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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • リビルドワールド

    ナフセ//わいっしゅ/cell

    web版と書籍版のいずれもとても面白いです
    ネタバレ
    2021年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私がこの作品の魅力的だと感じる点を5点以下に挙げさせていただきます。

    1点目は、主人公が決して特別な存在ではないという点です。もちろん主人公の素質によって特別な支援が受けられるというのがこの作品の始まりですが、この支援は過去に幾度も前例があり、また形は違えど現状においても主人公以外にも特別な支援を受ける人達が存在しています。
    2点目は、主人公が世界の中心ではないという点です。遭遇する事件事故は主人公や周りの人間にとっては大きなものでも、世界(作品内で言うと東部)では日常茶飯事レベルのことだったりします。
    3点目は、成長ものであると言う点です。主人公が受ける支援は一般にチートとして分類されるようなものですが、一般的なチート作品が地位や名誉を向上させていくのに対して、この作品は生き延びるという一点にのみ焦点を当てています。
    4点目は、モブを見下げないようなキャラ立てをしている点です。成り上がりを扱う作品では、モブに主人公を痛ぶったり蔑んだりさせ、能力や人格を屑にしたキャラ付けの彼らを酷い目に遭わせるというざまあ系が人気ですが、この作品ではそのようなことがありません。
    3点目、4点目の特徴からこの作品は他人より優位に立つこと見下し返すことを気持ちいいと感じるような作品でない所が非常に魅力的な点です。
    最後に5点目ですが、主人公が子供特有の至らなさや暴走を引き起こす点です。昨今は子供大人問わずに主人公なら最強格で人格も完璧(周りを屑に書く作品も含む)という主人公が正義みたいな作品が多い中で、子供主人公が子供らしいのは逆に珍しいのではないでしょうか?

    長くなりましたが、このように主人公が子供相応の言動もして世界の中心でも唯一無二の存在でもなく、他人を見下して悦に入ることはせずに生きていくため愚直に成長するのがこの作品の魅力だと思います。
  • 神童勇者とメイドおねえさん

    望公太/ぴょん吉

    主人公=作者
    ネタバレ
    2020年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは痛々しい。創作物だから世界観は作者の思うままゆえ、その設定全てが主人公に注ぎ込まれている。設定上の能力も背景もその善的側面は主人公グループのためだけに用意されており、ヨイショしすぎて興ざめが否めない。(何にでも秀でている設定や裏切られる設定は最近の定番らしいが)
    おそらくどの巻でも主人公に起因するストーリーしか展開されないと思うと盛り上がりはあまり期待できないだろう。
    ただし、主人公が作者の考える設定や展開を知ってるかのようなストーリー展開は昨今の流行りであり、その手の作品が好きな人には刺さる小説だと思う。
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  • ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

    大森藤ノ/ヤスダスズヒト

    主人公は神造の英雄?
    ネタバレ
    2020年5月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 15巻まで読了。
    主人公ベルの成長をチート級スキルという形で表現した作品。チート成長としては非常に面白い。ベルはおそらく最後の英雄へと駆け上がっていくのだろうが、彼は恩寵持ちのいわゆる「神造」の英雄である。作品の登場人物は大抵恩恵持ちだが、勿論恩寵のない者もいる世界観である。
    メタ的には、恩寵という「ズル」なしで成長した者が真の英雄(たぶん下界降臨以前に妖精等の力を借りてない英雄?)であり、そのような人物(未だ登場せず)をどのように扱うのかは注目していきたい。
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  • 金装のヴェルメイユ ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~

    天那光汰/梅津葉子

    偏りが目立つかも
    ネタバレ
    2020年5月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読了。
    大人の教師の中には悪魔について含蓄がある人が居てもおかしくないが、若輩の生徒の中で、しかも主人公と同じ学院に通っている生徒(会長)が悪魔に見識がありそうなのは世界観が狭い。
    加えて大人であろう敵(式神使い?)の戦い方が搦手などが無さそうでゴリ押しだけと幼稚かな。
  • 聖剣学院の魔剣使い

    志瑞祐/遠坂あさぎ

    新規性はないかな
    ネタバレ
    2020年4月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1-3巻の感想
    主人公が目覚めるまで千年ほどあるけどその千年が薄っぺらい。千年経っても主人公の身内で内輪揉めをしてるだけの内容が続く。世界観や展開が主人公のために用意されたものとなっており、また主人公もなんちゃって悪党で体制側=悪、主人公=被害者のような構図となっている。
    周りを見下げた環境で愉悦に浸るには十分だが、、そうした作品は現在乱立されており、この作品ならではの特異性はあまりない。あえて取り上げるなら年上のヒロインが多いところ(だが、主人公の中身は青年・中年なので実際は年下の少女たちにおじさんが欲情してるだけであることには注意)。
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