鈴も頑張って伝えたね。その後も、その後のその後も良かった。千秋の情熱も最後、イイ感じに正しい方向に向かって(笑)良かった。
  • 星降る王国のニナ

    リカチ

    秋が待ち遠し過ぎる!!
    ネタバレ
    2025年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アズよ…(´;ω;`)
    神の墓標がひとつ壊れてる?!憑依しないと存在できない神?!悲痛な覚悟を秘めたアズの横顔…。
    新刊久しぶりだからいっちゃん最初から辿り直して、今、今朝、新刊に辿り着いた。
    読みながら、途中から、イヤな予感がムクムクと首をもたげてきて、いや、待って、ウソ、アズ、まさかそんなっ…て不安ではやる心を抑えつつ読み進めた…いや、そうだよね、知ってたんだよねアズは。獣の神が星の姫に憑依して終わりを導こうとしていること、終わりのためにニナの力と魂を奪おうとしていること、ニナがただの人間になれる未来が存在する事。だから、アズは自分の身体と未来を差し出す覚悟を決めたんだね。悪意を一身に背負って、自分ごと消してもらえるように…。悲しい決意。まるで人柱のよう。愛が深いゆえだけど、私は信じたい。最後の星の民のコトバの意味する、獣の神やアズが予想した未来と全く違う未来をニナは作れるって。
    ああー、今から仕事なのに心がフワフワ。秋に飛びたいわ。
  • あつもりくんのお嫁さん(←未定)

    タアモ

    かわ
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いや、一気しました。
    錦の元気で一直線な感じがめちゃくちゃだけど元気をもらえる。ここまで好きになれるってないよね。なんだか見ていたくなって、少し迷ったけど、購入。あつもり君がそばに置いておきたくなるのもわかる。錦の熱があつもり君をどう変えていくのか、彼はどんな選択をするのかって思ってたけど、クールなスタンスのまま徐々に甘々になって、錦にだけキュンキュンしていくさまはとんでもなくかわいい。彼女が天使に見えるって、いや、ラブフィルターかかりすぎやし重症やわ。笑 あと、何度もしてしまうキスが、いいよね~。若さ故の熱情にグッと来る!
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  • ゆびさきと恋々

    森下suu

    12巻
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ おーし。
    何度も読み返しては、彼の想いの深さに鼻の奥がツンと…うう。
    遂に彼は、ずっと、もはや向き合えば手放すしかなくなってしまった想い、でも大切でどうしても手放せなかった、幼い頃から一方的に抱き続けていた後悔と恋慕の想いと向き合った。そして、雪に自分のコトバで伝えることで、手放して、一歩歩みを進めることを選んだんだな。選んだし、その不器用で温かい思いをそっと雪の心に贈って、先に進むことを自分に許した、ようにも思えた。想いの吐露は自分をそこに縛り付けていたものからの解放でもあり、喪の作業にも似てる。そして、彼を取り巻くsmall circle of friends の熱。温かいな。もちろんそこには雪も逸臣も含まれてるんだよね。
    あと、最後。遂に雪が逸臣との関係性を一歩進めるための決意を固めた表情がっ…ドキドキドキドキ。妄想が止まらない。雪が、逸臣が、次にどんな新しい大人の表情を見せてくれるのか。待て、が過ぎます…涙
  • 氷の城壁 単行本版【フルカラー】

    阿賀沢紅茶

    イッキです
    2025年3月15日
    思春期の黒歴史。ない人もいるのかな。今の自分の経験値で戻れたら、悩みつつこんなリア充してみたかったな。笑。でも絶対に戻りたくない。自分がコントロール出来なくて、なんだかやたら辛かった。近視眼的な自己認識、自意識の肥大や自己肯定感の低さ。間違った選択、言葉。傷つく事に臆病で弱虫でプライドが高くて不器用。自分以外がやたら大人びて完璧そうに見えてたっけ。悩んでガムシャラに突き進んで、自分自身のことも人との関わり方や距離も、手探りだったとき。振り返るととんでもなく愛おしい時期。そんな時間がみっちり詰め込まれてる。一気に読みました。
    途中でやめられんし。みんなの絡まった想いが解けて良かった。それぞれのその後も見ていたかった。想像してニヤニヤしちゃう。また、細かいとこまで読み返そうっと。
  • 椿町ロンリープラネット

