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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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見習い聖女かわいい2025年8月8日アイニたんかわいい。ヒロインは悪役令嬢にいじめられるかと思ったら実は悪役令嬢をいじめてて、という悪役令嬢展開もいいのですが、その悪役令嬢にやりかえすヒロインって出てこないかな。それで争いが争いを呼ぶからみんなもうお互いを批判し合うのはやめよう的なレベルに昇華してハッピーエンドとか。他人を批判するのは自分の中に争いの波動があるからだよ、自分の中がドロドロしてるんだよ、とみんなが気づきの境地に至るみたいな。
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何度も読み返す2025年5月5日何度も読み返します。その度に違う発見があります。初めは作者が路上ファイトを実地で体験しているらしきコメントが面白くて博物モノとして楽しみました。今は、人間の習性の描写の深さに目が行きます。男性のプライドの描写(ボクシングの山﨑や空手の長田がとくに白眉です)、とにかくプライドが高く反面"みっともなさ"に敏感な脆さの表現がすごいです。負けても強い相手に"相手にされたか""眼中にあったか"という格闘技、喧嘩の勝敗の世界でなくては描けない男性の本能みたいなものの描写が抜き身のように鋭い。あと、主人公の劣等感、分離感の描写。これは男女問わずの感覚です。伊沢さんショウゴくん、タカさんなど、その人たちに勝っていても尊敬するその人たちとダメな自分は一線を画していて別の世界の人なんだ、と分離してしまう人間の癖。同列に立ちたい、相手にされたい、という依存的欲求がさらなる闘争にかりたてる。そして、喧嘩で渡り合うためには相手を叩きのめしていい相手として分離し切るマインドセット。でも分離の先には分離しかない行き詰まり感。この人間の負のループがとてもよく描かれています。
本当によくやっている、よくここまでやった、と自分で自分を認められるその日まで人間たちの際限ない分離の旅は続く。ヤンキーであってもカタギであっても。 -
中世も現代も変わらない2025年2月11日異端審問官とか代闘士とか中世ヨーロッパの血生臭い職業の人が現代的な身近な感じのキャラで描かれているのが面白かったです。仕事だから、と割り切りながら凄惨なことをやっている。自分が中世にいたら保身と盲信のC教バリバリ信者として生きていたことでしょう。そんな読み方ができるのがこの作品のすごいとこだと私は思いました。
テーマは知を追求する人間の有様について、ですが、目に見えない領域のことを誰かがそういってるからそう信じてる、というあり方って中世も現代もあまり変わらないなという印象が受けました。中世は教会がそういってるからそうなんだ、と思われてて、現代はメディアがそういうから、SNSで信頼してる誰かがそういうから、をみんな信じてる。いまは地動説が信じられてますが、そういうことになってるからで、真実は天動説かもしれない。現代でも地球は平らだと主張する人はいる。人間の集合意識の中である知識が前提になると信念となりそのミラーとして異端という立場をつくりだして社会がなんか酷い感じになってくる。自分なりに疑いを持つということが限られた生き方しかできない人間の最後のフロンティアで人間の質を高めるポイントなんでしょう。現代も時代の移り変わりでいろんな信念や情報が飛び交っていますが、本当にそうなのか?と科学者のように自分なりに問いかける姿勢が今こそ必要なんでしょうね -
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コンビニの制服でバトル2024年3月3日コンビニの服でコンビニ前の駐車場で戦うのがいいネ。同僚が中国人なのもありがちでいいね。
PS.
ツヨシがヒューマンビートボックスのSo-Soに似ていてジワりますいいね
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主人公の腹の肉2023年12月31日主人公の入間くんがヒロインのクララに抱きつかれて腹の肉を揉まれるシーンが印象的でした。動きが機敏でアイドルダンスがキレキレというところで、実写だと完全にジェラードンのかみちいさんに変換されてしまいました。。
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分離を極めて統合へ向かうのか?2022年7月5日始まりは完璧な存在たちのコミュニティ。全員が美しく不老で、個性や能力で補い合う結晶のような世界。無価値感を抱えていたフォスは親的存在である金剛との分離を決定打に仲間との分離を極めていき、執着と敵意と自己破壊ですっかり人間臭くなる。これ以上ない程の分離を極めたのだから、今後どのように統合し、新人類に進化していくか?他力でなく自分で自分を祈れる(救える)人間となれるのか?もしフォスがここまで辿り着けたらこれは全く新しい時代のための寓話になると思う。月人はテクノロジーがあって物事の舵を握っているように見えますが、結局他人をどうにかしないと自分自身を浄化成仏させられない程度の存在です。元が純粋そのものでありながらどん底の経験もしたフォスがどのように自身の本質を取り戻していくか、フォスが他人にぶつけていた闇をどう自分に取り戻すか、私達人間のこれからのあり方が問われる今の時代に相応しい作品だと思います。作者の方、ぜひとも頑張ってください!