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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 近畿地方のある場所について

    背筋

    ホラーか、ミステリかと言われたら
    2025年8月15日
    この作品をホラーのつもりで読むか、ミステリーのつもりで読むかで、読後の満足感が違ってくると思う。
    ホラーのつもりで読むならほぼ満点の作品だろう。薄気味悪さと得体の知れぬ対象への恐怖、『知らないからこそ恐ろしい、しかし知ってしまうことは更に恐ろしい』というホラー特有の恐怖心を描くことが非常に卓越している。
    一方で、ミステリーのつもりで読むといまいち物足りない。読後には更なる謎が残されており、想像力を煽る分、結局残された謎が気になり少し消化不良の感がある。ミステリー特有の「すべて謎が解かれたスッキリ感」を期待していると若干肩透かしだが、それも読者自身が読後も考察を深める要素であると捉えるなら気にならないだろう。

    物語の構成として編集者が謎を追っていく形式でもあったことから、私自身はミステリーとして読んでいたため、最後が少し肩透かしであったことから、評価は⭐︎4とした。
    映像化作品がミステリーになっている可能性もあるだろうか…物語の裾野を広げやすい構成でもある為、観に行きたいと思う。
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  • もいもん

    シュールというしかないポ◯モン漫画
    2025年7月3日
    出てくるネタのシーンのひとつひとつがシュール過ぎて、笑いつつも顔が引き攣る、こんな漫画は初めてでした。
    どこかで見たことのある()設定や世界観でありながら、元ネタにはあえて描かれていなかった厳しく過酷な現実というシリアスな要素が、何故かコミカルに描かれていて、シュールという言葉はこの漫画のためにあるのでは、とまで思ってしまいます。正直、この感覚は他の漫画では得られない唯一無二ではないかとまで思ってしまいます。
    終着点の予想がまるでつかない展開ですが、ぜひこのスタイルのまま長く続いて欲しいです。
  • アデル~全てを奪われた令嬢は復讐を誓う~

    綾瀬/葵井瑞貴

    面白い、けれど設定の甘さが目立つ
    ネタバレ
    2025年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が綺麗で読みやすいです。
    最初に『異能』という重要と思しき設定が出てきたので、異世界ファンタジーのジャンルとして読んでいました。
    しかし、途中で『フランス革命のような市民の武装蜂起』という言葉が出てきた事で、ん??となりました。
    フランス革命の背景には、市民への重税や貴族の奢侈、更には産業の発展などといった様々なファクターが絡むにも関わらず、それらが一切書かれていません。
    主人公も、市民の武装蜂起を止めようとした、というような記載がありましたが、武装蜂起の理由が曖昧なためか、どう止めようとして止められなかったかも分からず、後半に行くほどうーん…と首を傾げる事になりました。
    雰囲気で読み流すならいいのですが、一度疑問を持ってしまうと、時代考証や世界設定などが薄っぺらく感じてしまいます。
    正直、『フランス革命のような』という世界史に実際にあった出来事を異世界ファンタジーに組み込もうとしなければ、そこまで気にならなかったと思います。
  • 絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男

    紺吉

    主人公負けるな!
    ネタバレ
    2024年10月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻まで読みました。前から大好きな作品です。無表情モブ顔主人公があらゆるBL展開を回避していくのが痛快です。
    私自身は、正直BLは苦手分野で地雷も多いため普段は避けるのですが、このお話はギャグでソフトで主人公はきっちり回避していくので普通に笑って読めました。周囲はすごくBLの花が咲き乱れておりますが。

    主人公を応援しているので、弟の友人の子も(ちょっとひどいかもですが)回避できるといいな…と思いながら読んでいます。此処でBLに負けて主人公にも薔薇が咲き始めたら読めなくなるかもなのが不安ですが^^;
    続き楽しみです!
  • 自由気ままな精霊姫

