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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 青春しょんぼりクラブ

    アサダニッキ

    テンポよくおもしろく、心に残るセリフも。
    ネタバレ
    2018年3月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物それぞれがいろいろな想いを抱え、シリアス展開にもできそうな物語をとてもテンポよくおもしろく描かれています。作者さんによると、3話連載が2巻→5巻…と続いたみたいなので、オッキーの日常女装がすぐに終わってしまったのは残念。男版も好きだけど。
    私は付き合った後も読みたいので、その後もしばらく続いてうれしかったです。むしろ、コメディ感が増して何回か大笑いしました。
    まだ、最終16巻が残っていますが、終わってしまって本当に残念なぐらい大好きなお話でした。
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  • FCルルルnovels 黎明のアルカナ ―始まりの刻―

    鮎川はぎの/藤間麗

    前半はロキとナカバがセナンにいた頃の話
    2018年2月8日
    漫画作者としっかり打ち合わせされた上の小説なだけあって、違和感なく番外編として読むことができた。むしろ、これを漫画化してほしい。
    城に閉じ込められていたナカバもかわいそうだし、ロキはもっと痛く苦しい思いをしてきたことが分かる内容だった。
    漫画では分からなかったロキの新たな一面(意外と交友関係広そう)が分かり、ロキもけっこういい年齢なことから大人なお付き合いも適度にあったんだろうな~と勝手に妄想してしまった。ベラ様の相手もしていたし。
    もう少し挿絵があれば尚よかったです。二時間ぐらいでサクサク読めました。
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  • 黎明のアルカナ

    藤間麗

    二回読んでほしい
    ネタバレ
    2018年2月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一読目は分からなかったロキの心情で読むと、違った見方になった。例えば、9巻でナカバがアルカナを使い過去を覗いているときに、シーザを追うナカバに対してロキがにらむような表情をしているけれど、これはシーザに嫉妬しているのではなく、シーザに惹かれていくナカバに憎しみを抱いているのではないかと思った。砂に流したい想いはナカバへの憎しみ。

    結局は、ロキが「最善を選びとった」話がこの黎明のアルカナという話なのかな。そうすると、1巻目の祝福のキスのくだりですら、ロキに思惑があったのでは(恋心ではない)と思える。ちなみに小説版を見る限り、ロキはナカバ以外のひとたちともそれなりに交流があった模様。そこでは、素の姿だったのかしら。

    読後は本当にやるせない気持ちになった。ロキが死ぬにしても、もう少し何か救いの道があったのではないかと。母を目の前で惨殺され、その痛み苦しみ哀しみを誰とも共有できず、唯一大切にしてきた妹は、母を殺した国王の息子と惹かれ合うことが分かっている。小説版で描写がありましたが、少年時から差別に苦しみ、痛くつらい人生だったでしょう。なのに、最期もひとり。しかも、いつかアルカナで見るであろう妹を想ってのことば。どれだけナカバが大切なの…

    物語としては、リトアネルのその後や、アデルとどのように和解したのか、ロキが指導した旧セナンの様子、亜人は人間を必要としたのか、などが描かれているとより良かったように思う。