    やまもり三香

    なんだか涙が止まらんかった
    2025年3月15日
    最後、それぞれの幸せまで垣間見る事が出来て本当に良かった。最終巻は途中からなんだか泣けて仕方なかった。はぁ~。胸がポカポカするのはなんでかなあ…それにしても、番外編で外野側から見る、暁のふみを見つめる表情の破壊力よ。どんだけ好きなのってツッコミ入れつつ何故か胸がキュってする感じ。ああ、お互い尊敬しつつ愛おしくてたまらない、生涯この人しか目に入らないって言うファンタジー。でもこの世界のあちこちにもしかしたら存在しているのかも。私が知らないだけで。そんな場面に自分は1000%いないと思いつつ、今いる環境の中にも見方を変えたら形を変えて潜んでいるのかもってそんな愛しさを探してみたくなる。ありがとう、楽しかった。
  • 正反対な君と僕

    阿賀沢紅茶

    ロス
    2025年3月10日
    ほんわかしてて、ニヤニヤしちゃう。青春のモヤモヤとかキュルルンとか。どのカップルも、個々としても推せる。成長の過程で自分や相手を知っていき、悶々としつつ、時折殻を破っては真っ直ぐでグッとくる言動を放つのも、いい。この時期だけのキラキラを共有できた感覚で読後のホンワリ感が半端ない。いつまでも終わって欲しくないし、大学生になってからも就職してからも、結婚してなんなら子供が出来てからも…ずっと関係性が続いていくことを想像してしまう…とにかく、終始幸せな気分のお裾分けを頂いちゃった感じでした。ちょこちょことちりばめられたあるあるネタも面白くてニヤけたな。
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  • 気になってる人が男じゃなかった

    新井すみこ

    テンポがいい
    2025年3月9日
    タイトルのパワーと画角、色味にひかれて無料から。いわゆるトランスジェンダーものや百合ものではないかな。ある才能や興味関心に全振りしたような、不器用でバランスの悪い人っていると思う。それは特別で素敵な個性なんだけど、バランスの悪さゆえに、いわゆる「普通」から「みんな」からいい意味でも悪い意味でも浮き上がってしまう。その事実は、嫉妬などの意識的なものであれ、無知や常識とされるものに根ざした無意識からくるものであれ、周囲の態度や言葉によって繰り返し傷付けられて、自己防衛から、ひとりでは抜け出せない殻に自分を閉じ込めてしまうんだろうな。殻には幾重にも鍵がかかってて、殻を開くのは最終的には自分なんだけど、鍵を持つのは周囲の「理解者」達。時々話の流れを見失いそうになるのだけど、テンポ良くライトに読める感じ。無自覚イケメンなみつきが「自分」や2人の関係性を明確に認識した時どんな風にパワーアップするのか、次が楽しみです。
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  • 野良猫と狼

    ミユキ蜜蜂

    やば
    2025年2月24日
    一気に最初から最新巻まで来ましたが…続きは半年後あたりですか…?お預け感がハンパなくて、萌える。
    周囲のコトバに勝手に揺さぶられては、その都度、真っ直ぐな気持ちをぶつけ合って互いの関係性を深める2人。自分の変化に戸惑いつつ、環が身もココロも少女から女性に羽化していくさまはこの時にしかない美しさだな。描写は直接的ではないけど、関係性が美しくてエロい。そして、成長の過程で当たり前の愛情を受けてこなかった娘にも、ぶっきらぼうながら伝わる言葉と速度と態度で愛情を示しつつ、じっくり彼女の変化を待てる狼は大人でカッコいい。大事にしたいものをキチンと大事に出来る人は年齢関係なく素敵だと思います。かといって紳士過ぎず、ギリ理性保ちつつも、熱情に任せてじわりじわりと確実に関係性をすすめていってるのが、オス感もあってよき。狼が、クールぶってて余裕ないのも、自分の本当の気持ちに気付いては激しく動揺するのも青くてキュンですな。若いっていいね。真っすぐで、一生懸命で周りが見えなくて、美しいです。
    この先の彼らが待ちきれなくて、悶えてますよ。ああ、願わくば、修復不可能な試練がこの先の彼らに待ち受けていませんように。幸せでいて。