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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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一家に一人、ナギサさんを2020年8月31日バリバリ働く主人公、相原メイ。外ではかなりキリッとしているけど、家事が壊滅的に苦手な彼女を見兼ねた妹により派遣されてきたのが、家政夫のナギサさん。
雇用機会均等法や共同参画社会基本法など、法的には女性も社会に進出するシステムになった現代。生物的な性差はあれどもこなしている仕事や仕事量は男女変わらないはずなのに、なぜか家事=女性の仕事、女性は家事がこなせるのが当たり前、といった捉え方をする人たちも多く、モヤっとする今の風潮に一石を投じる作品なのではないかと思います。
働く女性たるもの、ウチもソトも完璧にしないと、、、なんていう「やればできる子」の呪いを解いて貰いましょう!私のところにもナギサさん、来てくれないかな…(*゚ー゚*) -
何気ない日常の片隅に2020年8月31日ゲイカップルのお話。でも、とりわけゲイだということを強調しない。
ただ、何気ない日常をひたすら描いている。
でも、登場人物はみんな歳を取る。最初は大喜びで食べていた年に一度のご馳走が、気付いたら重たい…なんて表現からも、月日が流れていることがわかる。
彼らの日常の傍らには常に料理がある。無論人間たるもの、食事が不可欠なのはわかるけれど、何気ない日々を描く中で毎回必ず食べ物の描写がある。これがまた美味しそうで、思わず料理の味わいを想像せずにはいられない。
この作品を読んだ後は、なんだか誰かのために料理がしたくなる。
いつまでも、彼らの暮らしが幸せでありますように。漫画だけど、そう願っている。 -
高校生の時に読みたかった!2020年8月1日疫病により男女の立場が逆転。3代家光の頃より将軍も女性に…
読む前は男女逆転だなんてイロモノ、あくまでもファンタジーだなと思っていたのですが、いざ読んでみると史実に基づいた内容がとても多く、勉強になります。
日本史で大学受験を考えている人が読むと、江戸時代の政治史についてすんなり頭に入るので良いのではないでしょうか。
また、さすが少女漫画。人物の感情表現が多く、将軍や幕閣といえども一人の人間なんだな、ということを再認識できます。思わず感情移入せずにはいられません…。
家光とお万の方、家茂と和宮…胸が苦しくなりますね。 -
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