夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―【マイクロ】
島袋ユミ
このレビューはネタバレを含みます▼
周りに気を遣わせてご機嫌取りされながら仕事するアームよりも、きちんと国の公務をこなすユオ推し。だからすぐに心変わりするヒルマにはガッカリした。国王との約束を条件に公務をサボって幻の花を探すアームか、敵国の奴隷への価値観を変えさせながら自分の体の一部を簡単に差し出してヒルマの為に薬を作るユオか。別にヒルマが生涯子供できなくても幸せだと思う価値観があるならアームなんだろうけど、花が見つからなきゃ結局のとこ生涯逃亡生活か国王との約束を守ってヒルマ以外と子供を作るためにアームは戻るんだよね。アーム嫌いじゃないしキャラとしては好きだけど、どうにも行動が子供過ぎて将来性が見えない。ユオはヒルマ以外の他を考えられないから体の一部を差し出した挙句に、敵国を攻め落として奴隷の価値観まで変えさせる努力してるとかさ、、、好きな相手だけじゃなく身分関係なく民の一人一人までもが幸せになれるように将来を見据えた行動できるユオがグラグラ揺れるヒルマでいーの!?しかもヒルマの気持ちを本当は理解してあげてて、逃げることまで想定して危険が及ばないようにさりげなくネックレス渡してるとか、一途至上主義だから今のヒルマじゃ初めからユオ推しの私が納得できない笑笑。でも初めの頃はヒルマにユオも失礼なことしたからお互い様的な感じなのかな。それでも責任感じて無理に好きなふりとかされたらユオが哀れだから、ヒルマがユオに戻って大切にしてくれるなら揺れない気持ちしっかりもってほしいな