    比良純香/めざし/しょくむら

    人間に期待し過ぎでしょう
    ネタバレ
    2024年10月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読みました。絵はとっても綺麗で読みやすいです。でも、他の方々も幾人か言われてますが、実の母親の性格が悪過ぎ。「私がいなくなった後でも約束を守るか試していた」って、なんだその相手の好意を試す面倒くさい女ムーブは…と思ってしまいました。それに、どんなに好意を持って接しても、その相手が何も反応しないなら愛想尽かして当然ですよ。人間の好意は有限です、返さなければ尽きるのは当たり前。なんなら、働かざる者食うべからずで、収支が見込めない相手なら尚更です。正直、悪役として描かれているキャラが一方的に悪いとは思えない。ヒーロー役は喋らない主人公に好意を抱いているけど、見た目が綺麗なお人形さんが好きなだけでは?と。続きは多分買わないです。
  • お父さん、私アイドルだったんだよ。

    時計

    ラストで凄い泣いた
    ネタバレ
    2022年11月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの作品どれも大好きですが、今回は最後に本当に涙が出ました。
    「ん」しか答えないお父さん、でも本当は心の中ではずっとずっと、誰よりも、娘にエールを送っていたんだね…娘が帰ってきた時、ろくに「おかえり」とも言わずに生返事だったけど、いつも必ず玄関に出迎えに来ていた。
    認知症になって、不器用ながらもその愛情が娘に伝わって、本当に涙が出るくらい、「良かった」って思えました。
    こんな素敵な物語りを、ありがとうございます。
  • 元DV夫と私のその後

    時計

    考えさせられる物語
    2022年7月31日
    DVに対して、ある程度の画一的な指針はあっても、普遍的な答えはないのだろうと思わされました。
    DVはダメ、これは絶対。
    しかし、過ちを犯してしまった人は、許されなくてもどう償うべきなのか。
    そして被害を受けた人は、本当にずっと相手を許してはいけないのか。
    おそらくそれぞれが向き合っていかなくてはならない問題ですね。

    難しい問題ですが、優しげなタッチで描かれた絵で、抵抗感なく読めました。
    この作者さんの作品は、どれも大好きです。
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  • 継母の連れ子が元カノだった

    紙城境介/たかやKi

    義兄妹となった2人の関係に目が離せない
    2022年7月2日
    この作品は本当におススメです。現在9巻まで読了しました。
    甘酸っぱい、そして苦々しさのある恋の過程が瑞々しく描き出されています。
    ただの高校生の恋というには深く自らの想いに向き合い、そして大人というには純粋でひたむきな彼らの恋は、読んでいて他には無い作品だと思わせられます。
    ギャグのような軽快なパートも、読んでいて面白いです。
    是非多くの人に楽しんで読んで欲しいと、レビューさせて頂きました。
  • カカフカカ

    石田拓実

    自分が自分に付ける値段
    2019年4月16日
    値札の話の部分。
    すごくグッサリきた。他人からの評価が気になって、自信がなくて、だからこそせめて「イタい奴」にはなりたくないから、自分から自分の値打ちを下げて。
    我が身につまされるとはこのことか・・・うん、あるよね、よく。
    そんなわけで、続きがとても気になります。
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  • セカイの果て

    牧野あおい

    正しさは必ずしも人を救いはしない
    ネタバレ
    2018年12月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ すごく、とても沢山のことを考えさせられました。現在29歳ですが、きっと、10年前に読むのと5年前に読むのと今読むのとでは、それぞれ違う印象になると思う。追い詰める側の正義と主人公2人の生き方がとてもよく対照的に描かれていました。歳をとって狡さを覚えて、正しさよりも、何を守れるかの方が大事になってくる。なので、追い詰める教師に対して途中で、その正しさは何を守る為なのかと問いたくなりました。その理由も後半示されていて納得。主人公2人に関しては、もう、辛かったね、としか言ってあげられない・・・正しくありたかった、でも正しさは己を守ってはくれなかった。その一言が、とても痛切でした。
  • 腐男子社長

    カエリ鯛

    面白かったです!
    2018年1月21日
    純粋に面白い!と思えました。社会的立場や高い学識のある方々が、いかに人目を忍びつつ男同士のアレコレを楽しんでいるか。非常にユーモアに溢れていて私自身も楽しめました。残念ながら当方は腐っていないですが、こんな方々ともし会えたら、本当に色々とお話してみたいです。(社長なんて普通なら恐れ多いところですが)