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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 愛人を囲う冷徹な伯爵との典型的な政略結婚、そして嫌われからの溺愛、その結末。【シーモア限定特典SS付】

    宝楓カチカ/色素

    胸に迫る大作
    2025年4月1日
    個人的にもの凄く好きな作品です。
    凄く強烈なお話で明るい物語では無いので気力を使いますが何度も読み返してしまう魅力があります。
    とにかく前情報無しで(特に下巻の試し読み無しで)読んで頂きたい。
    因みに自分がこのジャンルの作品に求めているのは状況や心情、行動や表現などが『大人向け』な事です。こちらはまさに綺麗事だけではない人間の多面性を嫌になる程見せてくれる骨太なストーリーです。読了後は世界チャンプのボディブローを喰らったかの様な気分になりますが悔いは無いです。
    残酷な描写があるのでそういった事が大丈夫で心に余裕のある方にぜひ読んで頂きたい大作です。
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  • 人でなしの恋

    沙村広明

    人を選ぶ画集であるが
    2024年8月27日
    タイトル通り、人を選ぶ画集であるが自分はアリだと思う(自分にはこの手の趣味嗜好は無いが)。
    この本はベアゲルダーやブラッドハーレー系列の画集と言えば分かる人は分かってくれると思われる。
    これらの絵が残酷で猟奇的(エログロ)であるけれど何故か美しさも感じるのは作者の画力と美的感覚ゆえなのだと思う。

    これを見て『作者の人格を疑う』様なコメントが見受けられるが、それは見当違いで『スプラッター映画や猟奇殺人の小説を制作してる監督や作者は犯罪予備軍』と言っているの同義だと思う。
    エイリアンの造形作家であったギーガーも当時『私生活や人格を疑われて色々質問された』と彼の奥方が苦笑していたが、そういう事だ。
    制作物は自由であり、全てが健全である必要はないと思う。想像の中だからこそありえない様な表現ができる事もある。

    しかし、確かに『美しい画集』だと思ってコレを見てしまったら酷い衝撃を受けるであろうとは思う。
    マカロンを食べようと思ったら超激辛の闇鍋が出て来る様なモノである(特に試し読みで最初の2、3ページにある、楽しげに戯れる女性達だけを見たらこの様な絵が続くと勘違いしてしまう)。
    もっと分かりやすく内容の説明は付けた方が良いかもしれない。